2017年07月09日

「cue」 SAKANAMON

今回はSAKANAMONの「cue」を紹介します。
SAKANAMONの4thミニアルバム。

本当にSAKANAMONなのか。
「テヲフル」を聴いてしまったら、そう思わずにはいられない。

繊細な旋律を奏でながら、丁寧に歌い上げる言葉。
徐々に想いとともに音が重なり、最後のサビで全ての想いを弾き出すように熱く歌い上げる姿は、今までの印象を大きく変えつつ、純粋にその熱量の高さにグッと来てしまうだろう。

この名曲の中で特に印象に残っているフレーズがある。
最後のサビの手前で歌われる「♪前に進む為に歌ってるよ」という言葉。

これは、結成9周年の9と新たにスタートをする為のキューサインの合図のダブルミーニングを持たせたアルバムタイトルとも重なる。

新たに前に進む。
そんないつも以上に強い想いが詰め込まれているのだと思う。

「CATCHY」の単純なキャッチーさを聴かせる楽曲と見せかけて実はトリッキーな軽快さや、「ヘソマガリアの地底人」のようなクセのあるメロディなどにもらしさが見え隠れするのだが、今までより聴かせることに特化している感じがあり、耳に届くと同時に楽曲の良さと深みが味わえるのが印象的。

SAKANAMONの魅力を感じるには十分な一枚ではないだろうか。

ちなみに、下記リンクからそれぞれがの楽曲が視聴できます。
CATCHY
テヲフル

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2017年07月02日

「アノアタリ2」 アノアタリ

今回はアノアタリの「アノアタリ2」を紹介します。

本当に良い曲というのは始まりの一音を聴いただけで心を掴まれる。
「夜の鳥」という曲はまさにそれだった。

夜の不穏な空気と焦燥感が生み出す独特の緊迫感。

迷いや悩みを抱えながらある姿をここで示しながら、サビでそれらを払拭していくように飛びぬけていく歌とメロディ。
その破壊力は想像以上で、一度聴いたら忘れることができない。

また、最後のサビでは感情が今まで以上に強く滲み出ていて、ここも聴きどころ。

このCDにはもう一曲「インスタントガール」が収められているのだが、こちらはまた印象が違うアッパーチューン。

疾走感の中で繰り広げられる言葉の流れるようなリズムと響きが聴かせる心地良さが何より素晴らしいのだが、間奏で魅せる演奏であったり、細部まで楽しめるのが良い。

「インスタントガール」、「夜の鳥」。
どちらもタイプは違えど、アノアタリの魅力を感じるには十分な楽曲だと思う。

ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
インスタントガール
夜の鳥
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2017年06月25日

「街」 吉田山田

今回は吉田山田の「」を紹介します。
吉田山田の12thシングル。

歌いだしから響く"街"という言葉。
力強く、感情を強く押し出したようなその言葉の迫力に驚かされた。

吉田山田というと「日々」のような染みる楽曲やキャッチーな楽曲のイメージが強かったが、今作の「街」は上記の通り歌い出しから感情を強く押し出しているだけでなく、全体を通してロック調でクールに駆け抜けていく疾走感が印象的で、良い意味で彼らのイメージを打ち砕いてくれた。

もちろんそれは歌詞にも言えることだ。

街という多くの人がそれぞれのドラマを生きている場所を舞台として、他人と比較して自分がどうなのかではなくもっと自分らしく生きて欲しいという想いを街が崩壊するケースに例えて綴っていて、聴けば聴くほどにその深さに飲み込まれていく。

曲調の格好良さ、感情の曝け出す歌声、そして深い意味を持った歌詞。
どれを取っても吉田山田の新たな一面に出合うことが出来る珠玉の名曲だ。

ちなみに、こちらで視聴できます。

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2017年06月18日

「Reset」 牧野由依

今回は牧野由依さんの「Reset」を紹介します。
TVアニメ「サクラダリセット」OPテーマ。

始まりは印象的なピアノの音色。
そこには迷いや葛藤、焦燥感のようなものを感じさせる。

でも聴き進めていくうちに、少しずつキラキラとした希望を感じさせる音色が重なりあい、サビの伸びやかで広がりのある歌声が全てを許すように開放感と安心感を与えてくれるのがなんとも心地良い。

またほぼ全編に渡ってコーラスが入っているのが興味深い。
本筋の歌詞を補足するというより、寄り添うような形でコーラスの詩が展開されていて、あなたは一人ではないという包み込むような優しさがあるのも一つの聴きどころ。

希望を感じるという意味では、カップリングの「Colors of Happiness」も聴いて欲しい。

「Reset」と同じく『サクラダリセット』の主題歌(「Reset」は第一クールOP、「Colors of Happiness」は第二クールED)になっているのだが、こちらは何色が本当の幸せなのか葛藤している様子を示す混沌とした世界観が印象的。

その悩みを続ける中で一つの答えを見つけていく姿に、色んな感情が込み上げてくる。
聴くほどにその意味を噛み締めたくなる一曲だ。

今作では歌はもちろんのこと、「Reset」ではピアノ演奏も担当しているだけでなく、「Colors of Happiness」では作詞もしていて、一枚を通して様々な牧野由依さんを堪能することができる。

シングルとは思えないほど充実した内容の一枚だ。

ちなみに、こちらで視聴できます。

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2017年06月11日

「TRANCE」 BOYS END SWING GRIL

今回はBOYS END SWING GIRLの「TRANCE」を紹介します。
BOYS END SWING GIRLの2ndミニアルバム。

良い歌だな。
それが彼らの曲を最初に聴いたときの感想だ。

当たり前の言葉に見えるかもしれないが、良い"曲"というより良い"歌"と表したくなる点に彼らの良さが詰まっているのではないかと思う。

特にリード曲でもある「旅人」が素晴らしかった。

どことなく陰を感じながら歩いて行くようなイントロから、静かに奏でられるギターと歌。
歩んできた道に少しの寂しさと切なさを覚えながらも、歩みを進めながら現状を受け止め、決意を固めていく姿がとても印象に残る。

詩の内容によるところでもあるが、そこで描かれた情景と心情を温かく美しく映し出す音色と歌の力があるからこそ、この曲にはこんなにも鮮やかな色を感じるのだろう。

もちろんアルバムは「旅人」だけではない。

疾走感溢れるメロディから真っ直ぐな光を感じさせてくれる「TRANCELL」に、怪しげな雰囲気を漂わせる「YELLOW」の妖美さに、「或る恋文」の誠実に聴かせる歌もあれば、「アンハッピーブレイカー」の攻撃的な展開で魅せる曲まである。

形は違えど、どの曲からも歌として伝えたいことがわかり、聴いていることが心地良いだけでなく、どことなく安心感も与えてくれる。

こういう風に聴かせる曲が今もあることが嬉しい。
それを感じずにはいられない一枚。

ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
旅人
TRANCELL

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