2013年09月29日

「Love letters」 豊崎愛生

今回は豊崎愛生さんのアルバム「Love letters」を紹介します。
豊崎愛生さんの2ndアルバム。

アルバムを聴き終わった瞬間、すごく大人びた印象を受けた。

そういった楽曲が収められているからではあるが、決してそれだけではない。
彼女自身がそれを受け止められるようになったのが大きい。

それを象徴するような楽曲が「CHEEKY」だ。

今までは優しさや明るさが前面に出ることが多かったが、この曲では陰のあるサウンドの中に葛藤が綴られている。
サビで歌われる「♪さみしいよ」のフレーズには、言葉だけでは届かない心の叫びが詰まっているようで、耳にした瞬間に鳥肌が立った。

印象が変わったという意味では、「true blue」も外せない。
軽快なサウンドの「オリオンとスパンコール」からの流れで、突然暗く静かなギターのアルペジオから始まる楽曲。

綴られた言葉数は少ないが、一つ一つの言葉を丁寧に歌い上げることで、その行間までを埋めてくれる。
原田郁子さん作詞、永積崇さん作曲というだけで相当な雰囲気を醸し出していることがわかると思うが、そこに豊崎さんの歌声が最高に溶け込んでいる。

そしてここからの「letter writer」がまた素晴らしい。
「true blue」の流れを汲んだかのように、曲の冒頭ではメロディとサウンドに陰を残し、そこからまた少しずつ明るさを取り戻していく。

単純な明るさではなく、陰があるからこその光を見せることでより綴られた言葉と想いが伝わり、最後まで聴いたときに心が温かくなってくる。

一曲一曲が素晴らしいアルバムなのだが、通して聴くことでそれぞれがそれぞれの良さ更に引き出し、また新たな魅力に気づかされる。

まずは先入観を持たずに聴いてみて欲しい。
きっと聴いてよかったと思える一枚だから。

豊崎愛生 official web site


posted by micarosu at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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