2015年04月19日

「七色眼鏡のヒミツ」 nano.RIPE

今回はnano.RIPEの「七色眼鏡のヒミツ」を紹介します。
nano.RIPEの4thアルバム。

nano.RIPEはまだまだ進化して行く。
それを感じずにはいられない。

まずリードトラック「こたえあわせ」の全員のコーラスで始まるところから驚かされる。
それだけでなく、複雑な構成、間にSEを使うなど、今までのnano.RIPEにはあまり見られなかった印象的なことが次々と畳み掛けてくる。

それもそのはず。
アレンジはnano.RIPE自身ではなく、クラムボンのミトさんが担当している。

でも、らしさを失っているわけではなく、新たな可能性として聴かせてくれるあたり、絶妙の一言につきる。

このアルバムでもう一曲印象的なのが「神様」。
神社の石段を駆け上がっていく姿が目に浮かぶ哀愁漂う名曲。

こちらもアレンジが彼らではないというのもあるが、瑞々しさやキラキラとしたイメージが強い彼らの中で、この哀愁は新鮮に映る。

もちろん彼ららしい楽曲もアルバムには健在だ。
シングルにもなっている「透明な世界」はこれぞnano.RIPEと言えるアッパーチューンだし、伊藤かな恵さんに提供した「ルーペ」のセルフカバーも、きみコさんの歌声で聴くとやはりnano.RIPEの曲だなと感じる。

スピッツのカバー曲「ホタル」は異色に見えるかもしれないが、インディーズ時代から草野マサムネさんがnano.RIPEの楽曲を絶賛していた経緯もあり、カバーすることは不自然な流れではない。
中でもロック色の強い「ホタル」はnano.RIPEの空気感に見事にはまっていて、何度も聴きたくなる。

最後を飾る「有色透明」はライブオープニングのSEをボーカルアレンジしたという曲。
ふわふわキラキラとした空気感が、アルバムの最後に夢心地にしてくれる。

でも、元々ライブオープニングで流れていた曲なので、このまま一曲目に戻っても違和感無く聴くことが出来る点も、このアルバムの魅力の一つだろう。

カバーあり、新鮮な曲あり、らしい曲もあり。
これだけ様々な楽曲を楽しませてくれる万華鏡=百色眼鏡のようなアルバム。

更に進化したnano.RIPEの楽曲を是非堪能してほしい。

ちなみに、こちらで視聴できます。

posted by micarosu at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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