2017年08月20日

「gloomy box」 オルターリードコード

今回はオルターリードコードの「gloomy box」を紹介します。
オルターリードコードの1stフルアルバム。

巧みな展開と演奏だけでなく、メロディと歌声の儚さから生み出される唯一無二の世界観が印象的だった2枚のシングル「LIKE A STAR」と「センチメンタル・ララバイ」。

これを聴いたときからアルバムが非常に楽しみだった。
満を持してリリースされたこの「gloomy box」はその期待を裏切らないものだった。

まずシングル2曲は間違いないわけだが、「LIKE A STAR」に関してはシングルよりテンポが少しだけ遅くして、深みと広がりを増した音で聴かせる構成がたまらない。

タイトル曲でもある「gloomy box」も聴き逃せない。

どこか懐かしい歌謡曲感を漂わせながらも確かで巧みな演奏力とアレンジで惹きこんでいく。
音の構成につい耳が行きがちだが、これを可能にしている耳に馴染むメロディと儚い歌詞の想いをそのまま歌い上げる声の存在があるからこそ、オルターコードにしか出来ない名曲へと昇華させていることが素晴らしい。

またバラードナンバーも非常に良い。
シングルのカップリングであった「雨の日に・・・」は、アルバムVer.となり雨の日のような少し湿っ気のある空気感に広がっていく音が心地良さを増していたり、「またね、ありがとう。」のような一途な想いが真っ直ぐに響いてきて、切ない気持ちにさせてくれる。

シングルで魅せたセンスはそのままに、音の深みを増してより惹きこませる内容となったアルバム。
名盤。

ちなみに、こちらでアルバムのトレーラー映像が視聴できます。

posted by micarosu at 21:45| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月13日

「luna」 homme

今回はhommeの「luna」を紹介します。
hommeのミニアルバム。

全体を通して感じるのは陰と影。
夜空に浮かぶ星や月といった情景や、人の奥の見えない感情など、様々な形で陰と陰が描かれている。

サウンド面を見てみると、アコギの音色がメインで構成されており、歌詞で描かれる陰と影が音色からも伝わってくるのが印象的だ。

特にしみじみと聴かせる「Days」と「帰り道と満月」は音とメロディだけでなく、その空気感まで愛おしく感じさせてくれる。
流れるようなメロディが印象的な「オリオン座の三ツ星」も同じくだ。

また違った意味で印象的だったのは「流転」と「リスタート」。

「流転」はイントロのアコギとコーラスから怪しげな雰囲気を漂わせて、ミニアルバムの始まりから一気に惹きこんでいく。

決して速くは無い淡々としたリズムの楽曲なのだが、不思議と体が動かしてしまいそうな原動力を秘めていて、聴き終えた後に爽快感を覚えるのが面白い。

続く「リスタート」も決して早い楽曲ではないが、「♪行こう」と繰り返すサビの静かなる闘志を聴いていると、自然と元気になれる。

速い楽曲というのも元気になれるものだが、あえてこのくらいゆっくりのテンポの中にこれだけの熱い想いを響かせるのはすごい。

ミニアルバムということもあって5曲だけではあるが、とても内容の濃い1枚。

ちなみに、こちらでトレーラー映像が視聴できます。

また、今作は全国流通盤ではなく、hommeライブ会場物販/homme ONLINESHOP/山陰各CDショップのみの取り扱いだそうです。
posted by micarosu at 22:31| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月06日

「涙。」 安野希世乃

今回は安野希世乃さんの「涙。」を紹介します。
安野希世乃さんの1stミニアルバム。

透明感のある綺麗な歌声。

アニメ『異世界食堂』のエンディングテーマである「ちいさなひとつぶ」を聴いたとき、それを感じた。

さかいゆうさん作曲による流麗なメロディもこの歌声の良さを引き出すには申し分なく、一度でも聴けばその歌声に虜になってしまうことだろう。

それと同時に、この歌声ならばバラードがとても良く合うのではないかとも感じさせてくれた。

アルバムにはその期待通りの「I remember」や「涙。」、「ねぇ、話をしよう」のようなゆったりとした負楽曲が多数収めれており、その美しい歌声をじっくり堪能することが出来る。

だが、それだけで終わらせないのがこのアルバム。

浮遊感を漂わせながら疾走する「さよならソレイユ」では、星の光のようなキラキラとして芯のある歌声を披露しているし、「悲劇なんて大キライ」ではちょっと低めでクールな歌声まで聴かせてくれる。

この2曲はどちらも存在感ある名曲。
歌声としての魅力はもちろん、アルバムとしての彩りにおいても大きな役割を担っていて、楽曲の幅を広げつつ、ギュッと引き締めてくれている。

バラードだけでなく、アップテンポでも違ったよさを感じさせるなど、一言では語りきれない魅力。
それが詰まったミニアルバムだ。

ちなみに、こちらで「ちいさなひとつぶ」が視聴できます。


posted by micarosu at 21:33| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月30日

「いただきへの、はじまり」 結花乃

今回は結花乃さんの「いただきへの、はじまり」を紹介します。
富士市ブランドメッセージソング。

結花乃さんの地元である静岡県富士市の公式ブランドメッセージソングとして製作されたこの曲。

富士市の景色を描いた詩がとても印象的で、聴いていると自然と情景が目に浮かんでくる。
駿河湾の広い海、製紙工場の煙に岳南鉄道の赤い電車に、そびえ立つ富士山。

そんな街としての魅力もさることながら、その街に住む人が温かく支えてくれていることも綴っているのも印象的。

透明感ある歌声と明るくキラキラとしたメロディも相まって、前を進む勇気と温もりを感じささせてくれる。

カップリングの「特別な場所」は富士で開催された全国工場夜景サミットのために書き下ろされた楽曲で、こちらも富士市の情景、特に工場の夜景が目に浮かぶの印象的だ。

2曲とも富士市を描いた楽曲ということもあり街の良さを感じさせるには十分すぎるのだが、その上楽曲としてもそれぞれ素晴らしく、つい何度も聴いてしまう一枚。
一度聴いてみて欲しい。


追伸。

富士市は仕事の関係で8年住んでいたこともあり、ここで描かれている情景が自然と目に浮かびます。
この楽曲で富士市の良さが伝われば嬉しいなと思います。

ちなみに、こちらで視聴できます。

posted by micarosu at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月23日

「ひとりの世界」 Anna

今回はAnnaさんの「ひとりの世界」を紹介します。
Annaさんのデビューシングル。

張り詰めた空気の中に響く声。

寂しげで切ない感情を奥に抱えつつも、どこか凛として芯のあるその声は、真っ直ぐに聴き手の心に響く。

そしてその言葉が届いたとき、その想いの深さと強さがしみじみ伝わってくるだろう。
ひとりで生きる世界の辛さと寂しさ、それでも光を信じようとする想いが。

これは彼女の歌声が持つ大きな力。

単純な歌の上手さではなく、歌に想いを乗せて届ける力。
それがとてつもなく大きい。

これからももちろん楽しみなのだが、まずはこの名曲「ひとりの世界」をじっくり堪能してみてほしい。

ちなみに、こちらで視聴できます。

posted by micarosu at 21:37| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする