2017年12月11日

「sol」 homme

今回はhommeの「sol」を紹介します。
hommeのミニアルバム。

homme史上最高傑作。
発売前からこの言葉を目にしていたが、その言葉に嘘偽りは無かった。

前作「luna」と対になる今作。
アコギがメインの落ち着いた作品だった前作に対し、今作はバンドサウンドが前面に出た力強い輝きを感じさせてくれる。

まずは「君太陽」だ。

曲の始まりは落ち着いた雰囲気。
これはまさに太陽が今から昇り始める様を示しているよう。

徐々に音が重なりあい、サビでキラリと晴れる展開。
そして、耳なじみの良い流れるようなメロディと秋山さんの優しい歌声で、心地良さだけを残していく爽やかな一曲だ。

続く「365」では、この爽やかさが更に増す。

そしてこの曲はなんといっても歌詞が印象的で、「愛しい」や「ありがとう」といった真っ直ぐな言葉を言わなくなってしまっていることに気づき、大切は言葉はちゃんと伝えようという想いが溢れている。

それをこんな爽やかな曲調で真っ直ぐに歌われたら心を奪われずにはいられない。

ここまで爽やかさを保ってきたが、午後を迎えた「アフタヌーンティースプーン」では違った顔の覗かせる。

イントロから陰を感じさせるギターの音色を響かせたかと思えば、不穏な現状を示す言葉次々と襲い掛かる。
その言葉から良いことばかりではないさという風にも捉えられるが、運命を掴むのは自分次第という力強いメッセージを奥に秘めているように感じる。

ダークでありながら光を感じるという非常に興味深く、一度聴くと虜になってしまうような楽曲。
アウトロも非常に格好良く巧みに聴かせてくれるので、最後の最後まで楽しませてくれる。

「mother」はピアノと歌のみで構成されるシンプルな一曲。
そのシンプルさ故に、母へ贈る言葉が染みるように伝わる温かさがとても愛おしい。

そして最後は「グッバイtoday」。
昇った太陽が沈み、明日へ向かう想いを綴った名曲中の名曲。

初めて聴いたとき、どこか懐かしさのようなものを感じた。
それは何年代の曲というような具体的な懐かしさではなく、誰の心にも潜んでいる心のふるさとのような懐かしさ。

良い日だったらまた明日も良い日であることを願い、悪い日であれば明日は良い日になるように願う。
そんな当たり前の日常。

それを素朴な言葉で綴っていることで、どんな人にも寄り添うことができる歌になっている。

もちろんそれは言葉だけによるものではない。
優しいメロディと歌声、そして印象的に繰り返される"グッバイtoday ハローtomorrow"のフレーズがあるからこそ、耳に残り、心に残る歌になっているのだ。

また、この曲はアウトロも非常に素晴らしく、一度柔らかな音色を聴かせて落ち着くと思わせながら、ギターが語るように入り、重ねるようにコーラスも入れてくることで、余韻に力強いインパクトを残してくれる。

アルバムの最後にこれだけの楽曲が入っていることで、アルバム全体としての印象が更に増す。
こんなに力強さを感じつつ、心地良く聴かせるアルバムは他にはなかなか無い。

homme史上最高傑作。
それと同時にJ-POP史上に残る大名盤だ。

ちなみに、下記リンクから視聴できます。
「sol」trailer映像
「365」MV

補足。
本作は流通盤でなく、hommeライブ会場物販/homme ONLINESHOP/山陰各CDショップでのみ購入できます。
posted by micarosu at 21:52| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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