2011年12月29日

2011年お気に入りのアルバムたち

激動の年だった2011年。
とにかく色んなことがあった年ももうすぐ終わります。

そんな2011年もまた、たくさんのいい音楽に出会うことが出来ました。

そこで、毎年恒例ですが、2011年のお気に入りの曲、アルバムを紹介していこうと思います。

今回はその中から、「2011年お気に入りのアルバムたち」を紹介します。
まずは10位〜6位まで。

10位:「PLACE」 Sound Schedule
9位:「SMASH THIS WORLD!」 カミナリグモ
8位:「カルペ・ディエム」 Aqua Timez
7位:「2-NI-」 ゆず
6位:「Waltz Of Anomalies」 ナノウ

10位は期間限定で再結成したSound Scheduleのアルバム。
新録6曲、リアレンジ2曲、リミックス2曲の合計10曲入りのフルアルバムというボリュームたっぷりな一枚。

それぞれの時間を、それぞれの形で過ごしてきたことで、今だからできる表現。
ただ記念となるアルバムではなく、今の彼らだからできた、サウスケの新たな定番となりうるアルバムです。

9位はカミナリグモのセカンドアルバム。
収録されているそれぞれの楽曲が独特な世界観を持っていて、一曲聴くごとに次の曲ではどんな世界が待っているんだろう?と聴き進めてしまう。
そんな不思議な力を持ったアルバム。

新たなステージへ向かおうとするカミナリグモの今が詰まっています。

8位はAqua Timezの4thアルバム。
静と動。
アルバムを通して息づく鼓動のようなものを感じる一枚。
特に「メメント・モリ」の曲調には驚かされた。

7位はゆずのアルバム。
「2」をテーマに描かれた楽曲たち。
その統一テーマがあるからこそ、一曲一曲はもちろん、アルバムを通して聴いたとき、すごい力を持つ。
素晴らしい完成度のアルバム。

6位はナノウさんのファーストアルバム。
全10編の中に描かれる主人公の絶望と心の叫び。
そのどれもが悲しい想い、悲しい世界を持っているわけだが、その悲しさは聴き手が簡単に聞き流せるものではない。

どこかで自分自身と重なる部分があり、それをどう受け止めるか考えさせられるだろう。
このアルバムは音、歌声、詩、その全てが聴き手に訴えかける一枚だ。


以上、10位〜6位まででした。


それではここからはTOP5の発表。
少しだけコメント多めに紹介します。


5位:「センチメンタルマインド」 ほたる日和

ほたる日和のメジャーファーストアルバム。

聴いていると、どこか暖かさを感じ、懐かしい気持ちになってくる。

それは、描かれる世界がとても日常的な場面であることだけでなく、季節の移り変わりなど、普遍的な場面が多く出てくるからだろう。

アルバムのリードナンバー「春夏秋冬」、CMでも使われ話題となった「季節はずっと」、夏のキラキラしたイメージがぴったりな爽快なナンバー「みらい小説」、紅葉の散っていく場面が印象的な「紅葉の下で逢いましょう」、ノスタルジックに語る音色が響いてくる「さよならマーガレット」にも初夏という言葉が出てきているし、「東京組曲」では寒い冬の描写と、そんな東京でいつか夢という花を咲かせたいという気持ちが心に響いてくる。

センチメンタルな感情が響き渡る13編の物語。

ここには暖かさと懐かしさを感じるメロディと歌声、そして聴き手の心に寄り添ってくれるような曲が待っています。


センチメンタルマインド(初回限定盤)(DVD付)

センチメンタルマインド(初回限定盤)(DVD付)

  • アーティスト: ほたる日和
  • 出版社/メーカー: ファー・イースタン・トライブ・レコーズ
  • 発売日: 2011/11/02
  • メディア: CD




4位:「星の夜の脈の音の」 nano.RIPE

nano.RIPEのファーストアルバム。

「ハナノイロ」、「面影ワープ」といったアニメ『花咲くいろは』の物語を彩った楽曲をはじめ、インディーズ時代に数多くのライブで培われた正統派ギターロックの音楽が存分に楽しめる一枚。

一曲目の「セラトナ」をイントロを聴いた瞬間、このアルバムというより、ライブの幕が開くような独特な緊張感と臨場感が走る。

続く「ハナノイロ」が彩りと疾走感を加え、「雨を待つ」、「15秒」と一気に世界観に惹きこまれていく。

「面影ワープ」といったセンチメンタルな感情が顔を覗かせたと思ったら、「星の夜の脈の音の」がインタールード的に入ることで、一度心を落ち着かせる。

「フラッシュキーパー」が二度目の幕開けという感じに圧倒的な疾走感で聴き手を誘い、「ノクチルカ」でギターの音色に酔いしれ、盛り上がりは最高潮に。

ここから「パトリシア」、「細胞キオク」と続くスローナンバーが流れの余韻に浸らせてくれ、「世界点」、「てのひらのマリー」でnano.RIPEの世界観を改めて感じることができる。

すると、一曲目からまた聴きたくなってしまうから不思議だ。

それは不器用ながらに今を生きていこうとする、詩の世界観がそこにあるからなのだろう。
それがnano.RIPEの良さであり魅力であり魔力でもある。

まずは一度聴いて欲しい。
そして、二度三度とまた聴いて欲しい。

そこには、聴き手の心をに寄り添うような世界がきっと広がっているから。


星の夜の脈の音の【初回限定盤】(DVD付)

星の夜の脈の音の【初回限定盤】(DVD付)

