2020年10月25日

「ポストに鍵」 セットラウンドリー

今回はセットラウンドリーの「ポストに鍵」を紹介します。

今までは日常の中にあるドラマと優しい旋律を聴かせるイメージがあったが、今作はもう少し華やかで陰と陽が色濃く出ている印象だ。

詩の面では男女間の心情を歌っていて、「メンヘラヘビーガール」からかなり描かれた心情の個性が際立っているのだが、病んだ詩の雰囲気は感じさせつつ、キャッチーなメロディで聴かせているのが心地よい。

女性の視点から描かれている点では「ポストに鍵」、「Cheek」も同様。

「ポストに鍵」はどこか吹っ切れた疾走感を跳ねるようなリズムで聴かせているのだが、際立っているのはサビの"鍵 鍵 鍵"のコーラス。
ノリの良さからは明るい曲だと思わせるが、根本にある吹っ切れた想いをこういう形で表現するのは面白い。

「Cheek」はホーンの音が入っていて華やかな印象。
cheekを入れて攻めている姿勢が音色からも伝わってきて、色気を感じさせるのは新鮮に映る。

華やかな曲がある反面で、「素直になれない」のようなシンプルな音色で聴かせる楽曲もある。

こういった楽曲があることで、最初に書いた陰と陽が際立っていて、それぞれの心情の個性のコントラストも楽しめる。

リリース毎に楽曲の魅力が増し続けているのだが、ここまで表現力が増すとは思わなかった。
それにより、ずっと聴いても飽きないような聴き応えのある一枚になっている。

ちなみに、こちらで「ポストに鍵」が視聴できます。

posted by micarosu at 21:50| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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