2015年07月19日

「バースデー」 アンテナ

今回はアンテナの「バースデー」を紹介します。
アンテナの2ndミニアルバム。

名曲を予感させるイントロ。
そしてその期待通りの展開で聴く者を魅了する名曲。

それがタイトルナンバーでもある「バースデー」だ。

メロディやサウンドは上述の通りだが、この曲の歌詞も素晴らしい。

歌いだしでは始まりを予感させる言葉が耳に残るが、サビへ向かうにつれ葛藤の姿が見えてくる。
日が昇って沈み、また昇る日常の中で愛すべきものは何かと問う言葉は、聴いたときの印象もさることながら、そこから考えさせることでより深みを増す。

彼らはこの考えさせる歌詞が印象に残る。

例えば「各駅停車」。
綴られた言葉は非常に少ないのだが、それを5分以上の演奏の中で断片的に聴かせることで、行間に隠れた情景を聴き手に想像させ、静かに見せる。

想いを言葉にこめるのは難しいことだが、それをこの少ない言葉と演奏によって作り出せるのは素晴らしい。

反対に「ブックメーカー」では疾走感あるサウンドの中で言葉が次々に畳み掛けてくる。
それでも歌詞の中で"足りない"と何度も歌うことに、伝えることの難しさとそれでも伝えることを諦めない姿は力強く映る。

ここでは3曲だけ取り上げたが、他の楽曲でも歌詞の言葉とその行間に込められた想い、丁寧なメロディと確かな演奏が堪能できる。
アンテナの魅力を感じるには十分すぎる一枚にして、名盤。

ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
「バースデー」
「ブックメーカー」
「バースデー」トレーラー映像

posted by micarosu at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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