2012年12月09日

「MY DROWSY COCKPIT」 カミナリグモ

今回はカミナリグモの「MY DROWSY COCKPIT」を紹介します。
カミナリグモの3rdアルバム。

アルバム全体に漂う、夢の中のような浮遊感。

物語性の高いカミナリグモの作品の中でも、これほど不思議な感覚にさせてくれたのは初めて。

その一つの理由は、シンプルなアレンジで構成されていること。

例えば「Stray Moon」。

ギターのアルペジオとキーボードの音色を中心に置き、余計な音を入れていないため、凛とした空気感が楽曲全体に広がる。
それは、寒い朝や月といった物語の場面を浮かび上がらせ、主人公の決意を静かに響かせる。

音を足すような遊び心のあるアプローチが多かった彼らだけに、こういう音を引くことで楽曲の良さが際立った作品を出してくれたのはうれしい。

またそれとは逆に、音を足すことで圧倒的な存在感を放っているのが、タイトル曲でもある「MY DROWSY COCKPIT」。

眠ろうとする曲の始まりは静かに。
そして、夢の中の募る想いが色々な音の重なりで表現され、サビの夢が覚める直前の決意で、最高の盛り上がりを見せる。

今までより楽曲の良さが引き立つアレンジが印象的で、完成度を増したアルバム。
一曲一曲だけでなく、アルバムを通して聴いたとき、その世界観と完成度がよりわかるだろう。

ちなみに、カミナリグモ Official Websiteから「あの虹」と「王様のミサイル」の視聴ができます。

posted by micarosu at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック