2007年08月02日

キセキ その1 〜Something ELse〜

本日から月1でやっていく新企画「キセキ 〜僕を作った音楽達〜」。(企画の詳細についてはこちら
第1弾は“Something ELse”を紹介します。
(かなりの長文になってますので、読むときは覚悟して読んでください)昨年、デビュー10周年の前日に解散した“Something ELse”。
10年の間にシングル16枚、アルバム6枚、ベストアルバム1枚をリリース。
その全てが名曲だったと思っています。

Something ELse(以下:サムエル)を始めて知ったのは「ラストチャンス」。
雷波少年の企画というのは知らなかったのですが、ランキングに入ってきたのを見て「誰だろう?」と思っていたのを覚えています。
そのため、この時はあまり興味はありませんでした。(嫌いというわけではないですが…)

その後、「さよならじゃない」「あいのうた」とシングルをリリースしてくるうちに、サムエルの世界観に引き込まれてきました。
そして、9枚目のシングル「ウソツキ」発売。
この曲を始めて聴いたときは衝撃を受けました。

今までの明るく爽やかなイメージと違い、哀愁漂う大人(?)な曲で、一度聴いただけではまってしまいました。
歌詞の世界、曲、その全てが一級品で、今でも一番好きな楽曲です。
この時から本格的にサムエルのファンになりました。

続いてアルバム「ギターマン」。
サムエルらしさが前面に出ただけでなく、幅の広さも感じた作品。
後にリリースされるベストアルバムにもこのアルバムから多数選ばれていることからも、このアルバムの良さがわかると思います。

続けてシングル「磁石」「びいだま」。
この2曲は「ウソツキ」の流れからか、哀愁漂う曲が続きました。
「磁石」はカップリングの「蜘蛛の糸」もかなりの名曲で、シングルじゃないのがもったいないくらいでした。
ただ、この頃から売り上げ的には大分落ちてきて、人目につかなくなってきのも事実です。

この中でリリースされたアルバム「光の糸」。
前作に負けないくらい名曲の多いアルバム。
夕立ち」「自転車ラプソディ#1」「光の糸」…。
中でも「光の糸」は一番のおすすめ。

音符「君に逢いたい」と思うことが全ての始まりで
 誰も見えない光の糸はしっかりと僕らを繋いでる


この歌詞が本当に好きです。
「君に逢いたい」と思わなければ何も始まらない。
「君に逢いたい」と思ったとき、それが全ての始まりとなるんですね。

ここからしばらくリリースの間隔が開きます。
心配をしていると、CMからサムエルの曲が流れてきました。

そうです。
ジキニンのCMソング「元気ですか?」です。

音符遠い空に向け 元気ですか?」と歌う歌詞は気持ちがストレートに届いてきました。
決して飾らず、思いをそのまま表した歌詞はかなりよかったです。

そしてシングル「夏のラジオ/元気ですか?」リリース。
CMでは本来のボーカルである大久保さんが歌ってたんですが、CDでは伊藤さんが歌っていました。
これがCMのときよりも切なく、歌詞がより伝わってきました。
これはこれでありだったと思います。(でも、大久保さんのバージョンも聞いてみたかった…)
また、「夏のラジオ」は初めて(だったと思う)歌詞を提供してもらった曲で、サムエルの歌詞とはまた違った世界観が楽しめます。

提供してもらった歌詞だけのアルバム「」を続けてリリース。
先ほども書きましたが、サムエルと違った世界観を持った歌詞にサムエルの曲が見事にはまって新鮮でした。
このアルバムでは「誓い〜God bless our love」「ハリネズミ」が好きです。

2002年でデビュー6周年を迎えるサムエルは自分たちのルーツである国道16号について歌った「国道16」をリリース。
この曲を機に新しい一歩を踏み出すテーマとして“サブ・アーバンミュージック”を提唱。
直訳すれば“郊外型ミュージック”。
身近に感じるような音楽といった感じでしょうか。

このテーマに「国道16」というのは非常にあっていました。
自分たちのルーツというだけあって、歌詞が昔を思い出すような感じになっていて、自分も歌詞の世界が身近に感じました。

