2008年05月08日

キセキ その7 〜CANCION〜

アーティスト特集企画「キセキ 〜僕を作った音楽達〜」第7弾。(企画の詳細はこちら
今回は“CANCION”を紹介します。“CANCION”は古谷智志と繁本穣からなるアコースティックデュオ。
彼らの音楽はアコギとハモリが特徴だが、普通のフォークとは違うまた新しさがある。
“オルタナ(=新しい)フォーク”という表現も使われている。(公式HPより)

“CANCION”というと、ボーカル古谷さんの歌声が印象的。
優しさの中にどこか強さを持ったその歌声は、どんなタイプの曲でも歌詞がまっすぐに伝わってくる。
聴いている間、すごく優しい時間を過ごすことができる。

また、彼らの楽曲はすごく新鮮。
1stシングル「疾風怒濤/MOMENT」はその代表。

ストリングスが加わっていることもあるが、幻想的で少し怪しげな世界観の曲。
歌詞は単純な前向きな歌詞というより、どんな困難にも打ち勝っていこうという力強さがある。
“CANCION”という新たな世界が切り開かれた名曲です。

2ndシングル「嘘つき」。
イントロからどこか哀愁が漂うこの曲。

互いに本気で疑う二人は
 今まで以上恋人みたいだね
 ウソツキ 本当は全てウソだって言って
 頼りない愛だけど君だけを信じてる


よくない君の噂を聞いたことから始まる物語。
互いを疑うことになるが、このことで自惚れてた自分に気づく。
もう一度自分を見つめ直し、今は君を信じている。
まだ頼りないかもしれないけど。
そんな歌詞。

すごく奥が深くて、聴けば聴くほどにこの世界観に浸っていく。
それくらい聴き手を魅了する歌詞。

また、この歌詞を元に大林宣彦監督により『嘘つき。THE MOVIE』という形で短篇映画化された。
(アルバム「CROSSROAD」に付属のDVDにも収録)

3rdシングル「春風
“CANCION”の代表曲と言える名曲。
春という旅立ちの季節に贈る名バラード。

切ないんだけど、すごく前向き。
余計な音はなくアコギの音色が印象的で、歌詞の想いが歌声に乗ってどこまでも響いていく。
春風のように。

そんな曲です。

4thシングル「青春の影/交差点」。
「青春の影」はチューリップの名曲のカヴァー。
カヴァーなんだけど、まるで自分の歌を歌ってるかのように歌詞が伝わってくる。
色あせることなく現代に蘇ったような感じ。

「交差点」はしっとりとしたバラード。
「♪この思いが君だけに届けばいい」という歌詞がすごく耳に残る。
少しの時間でも一緒にいたい。
そんな純粋な愛の歌です。

デビューから2年。
待ちに待ったファーストアルバム「WEROAD」が発売される。
シングル「疾風怒濤」「嘘つき」「春風」「青春の影」「交差点」はもちろん、「嘘つき」のカップリングだった「I'll be there」も収録。
まさにベストアルバム的な内容でした。

ここから半年経たないうちに、アルバム「CROSSROAD」が発表される。
「WEROAD」に収録されなかったシングルカップリングの「MOMENT」「Beautiful day」「大丈夫」「STARTER」。
そして、CD化されていない人気曲をライブ音源を収録したヒストリーアルバム。
さらに付属のDVDにはシングルのPVや『嘘つき。THE MOVIE』、ライヴ映像、メイキングを収録した豪華版でした。

ですがこの作品の発表後、2006年9月9日原宿アストロホールでのライヴを最後に活動を休止します。

現在、古谷さんはレーベルを移しソロで活動しているようです。
“CANCION”の再開を待ちたいのもありますが、ソロとしても応援したいです。

また彼らの優しい曲を聴きたいものです。

ちなみに公式HPで彼の楽曲が視聴できます。
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