2020年01月12日

「memori」 GOMES THE HITMAN

今回はGOMES THE HITMANの「memori」を紹介します。
GOMES THE HITMANの14年ぶりのアルバム。

シンプルにギターポップを突き詰めると、こういう傑作になるのかもしれない。
そう思えるほどの作品だ。

アルバムとしては実に14年ぶり。
期待と不安があったが、上述の通りの内容なので安心してほしい。

アルバムの始まりは「metro vox prelude」。
アカペラとメトロノームの音だけという構成に驚かされるが、これから幕が上がるというワクワク感と高揚感をどこか感じさせる。

そこから「baby driver」へと続く。

印象的なギターのフレーズから跳ねるようなピアノの音色。
まさに高揚感を音で表したような音色で、先ほどの高揚感が一気に弾けていく。

♪Hey baby driver 僕を連れていけよ
 ここじゃない どこか遠くへ

音の高揚感も凄かったが、この歌いだしも堪らない。

どこか目的地があるわけではない。
ドライバーにゆだねて車を走らせると見えてくる知らない景色に弾む想い。

この言葉自体のワクワク感も良いのだが、あえて運転を自分ではなく、他の誰かを指名していることで、自分一人では辿り着けない新たな場所を目指していることを感じさせるのも面白い。

それは山田稔明さんのソロではなく、GOMES THE HITMANとして新しい景色を見せるよという決意なのかもしれない。

その想いの通り、14年間で磨かれた楽曲たちがお目見えする。

でも良い意味で力が入りすぎていないというか、盛りすぎていない感じがある。

アレンジも工夫しようと思えばもっと壮大な仕上がりにしたり、もっと重厚感ある仕上がりにもで出来ると思う。
そこを突き詰めるのではなく、より自然体のGOMES THE HITMANを聴かせようという感じだ。

だから、聴き心地が非常に良いだけでなく、自然体の言葉が示す通り、生活に溶け込むような楽曲になっていて、例えば運転中であったり、日々の家事をしている時に聴いても非常に心地よい。

こういう楽曲を聴かせることが出来るのが今のGOMES THE HITMANだ。

14年の想いというより、結成から今に至るまでのGOMES THE HITMANの集大成。
珠玉の楽曲たちを堪能してみてほしい。

ちなみに、こちらからダイジェスト視聴できます。

posted by micarosu at 22:46| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。