  • アーティスト: nano.RIPE
  • 出版社/メーカー: ランティス
  • 発売日: 2011/10/19
  • メディア: CD




3位「Atlas」 ワカバ

前作から約1年ぶりとなるアルバム。

一曲一曲に広がる日常と心模様。

それぞれがポジティブであるだけでなく、言葉を大切に綴っていることが伝わってくる。

それを一番感じるのが「あかり」という楽曲。
この曲は、内閣府“いのち支える(自殺対策)プロジェクト”キャンペーンソングとなっていて、

ずるしてもいいよ 逃げたっていいよ 負けてもいいよ 
 でも自分を投げ出さないで


と歌う詩に、隣に居てくれるような温かさと勇気を与えてもらえる。
もし本当に自分を追い込んでしまうような状況になったとき、隣にあってほしいなと思う、…そんな曲だ。

アルバム全体を通して、アコギの音色をベースに、キャッチーなだけでなく、時に染みるように、時に爽やかに、時に近未来的さを覗かせる。

「Atlas」の地図帳という意味が示すように、ここに標された地図を見て(聴いて)、次はどんな世界へ連れて行ってくれるのか。
そんな期待をもたせてくれるような一枚です。


Atlas【アトラス】(CD+DVD)

Atlas【アトラス】(CD+DVD)

  • アーティスト: ワカバ
  • 出版社/メーカー: 喝采
  • 発売日: 2011/05/25
  • メディア: CD




2位「リアルタイム・シンガーソングライター」 高橋優

高橋優さんのファーストフルアルバム。

何かすごい一枚に出会ってしまった気がする。

アルバムは、インディーズの頃を彷彿とさせる強い言葉が印象的な「終焉のディープキス」から始まる。
「素晴らしき日常」が続き、高橋さんが描く言葉の力に心を揺さぶれつつ、「福笑い」で知らず知らずに笑顔になる。

「メロディ」で優しい気持ちになって、「希望の道」、「靴紐」で勇気をもらい、「サンドイッチ」で少し凹んで、「ほんとのきもち」で自分の気持ちを改めて感じる。

「虹と記念日」に幸せを感じて、「現実という名の怪物と戦う者たち」で前に進む気持ちをもらって、「少年であれ」で少し悩んで、また前に進もうとする。

とにかく幅が広いというより、色んな顔を覗かせる。
それはやはり、日々を過ごしながら感じた、一人の男の想いが現れてるからだろう。

決して大げさなことを歌っているわけではないし、誰かのために歌っているわけではない。
でも、その言葉に重なる部分がきっとあると思う。

「リアルタイム・シンガーソングライター」
今日思ったことを今日歌う、高橋優さんならではのアルバムだ。


リアルタイム・シンガーソングライター(DVD付き初回限定盤)

リアルタイム・シンガーソングライター(DVD付き初回限定盤)

  • アーティスト: 高橋優
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2011/04/20
  • メディア: CD




1位「Populus Populus」 UNISON SQUARE GARDEN

UNISON SQUARE GARDENの3rdアルバム。

このアルバムの帯にはこう書いてある。
「それでも、それでも明日を探す」

常に自分達の表現したいものを模索した彼らの、一つの到達点ともいえるのが、この「Populus Populus(ポプラ ポプラ)」。
それくらい素晴らしい作品だ。

このアルバムで彼らは、ロックバンドでありながら、ポップという面にも思い切って振っている。

代表的な曲としては、シングルとしてもリリースした「オリオンをなぞる」。
曲の感じや展開などには彼ららしさが存分に出ているが、この曲ではピアノの音を取り込んでおり、タイトルどおりに繊細だけど壮大で広がりのあるような曲に仕上がっている。

この流れを、いい意味で昇華させたのがこのアルバムといえる。

アルバムの前半では今までの彼ららしさ、そして後半にはポップさが前面に出て、最後は「未完成デイジー」、「オリオンをなぞる」、「シュプレヒコール〜世界が終わる前に〜」で終わる。

この展開は今までの彼らを知っている人からは驚かれそうだが、ここには驚き以上の心地よさと安心感を得る。
彼らがポップに振ったら、こんないい音楽ができるのかと。

そう思って改めてアルバムタイトル「Populus Populus」を見てみると、UNISON SQUARE GARDENというロックバンドに、PopをPlusした=Populusという風にも取れる。

そんな彼らの挑戦と確信が詰まった一枚。
文句なしの名盤です。


Populus Populus

Populus Populus

  • アーティスト: UNISON SQUARE GARDEN
  • 出版社/メーカー: トイズファクトリー
  • 発売日: 2011/07/06
  • メディア: CD




以上、「2011年お気に入りのアルバムたち」でした。

それにしても、今年は名盤と呼べるアルバムがとにかく多かった。
本当は10枚じゃ収まりきらないほど、もっと紹介したいアルバムもあったのですが…。
そこは我慢して、厳選の10枚を紹介させていただきました。

もし、これ以外にこのアルバムはいい!というようなのがあれば聞いてみたいので、ぜひコメントしてください。
待ってます。

さて、明日は「2011年お気に入りの曲たち」を紹介していこうと思います。
posted by micarosu at 23:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 一年を振り返る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は年間ランキング発表前なんであんまり言いたくないんですが、

毛皮のマリーズの「THE END」は、去年のロックアルバムの中では名盤だなと思いました。

青春の終わりと、
それでもロックは続いていく、
って感じのアルバムです。


ああ、カエラの新作も大好きですwww
Posted by ナムラ at 2012年01月04日 21:03
>ナムラさん
なるほど。
毛皮のマリーズの「THE END」は名盤ですか。

実のところまだチェックできてなかったので、絶対にチェックします。(年間ランキングつけておきながら何でチェックしていないのか…)

カエラの新作もチェックします!
Posted by micarosu at 2012年01月05日 22:30
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