2014年08月10日

「そんなことどうだっていい、この歌を君が好きだと言ってくれたら。」 ハルカトミユキ

今回はハルカトミユキのミニアルバム「そんなことどうだっていい、この歌を君が好きだと言ってくれたら。」を紹介します。
1stフルアルバム「シアノタイプ」から約6カ月ぶりとなるミニアルバム。

「その日が来たら」。
ミニアルバムはこの衝撃的な名曲から幕を開ける。

始まりから絶望感を漂わせながらも、サビで強く歌われる"その日が来たら"という言葉。
それを聴いた瞬間、これはただの絶望ではないと感じた。

事実最後のほうで"君だけを守る"という言葉が出てきていることから、その日というのは自分自身の殻を打ち破る決意が持てた日と捕らえても良いかもしれない。

その日という希望と、その日が来るまでの絶望。
その言葉のバランスは恐ろしく繊細だ。

でもそれを崩すどころか、サウンド、歌声、メロディの上で絶妙すぎるほど繊細に成り立たせている。
だからこそ衝撃的とまで言える名曲になっているのだろう。

衝撃的ということであれば「かたくてやわらかい」も外せない。
ミユキさんが歌メロを書いたというこの曲は、始まりからダークな雰囲気を醸し出しながら2つのメロディが絡み合うように進行していく特異な曲。

聴いているとどちらが主のメロディがわからなくなってくるのだが、最終的には不思議と一体となっている。
だから決して嫌な感じがないどころか、むしろある種の心地よさを残してくれる。

ここではこの2曲を挙げたが、「赤くぬれ」、「385」、「青い夜更け」もそれぞれに衝撃的だ。
いや、それをあえてここで言う必要はないかもしれない。

「そんなことどうだっていい、この歌を君が好きだと言ってくれたら。」
というタイトルがこのミニアルバムの全てを語っているのだから。

聴いた人が好きだと言ってくれる自信作。
そしてその通りの名盤だ。

ちなみに、こちらで「その日が来たら」のMV視聴ができます。

posted by micarosu at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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