2020年03月15日

「YUZUTOWN」 ゆず

今回はゆずの「YUZUTOWN」を紹介します。

約2年ぶり、通算15枚目のオリジナルアルバム。

CDのリリースとしては実は久しぶりで、2018年の「マスカット」以来。
2019年はCDのリリースが無く、配信でのリリースのみだったので、人によってはすごく久々に感じると思う。

その配信のほうは活発にリリースしていたこともあり、既発曲はかなり多い。
「SEIMEI」、「Green Green」、「マボロシ」、「マスカット」、「公園通り」に、嵐に提供した「夏疾風」のカバーも含めると、アルバムの半分以上が既発曲だ。

ただ言い換えれば、この期間のベスト的な内容とも言えるので、かなり充実した内容になっている。

特に楽曲の幅とゆずらしさ、多彩なアレンジが適度に融合しているのが今作の注目ポイント。

「SEIMEI」は配信の弾き語りバージョンも良かったが、アルバムではかなり大きくアレンジをしていて、大地の息吹を感じるような壮大さが加わったことで、生命の強さをより感じるようになったのが非常に良かったし、「夏疾風」はイントロを聴いただけでは何の曲かわからないほどの力強いバンドアレンジを加えていて、驚きとともにその格好良さに惚れこんでしまったほどだ。

新曲では「チャイナタウン」ような中国感や「イマサラ」のようなインド感が出た楽曲も非常に面白いのだが、「花咲ク街」の日本らしい和の音色と繊細な旋律を聴かせる楽曲は新鮮に聴かせてくれた。

岩沢さん作詞作曲の「まだまだ」も外せない一曲。
ピアノとアコギの旋律が儚く交錯する音色に、岩沢さんらしい叙情的な言い回しとメロディ。

"まだまだ 行こうぜ"
メロでは暗い現実を描きながら、サビではそこに立ち向かうこんな真っ直ぐな言葉を響かせる。

言葉にしてしまうと単純になってしまうのだが、ゆずの2人の歌声で響かせると深みがグッと増すのが魅力だ。

ゆずの最近のアルバムは明るすぎる傾向が強かったのだが、上述の「まだまだ」や「マボロシ」などの陰を持った楽曲があることで、全体的なコントラストが非常に美しいアルバムに仕上がっている。

アルバムにゆずの文字がついたアルバムは名盤ばかりだ。
今作もそこに並べる名盤だと思う。

ちなみに、下記リンクから視聴できます。
花咲ク街

posted by micarosu at 22:27| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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