2016年12月18日

「アスナロウ」 Aqua Timez

今回はAqua Timezの「アスナロウ」を紹介します。
Aqua Timezの7thアルバム。

「12月のひまわり」のシングルを聴いたとき、いつもと違う感じがした。

Aqua Timezの集大成とも言える様なバラードナンバーだったのだが、それと同時にいつも以上に音色と言葉が響いてくることに気づいたのだ。

Aqua Timezが大きく進化しようとしている。
そう感じた思いがそのまま表れたのが今作「アスナロウ」だ。

一曲目の「アスナロウ」からもう既に飛びぬけている。

大地に響くような骨太の音色。
抑揚を持たせることでそれぞれの音色を引き立てるアレンジ。
現状を冷静に分析しつつ、これからへ向けて自らを鼓舞するようなメッセージ。
そして、サビの圧倒的な破壊力。

これまで19枚のシングル、6枚のアルバム、2枚のミニアルバムをリリースしているわけだが、その今までに無いまた新しい一面をここで聴けるとは思わなかった。

同時にこのアルバムが名盤だと確信した。

シングル曲のクオリティはもちろんだが、全編語りで歌われる「冬空」、民族音楽が印象に残る軽快な「ソリに乗って」、言葉の使い方響き方が頭から離れない「Dub Duddy〜ライブ前日に見た夢〜」、ほぼアコギ一本で歌う静かな「Pascal」など、次々から次へと違う表情見せつつ、それぞれの楽曲に明確な意思を感じさせるているのが素晴らしい。

デビューから10年を過ぎ、いよいよAqua Timezが新たなステージへと進もうとしている。
その意思と意味を感じずにいられない名盤。

ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
「アスナロウ」
「アスナロウ」30秒SPOT

posted by micarosu at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Moonlight J-POP 16年11月篇

今回はサブコンで発表した、2016年11月度のマイベスト10を紹介します。
ダウンロード

続きを読む
posted by micarosu at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | Moonlight J-POP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月11日

「さしすせそズ」 さしすせそズ

今回はさしすせそズの「さしすせそズ」を紹介します。
さしすせそズの1stミニアルバム。

メロディと言葉がとにかく耳に残る。

キャッチーという言葉がしっくりくるのだが、彼らの魅力をその言葉だけで語ってしまうのはちょっともったいない。

例えば「終電ノーサンキュー」。
イントロのギターの音色が格好良いのだが、それ以上に印象的なのは言葉の響き方。

聴いているとこのメロディにはこの言葉響きが欲しいという思いが湧いてくるのだが、その思いを見事に汲んだ様な音と言葉が繰り出させれて来る。
これはセンスと一言で言ってしまっても良いかもしれないが、非常に巧みだと思う。

巧みという点においては、演奏力とアレンジ力という点も注目したい。

キャッチーさは少し間違えるとと安っぽくなる可能性もあるのだが、彼らおいては全くそういったことはない。
イントロや間奏で見せるギターソロやキャッチーさを引き立てるようなアレンジが見事で、ただの聴きやすさではなく一つの音楽として完成度の高いものに仕上がっている。

またライブ感があるのもこのアルバムの一つの魅力。

特に「どす恋物語〜あなたの笑顔にごっつぁんです〜」から「チリ〜南アメリカの細長い国〜」への流れは、どこで曲が変わったのかわからないくらい間髪いれずに次へ移っていく。
こういうのを聴いてしまうとライブでも聴いてみたいと思わせてくれるから面白い。

そして最後には「クリスマスイヴが終わる頃に」というメロディがきれいなバラード曲が待っているという、最後の最後まで飽きが来ないどころか充実すぎる一枚になっている。

さしすせそズ。
その名を知らしめるには申し分ないミニアルバムだ。

ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
「どす恋物語〜あなたの笑顔にごっつぁんです〜」
「Oh!Yeah!!騒動」
「クリスマスイヴが終わる頃に」
全曲視聴動画

posted by micarosu at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月04日

「混結花」 homme

今回はhommeの「混結花」を紹介します。
hommeの初の全国流通盤となるミニアルバム。

これは良い。
すごく良い。

ポップさであったりキャッチーなメロディであったり、彼らの良さはたくさんあるのだが、あえて一言で表すとしたら、綴られた言葉を自然なメロディと歌声で紡いでいることだろう。

特に「記憶旅行」には驚かされた。

爽やかな風を感じるような流れるメロディの心地よさに酔いしれていると、感じる少し懐かしい気持ちと新しい気持ち。
歌詞にはまさにそんな想いが綴られているのだが、意識して聴かずとも自然とそれを感じさせるのは大きな魅力。

この魅力は「one」や「シンプル」にも通じるものがある。

でも彼らの魅力をこれだけで語ることはできない。

これらの楽曲が陽の部分だとしたら、陰の部分を歌った「desire」と「この夜が明けるまで」の存在がとにかく大きい。

欲望や葛藤といった心の奥底にある感情を綴った歌詞ももちろん興味深いのだが、「desire」の1番の短いサビであったり、「この夜が明けるまで」の2番のサビ後の展開など、メロディのちょっとしたフックが楽曲の深みを増しているのが何より面白い。

そしてこの2曲に関しては力強さと格好良さを感じられる演奏も注目である。

最後にはバラードナンバー「君の声のする方へ」は上記の陰と陽の部分が合わさったような楽曲。
基本はシンプルな楽曲なのだが、その中で魅せる壮大さと包み込むような優しさには惹きこまれてしまう。

ミニアルバムなので全6曲と短い内容だが、全ての楽曲が素晴らしく、ミニアルバムとは思えないほど充実した内容になっている。

この一枚は本当に聴いてもらいたい。
とにかく素晴らしく良い。

ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
アルバム「混結花」トレーラー
「シンプル」
「desire」
「記憶旅行」

posted by micarosu at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月27日

「約束をしよう」 碧井愛莉

今回は碧井愛莉さんの「約束をしよう」を紹介します。
碧井愛莉さんの1stシングル。

アルバム「First STORY」で魅せた繊細でありながらドラマチックな楽曲たち。
そのどれもが素晴らしいものだったのだが、そこから更に進化を遂げたのが今回の「約束をしよう」である。

イントロの民族音楽調の音色から一気に惹きこまれてしまうのだが、それと同時に聴き手の心に幻想的な世界が自然と広がっていくのを感じることになる。

始まりはどことなく陰のあるメロディと歌声が耳に残る。
これは今という現状の憂いをどことなく感じさせ、少し切ない気持ちにさせてくるが、その憂いをサビの風が通り抜けて行くような展開がスーッと晴れさせてくれる。

このメロとサビの展開はとても心地が良い。

もちろんそれは楽曲の展開だけでなく、詩に込めれられた感情を乗せる歌声に、今まで以上の深みが加わっていることも大きい。

その歌声の魅力を感じるという点においては、カップリングの「時の旅人」も外せないだろう。

今を生きる中で感じる理不尽や憂鬱といったことに悩む姿。
全ての本質へと問いかけるような言葉は深く、重みがある。

それでも全体を通して希望を感じさせてくれるのは、詩の最後に見せる希望へと導いていく、歌声の表現力によるものだろう。

希望を歌うことは簡単ではない。
でもこの2曲は、本当に伝えたい言葉とそれを届けようとする歌声があるからこそ活きた希望を描いた楽曲になっているのだと思う。

こういう曲は多くの人に聴いてもらいたい。
そう思える楽曲だと思う。

ちなみに、こちらで視聴できます。

posted by micarosu at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする