2015年12月20日

「ブルー・ペパーズEP」 ブルー・ペパーズ

今回はブルー・ペパーズの「ブルー・ペパーズEP」を紹介します。
ブルー・ペパーズの1stミニアルバム。

シティポップの良さ。
それを話そうとしたとき、この一枚ほど必要十分な作品はないかもしれない。

この作品の話をする上で絶対に外せないのが「6月の夢」。

メロディや音の構成の巧みさだけでも唸ってしまう一曲だが、そこにゲストボーカルとして佐々木詩織さんを起用していることで、音楽としての魅力の中に柔らかな広がりという音空間としての魅力が加わり、聴き手の耳に最高の心地よさを残してくれる。

楽曲の魅力と歌声の魅力というそれぞれの良さをここまで引き上げるというセンスには驚かずにはいられない。
そして、こんな素晴らしい楽曲が一曲目から出てくるのだから、聴き進めないわけにはいかない。

彼ら自身が歌う「面影」、「汗は甘い口づけ」、「星空と孤独のマスカレード」では、歌声が音楽に溶け込むように響いてくるの印象的。
「6月の夢」の広がりとは違い、これらの楽曲では音楽としての魅力そのものが感じられる。

やはりここでも彼らのメロディと音の使い方は素晴らしく、こう来て欲しいときにこういう音が来る展開は、ずっと聴いていても飽きが来ない。

最後にはもう一曲ゲストボーカルを迎えた「Calling」が待ち構える。
佐柳太一さんの歌声は深みのあるもので、彼らの楽曲の魅力がまた違うほうから感じられるのが面白い。

最初の作品でゲストボーカル曲が2曲というのは珍しい気もするが、それにより楽曲の良さはもちろんのこと、ボーカルが持つ広がりや深みという魅力が加わることで、また違う良さが出ることまでも印象付けてくれる名盤。

これだけの完成度を誇る作品を作った彼らが、今後どんな作品を聴かせてくれるのか楽しみだ。

ちなみに、こちらでダイジェスト版が視聴できます。

posted by micarosu at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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