続いてのシングル「少年」。
これはまたシンプルなメロディで聴きやすい。
万人に受けそうな曲ではなかったですが、これはこれでよかったと思います。
あと、ギターのコードが3つしか必要ないのですごく弾きやすい曲です。(自分弾けないけど…)

そしてついにリリースされたベストアルバム「TICKET」。
このアルバムはファンのみなさんのリクエストを参考にして選んだというファン一体型のベストアルバム。

ベストアルバムのテーマは通勤・通学で聴くというもの。
そのため2枚組みの1枚目は通勤・通学時に聴く用の「TO THE CITY」。
2枚目は帰るときに聴く用の「TO NATURE」。
この選曲が通勤・通学時には素晴らしいくらいあっていて、今でもよく聴いてます。

ただ、「磁石」「びいだま」等のシングル曲が入ってないのは残念でした。
ベストアルバムのテーマからすると少し外れるので収録されなかったのでしょうが、入れて欲しかったですね。

ベストアルバムからわずか2ヶ月というハイペースでアルバム「風見鶏」をリリース。
このアルバムにはベストアルバムには収録されなかった「国道16」「少年」という“サブアーバンミュージック”を提唱してからの作品を収録したもの。
今までのに比べるとインパクトは薄くなったかもしれませんが、アルバムとしての完成度はかなり高かったと思います。
インパクトは薄いとは言いましたが、「パーフェクトドリーム」「洗濯機のうた」「勇気の花」等、名曲も多い。
何度聴いても飽きの来ない名アルバムです。

続いてのシングル「1M」は大久保さんの作詞によるシングル。
女性の視点から書いた歌詞はとても新鮮で心に響くものがありました。
この曲はのちにシングルDVDとしてFCとライブ会場限定で発売。(解散前には一般に販売もありました)
これもまたいい作品で、「1M」の裏側がわかります。(ただ、今手に入れるのは難しいかな)

次のシングル「あの頃のまま」、アルバム「夏唄」ではカヴァー曲を披露。
「あの頃のまま」はブレッド&バターのカヴァー。
アルバム「夏唄」は夏の曲をテンポのいい曲ではなく、落ち着いた曲中心に選曲。
サムエルらしさが十分に出ていて、なかなかカヴァーアルバムとしては良かったと思います。

また、このアルバムに2曲だけオリジナル曲が収録されていますが、その2曲「夏唄」「夏華(げっか)」は超がつくほどの名曲。
これがシングルで出ていれば…。
そこが少し残念です。

また、このアルバムを最後にサムエルはレコード会社との契約が切れ、自身のレーベルを立ち上げます。
ライブ会場ではライブの定番曲である「バンドワゴン」を含む同名のアルバムを、そしてアルバム「COLOR」を全国発売します。
「COLOR」には「バンドワゴン」、伊藤さんが仕上げたインストゥルメンタル曲「RGB」「セルリアン ブルー」、今井さんのリードボーカル曲「まだまだ僕には」、広沢タダシさん作曲の「くちぶえ」などそれぞれの曲の色がかなり強い作品です。
ただ、これが最後のアルバムとなります。

2006年10月22日。
悲しきノンフィクション」でデビューしてから10年の節目を前に東京国際フォーラムでのライブを最後に解散してしまいした。
このときのライブは盛大に盛り上がったようです。(自分は行けませんでした…)

サムエルの曲は本当に元気が出る曲から切なくなるようなバラードまで、とにかく幅が広かったです。
これだけの曲を作れる人たちはなかなかいないと思います。
そしてその全ての楽曲が、今聴いても決して色あせない。
いつまでも聴き続けられる楽曲ばかりです。

解散は寂しいことですが、メンバーも悩んで決めたことなので、今はそれぞれの活動を応援しています。
また何かしらの形でサムエルの曲に出逢えたらうれしいですね。


最後に…。
思ってた以上に長文になってしまいました。
すいません。
ここまで読んでくれた人はありがとうございます。
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