2016年12月04日

「混結花」 homme

今回はhommeの「混結花」を紹介します。
hommeの初の全国流通盤となるミニアルバム。

これは良い。
すごく良い。

ポップさであったりキャッチーなメロディであったり、彼らの良さはたくさんあるのだが、あえて一言で表すとしたら、綴られた言葉を自然なメロディと歌声で紡いでいることだろう。

特に「記憶旅行」には驚かされた。

爽やかな風を感じるような流れるメロディの心地よさに酔いしれていると、感じる少し懐かしい気持ちと新しい気持ち。
歌詞にはまさにそんな想いが綴られているのだが、意識して聴かずとも自然とそれを感じさせるのは大きな魅力。

この魅力は「one」や「シンプル」にも通じるものがある。

でも彼らの魅力をこれだけで語ることはできない。

これらの楽曲が陽の部分だとしたら、陰の部分を歌った「desire」と「この夜が明けるまで」の存在がとにかく大きい。

欲望や葛藤といった心の奥底にある感情を綴った歌詞ももちろん興味深いのだが、「desire」の1番の短いサビであったり、「この夜が明けるまで」の2番のサビ後の展開など、メロディのちょっとしたフックが楽曲の深みを増しているのが何より面白い。

そしてこの2曲に関しては力強さと格好良さを感じられる演奏も注目である。

最後にはバラードナンバー「君の声のする方へ」は上記の陰と陽の部分が合わさったような楽曲。
基本はシンプルな楽曲なのだが、その中で魅せる壮大さと包み込むような優しさには惹きこまれてしまう。

ミニアルバムなので全6曲と短い内容だが、全ての楽曲が素晴らしく、ミニアルバムとは思えないほど充実した内容になっている。

この一枚は本当に聴いてもらいたい。
とにかく素晴らしく良い。

ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
アルバム「混結花」トレーラー
「シンプル」
「desire」
「記憶旅行」

posted by micarosu at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月27日

「約束をしよう」 碧井愛莉

今回は碧井愛莉さんの「約束をしよう」を紹介します。
碧井愛莉さんの1stシングル。

アルバム「First STORY」で魅せた繊細でありながらドラマチックな楽曲たち。
そのどれもが素晴らしいものだったのだが、そこから更に進化を遂げたのが今回の「約束をしよう」である。

イントロの民族音楽調の音色から一気に惹きこまれてしまうのだが、それと同時に聴き手の心に幻想的な世界が自然と広がっていくのを感じることになる。

始まりはどことなく陰のあるメロディと歌声が耳に残る。
これは今という現状の憂いをどことなく感じさせ、少し切ない気持ちにさせてくるが、その憂いをサビの風が通り抜けて行くような展開がスーッと晴れさせてくれる。

このメロとサビの展開はとても心地が良い。

もちろんそれは楽曲の展開だけでなく、詩に込めれられた感情を乗せる歌声に、今まで以上の深みが加わっていることも大きい。

その歌声の魅力を感じるという点においては、カップリングの「時の旅人」も外せないだろう。

今を生きる中で感じる理不尽や憂鬱といったことに悩む姿。
全ての本質へと問いかけるような言葉は深く、重みがある。

それでも全体を通して希望を感じさせてくれるのは、詩の最後に見せる希望へと導いていく、歌声の表現力によるものだろう。

希望を歌うことは簡単ではない。
でもこの2曲は、本当に伝えたい言葉とそれを届けようとする歌声があるからこそ活きた希望を描いた楽曲になっているのだと思う。

こういう曲は多くの人に聴いてもらいたい。
そう思える楽曲だと思う。

ちなみに、こちらで視聴できます。

posted by micarosu at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月20日

「来し方行く末」 高橋優

今回は高橋優さんの「来し方行く末」を紹介します。
高橋優さんの5thアルバム。

これからの高橋優の姿。
今までの高橋優さんらしさを活かしつつ、また新たな一歩を踏み出そうとしている様子をアルバム全体から感じることになるだろう。

シングルでもその変化に気づいている人がいると思うが、「明日はきっといい日になる」の思いっきりポジティブな楽曲であったり、「さくらのうた」のような繊細な美しさであったり、「産まれた理由」のようなしみじみと聴かせるウェデイングソングに、「光の破片」のような甘酸っぱい青春を描いた疾走感のある展開の楽曲。

