2020年05月03日

キセキ その18 〜平川地一丁目〜

すっかりお久しぶり(約3年ぶり)となってしまいました、アーティスト特集企画「キセキ〜僕を作った音楽達〜」。
(企画内容とタイトルの意味はこちら

第18弾となる今回は、"平川地一丁目"を紹介したいと思います。

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posted by micarosu at 16:14| Comment(0) | キセキ 〜僕を作った音楽達〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月26日

「平成後悔」 間々田優

今回は間々田優さんの「平成後悔」を紹介します。

全ては「吉川美南」との出会いから始まった。

電車の中で出会った女の子"吉川美南"。
これは勝手に付けた名前なのだが、その空想から広がる一つの物語。

電車から降りて行った彼女がどこに行くかも、どこから来たのかも知りはしない。
でもそのひと時があったことを示す"君の名は、ここにあるから"という言葉で楽曲が締めくくられることで、本来なら関係の無い存在がとても尊い存在になるのがなんとも切ない。

どこか淡々と歌っているようで、その奥に秘めた感情の真っ直ぐさもこの曲の尊さを更に増している。

この名曲を知ったことから、このアルバムを聴き始めることになったわけだが、「吉川美南」という楽曲は間々田優さんの魅力の一つでしかないことに気づかされた。

間々田優さんというと"突き刺し系"と表現されるように、歌と言葉が突き刺さるような楽曲の印象はやはり強い。

「赤い月・ウサギ」はまさに叫び。
雁字搦めの世界で生きていることを強く主張する言葉は響く。

「バカヤロー」も叫びだが、"バカヤロー"の言葉を世界に向かって吐き出しているようでもあり、自分に向かって鼓舞するようにも聞こえるように、生きていくことへ反骨心を見せているのが強い。

でも少し弱気になることだってある。

「平成最後」はふと振り返って寂しくなる様子が描かれているが、今とこれからを大事にしようと決意する姿が印象的。
タイトルには最後と付くが、とても前向きな曲だ。

この「平成最後」は、アルバムタイトル「平成後悔」にも繋がる。

タイトルでは"後悔"と言っているが、収録曲を聴くとわかる通り、後ろ向きな印象はあまり無い。
"後悔"自体は後ろ向きな言葉だが、その後悔を糧にこれからの時代を生きていこうとする強さこそがこのアルバムの核。

平成から令和へ。
平成への想いと令和への決意がここに強く刻まれている。

ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
吉川美南
赤い月・ウサギ

posted by micarosu at 22:25| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月19日

「燦燦 -SUN SAN-」 平川美香

今回は平川美香さんの「燦燦 -SUN SAN-」を紹介します。

燦燦と輝く太陽のような歌。
それを確かに感じることになるだろう。

平川美香さん初のフルアルバム「燦燦 -SUN SAN-」。

この曲で核になる2曲の話を最初にしよう。

一つは「ダイナミック琉球」。

沖縄の名曲のカバーなのだが、大地に響くような力強い歌声と大自然と壮大さを感じさせる音。
ダイナミックの名の通り、迫力とともに想いがガツンと響いてくるのがとても心地よい。

もう一つは「想い唄〜風にのせて〜」。

彼女の代表曲とも言える曲で、繊細な音色の中に見せる寂しさと勇気。
帰る場所があるという強さを胸に、前に踏み出そうとする真っ直ぐな想いが響いてくる。

この2曲を聴くとわかると思うのだが、とにかく歌声が力強く真っ直ぐだ。
言葉とメロディに存在感のあるこの2曲はその良さが際立っている。

かと言って、この路線ばかりでは無いのが彼女の魅力でもある。

「サマー!さまぁー!SUMMER!」では軽快で底抜けな明るさを見せてくれるし、「天使にデブソングを」ではユニークな詩を太い声で聴かせたり、「minori」ではスカのようなリズムに乗せながら反骨精神をコミカルに聴かせてくれたり、歌声の魅力を色んな形で聴かせてくれる。

ただ、どれも暗さは無くて、最終的には前を向いた言葉が並ぶ。
だから聴き終えた時に清々しい気持ちにさせてくれる。

こういうところが"燦燦と輝く太陽のような歌"と書いた神髄。
暗くなりがちな今の時代に、必要な輝きがここにはある。

ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
ダイナミック琉球
想い唄〜風にのせて〜

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2020年04月13日

Moonlight J-POP 20年2月篇

今回はサブコンで発表した、2020年2月度のマイベスト10を紹介します。
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2020年04月12日

「Kitrist」 Kitri

今回はKitriの「Kitrist」を紹介します。

"ピアノ連弾ボーカルユニット"

この言葉を聞くと硬派というかクラシック寄りのイメージを抱くかもしれないが、Kitriの場合は違う。
クラシックな部分を軸に置きつつも、ポップさロックな部分を前面に出している曲があったりするなど、その幅はとても広い。

1st EP「Primo」に収められていた「羅針鳥」は、音が広げる不穏な世界観に立ち向かうような儚くも芯のある歌声とメロディが印象的だった。

かと思えば「さよなら、涙目」では生活に寄り添うような音、言い換えれば暮らしのBGMになるような楽曲を聴かせたり、「鏡」のような童謡のような物語を感じる音色だったり。

「雨上がり」では馴染みやすさ優しいメロディを聴かせつつ、「青空カケル」では息の合ったハーモニーを聴かせてくれたりする。

中でも印象を強く残したのが、アルバムのリード曲でもある「Akari」。

イントロから跳ねるようなピアノの音色が軽快さ感じさせつつも、どこまでも淡々と進んで行く音色には何故か虚無も映す。
この音色が示すのは繰り返される無常。

始まりと終わり。
晴れと雨。
今日と明日。

それを悲しみで終わらせるのではなく、常に新しい光があると響かせることで、一筋の希望を感じさせるのが凄い。

ピアノの音色、アレンジ、二人のハーモニー。
どれか一つでも欠けたら生まれなかったであろう名曲だ。

この曲を聴いたら、Kitriの更なる可能性を感じずにはいられないだろう。

Kitriが魅せる音世界はまだ始まったばかりだ。

ちなみに、こちらから「Akari」が視聴できます。

posted by micarosu at 22:16| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする