2014年10月19日

「君の嘘とタイトルロール」 感傷ベクトル

今回は感傷ベクトルのアルバム「君の嘘とタイトルロール」を紹介。
感傷ベクトルのセカンドアルバム。

僕らは感傷ベクトルの魅力をまだ知らなかったようだ。

前アルバム「シアロア」も良い作品だと思っていたが、これはそれを遥かに超えてきた。

一番に感じたのは音の構成が巧みで、洗練されていることだ。

それはシングル曲「エンリルと13月の少年」を聴くとよくわかるが、どこか電子的で独特の浮遊感を持つサウンドは、それだけで聴き手を惹き付ける力がある。
その中で響かせる芯のある歌声とコーラスの心地良さも素晴らしい。

アルバムの中では「光のあと」と並んで、巧みな音構成という点において一際存在感を放っている。

もう一つ感じたのは、楽曲の幅が広がったことだ。

「涙のプール」のような口ずさみたくなる軽快さ、「生者の更新」では綴られた葛藤を包むようなアコギサウンドの上品さ、「終点のダンス」で魅せるピアノとギターの音色が作る陰のある疾走感。

「その果て」のように聴いた瞬間に感じる終末感と希望が交じり合う音に、詩に込めた感情が見事に重なるのも最高だ。

感傷ベクトルが作る音楽の可能性。
それが垣間見える渾身のセカンドアルバムだ。

ちなみに、↓のamazonの商品ページから視聴できます。

posted by micarosu at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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