このアルバムはいわば”ヒストリーアルバム”です。
収録曲は前作「WEROAD」に収録されなかったシングルのカップリングとライブ音源となっています。
シングルのカップリング曲ももちろんいいのですが、なんといってもライブ音源がたまりません

その中にはシングル曲も入っているのですが、やはりライブ音源は違う。
すごく生きた曲を聞くことができます。
最後の「春風」はすごくよかったです。
それにCD化されていなかった曲がライブ音源として収録されていることもいいですね。
これらの曲もすごく生き生きした曲になっています。
これはスタジオ収録では味わえない。
ライブ音源で正解だったと思います。
そしてこのアルバムには収録時間なんと65分のDVDがついているのです。
(特典映像もあるのでさらに40分ほどあります)
こちらもCANCIONの歴史が感じられる一枚。
全シングルのPVから、メイキング、大林宣彦監督作品の「嘘つき。THE MOVIE」、ライブ映像まで入っているのですから。
まさに超大作。
これをCDにつけてくれるとは…。
さすがです。
ただ残念なことにCANCIONはこのアルバムをもって活動休止…。
名曲が多かっただけに残念です。
それにまだまだ音源化されていない曲も多いだろうに…。
でも、解散ではありません

彼らは必ず戻ってくると思います。
その思いがこのアルバムを聞くと伝わってきます。
戻ってくるまでこのアルバムを聞き続けたいと思います。
ちなみにこちらで視聴できます。