リリース毎にまだ新しい一面を見せてくれるのかというほど見せ付けてくれた。
そして、そのどれもが揺ぎ無い高橋優という存在、感情そのものであった。

だからこのアルバムも間違いないと思っていたが、まさにその通りであった。

「Mr.Complex Man」こそ今まで通りの高橋優さんらしさ全開であるが、「君の背景」、「悲しみのない場所」のような優しいバラードを繊細に聴かせたり、「拒む君の手を握る」のように少し曖昧な感情を描き出すのは珍しい。

強めな言葉が並ぶ楽曲も確かにあるのだが、「アイアンハート」や「Cockroach」のように想いをぶつけつつも決め付けるのではなく、受け止めることで進んで行こうとする姿は、じわじわと感情を揺さぶってくる。

そして最後には、これらの感情を全て受け止めてくれるような「BEAUTIFUL」という壮大な楽曲を待ち構える。
この楽曲はこれまでを経た今の高橋優さんが歌うことで、ここまで活きた楽曲になっているのだろう。

冒頭の言葉に戻るが、これからの高橋優。
それを聴いて感じる最高のアルバム。

これからを歩み始めた高橋優さんはもちろん楽しみだが、まずは今ここにある最高の一枚を楽しんでみてほしい。

ちなみに、下記リンクからアルバムの楽曲が視聴できます。
「Mr.Complex Man」
「BEAUTIFUL」

posted by micarosu at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月13日

「あいたい」 林部智史

今回は林部智史さんの「あいたい」を紹介します。
林部智史さんのデビューシングル。

息を呑むという表現が一番近いかもしれない。

♪あいたい

言葉にすればたった4文字ではあるが、その短い言葉に込められた溢れる感情。
この言葉が歌声として響いた瞬間から、そこには張り詰めた空間が広がる。

それが感じたら、もう耳を傾けるしかない。
いや、耳が自然と傾いてしまうと言っていいだろう。

繊細で深みのある音色とメロディもこの歌声を優しく支えて、歌声の響きと余韻を活かしているのも素晴らしい。

一度聴けばその良さが伝わると思う。
だが、何度も聴くことで、この楽曲が持つ深みをしみじみと感じると、より良さがわかるのではなかと思う。

ちなみに、こちらで視聴できます。



p.s.
このブログにしては珍しく発売時期から遅れての掲載になりますが、10月に発売されたデラックス盤とスペシャル盤で改めて耳にする機会があったため、この時期の掲載となっています。
posted by micarosu at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月06日

「Color」 古澤剛

今回は古澤剛さんの「Color」を紹介します。
古澤剛さんのメジャーデビューシングル。

心に語りかける歌声。
古澤さんの歌声にはそんな力がある。

この「Color」という曲を初めて聴いたときは驚いた。

芯のある歌声が良いなと思って聴き始めていたら、綴られた言葉が真っ直ぐに心に飛び込んでくるのだから。

あなたが居たからこそ見えた色。
あなたが居たからこそ知ることができた色。

この色という言葉の中に詰めた色んな景色や感情。
それが素朴なメロディと歌声に乗って響き渡ったとき、その奥に秘めた想いまで伝わってくる。

それを感じてからは聴き終えるまでは本当に早い。
それくらい歌としての中身が濃くて、時が経つのを忘れてしまうのだ。

唯一無二の歌声。
この歌声から響き渡る感情を味わうには、素晴らしい一曲だ。

ちなみに、こちらで視聴できます。

posted by micarosu at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする