2019年07月21日

「Keep On Music」 二人目のジャイアン

今回は二人目のジャイアンの「Keep On Music」を紹介します。
二人目のジャイアンの7thアルバム。

二人目のジャイアンというと、やはり華やかで躍動感あるイメージが強い。

ホーンも入った大所帯のバンド編成ということもあり、音の厚さだけでなく、音の幅が広さ、そこから生まれるアンサンブルがとにかく素晴らしい。

そんな彼らの今回のアルバムリード曲は「追憶の体温」。
しっとりとしたバラードナンバーを持ってきた。

ソプラノサックスの音色が哀愁と舞台の開演を告げ、ピアノのシンプルな音色と共に歌が始まっていく。

日常の場面を少しずつ切り取るように響く言葉。
幸せそうなのに、何故か切なさを感じさせる。

途中から一気に開けるようにバンドの音が鳴り始める。

曲の冒頭の言葉と同じようであるけど、よく聴くと目線が違う。
そのときにハッと気づいた。

冒頭の言葉はもう逢えない君目線の言葉であることに。
そして、バンドの音が鳴り始めて以降は現在の心情と追憶が示されていることに。

それに気づいてからは、言葉一つ一つがとても切なく感じる。

更に興味深いのは、曲の最後では逢えないはずの君との会話になっているところだ。
もちろん実際に会話をしているわけではないのだが、それぞれがそれぞれを思いやる気持ちが色んなものを飛び越えて聴こえているようになっていることに、思わず唸ってしまった。

この楽曲を聴いて、彼らがまた次のステップへと踏み出そうとしているのがよくわかった。

もちろんこういった楽曲ばかりではなく、「Hello Hello Hello」のようなバンド感全開の楽曲や、肉を食べたい気持ちをファンキーに仕上げたディスコナンバー「お肉食べたい」、FUNKISTとのコラボ楽曲「ヒットチャートを駆け上がれ」など、バラエティに飛んだ内容になっている。

格好良さと渋さ。
それが交錯する名盤だ。

ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
追憶の体温
Hello Hello Hello
お肉食べたい
one neight dance
ヒットチャートを駆け上がれ

posted by micarosu at 22:07| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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