2020年03月08日

「orbit」 Brian the Sun

今回はBrian the Sunの「orbit」を紹介します。

進化なのか、深化なのか。

彼らの楽曲はリリース毎に深さが増し、輪郭が濃くなっているように感じる。
特に江口亮さんをプロデューサーに迎えてからは特に。

ロックを基調とするバンドサウンドは「SOS」のように重さを感じさせつつ優しく聴かせるものもあれば、「スローダンサー」のようにもっと深く重くも真っ直ぐ聴かせる楽曲も聴き応えがある。

それとは別の軸にポップさも彼らの真骨頂。

「パラダイムシフト」のような跳ねるようなリズムや、イントロから躍動感漂う「サーチライト」の軽快さなどでは真っ直ぐにポップさを感じさせつつ、「星に願いを」は心地よいメロディラインを聴かせているのに、イントロや間奏の構成は少し歪んでいてクセになる音を掻き鳴らしているのも不思議と耳に残ってしまうのも面白い。

ミニアルバムということで収録曲は5曲と少な目なのだが、その内容は上記のように非常に豊かで濃い。
ただ興味深いのは、これだけの内容でありながらバラバラという印象ではなく、どこれも手が届く範囲の楽曲というか、聴き手から見える範囲での遊び心を見せているような印象が強い。

言い換えれば、時に離れたり近づいたりしながらも近くにある存在のような音楽。
それはまさに、タイトルのorbit=軌道に通じるものであり、これこそがこのミニアルバムの核なのかもしれない。

彼らの描く音楽の軌道が近くにあるかは、聴いて確かめてみてほしい。

ちなみに、こちらで「パラダイムシフト」が視聴できます。

posted by micarosu at 21:55| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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