2018年04月15日

「四畳半レコード」 伊藤俊吾

今回は伊藤俊吾さんの「四畳半レコード」を紹介します。
伊藤俊吾さんの1stアルバム。

正統派ポップス。

キンモクセイとしてもそのメロディのセンスは折り紙つきだが、キンモクセイの歌謡曲の路線とは違い、ソロではよりシンプルなポップスを奏でているのが印象的だ。

「僕がいなくなっても」の最たるもので、懐かしさとともに風を運んで来るような音色とメロディに、伊藤さんの歌声が優しく乗ってくることで、とても軽快で爽やかな音空間を楽しませてくれる。

アルバムということもあり、このようなシンプルなアプローチだけでなく、「はじめの一歩」のようにアコギ主体で語るように歌う楽曲もあれば、「ふかみどり」のように重い音色で渋く深く聴かせる楽曲があったり、「8485〜黒い恋人〜」のようなシンセの電子音を用いたテクノのような楽曲があるなど、一言にポップスと言いながらもその形は様々で、次に何が来るかが非常に楽しみになってくる。

だが、ふと綴られた詩に耳を傾けてみると、案外重いテーマであったり、言葉の中に静けさを漂わせるようなものが多い。
それをこれだけポップに聴かせることができるのは伊藤さんのセンスの賜物だ。

自宅の四畳半の部屋で全て作られたという「四畳半レコード」。
その中には、これまで培ってきたポップスの歴史と、伊藤さんのソロとしての始まりの可能性が詰まっている。

ちなみに、こちらでダイジェストが視聴できます。

posted by micarosu at 21:43| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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