2020年08月30日

「ハイライト/ひとりで生きていたならば」 SUPER BEAVER

今回はSUPER BEAVERの「ハイライト/ひとりで生きていたならば」を紹介します。

メジャー再契約。
それは嬉しくもあるが、何となく不安もあった。

"再"とついている通り、一度メジャーの舞台に彼らは立っている。
ただそれは長くは続かず、その舞台から降りている。

もちろん、それは音楽の良し悪しの話ではない。

事実、インディーズになってからの彼らの活躍は目覚ましく、その音楽が評価されるようになったのが嬉しかった。

その中でありながら、再びメジャーという舞台に立つことで音楽が変わってしまうのではないかという不安はあったが、その心配は無かった。

「ハイライト」
これは彼らの集大成とも言える楽曲だ。

イントロにどことなく「らしさ」の面影があったり、インディーズ時代の楽曲のまさしくハイライトのような構成なのは非常に面白い。

詩の面では、常に咲き誇る"ハイライト"のような瞬間を生きていこうという力強さが響いてきて、疾走感ある"らしさ"溢れるロックサウンドど歌声で真っ直ぐに響いてくる名曲だ。

「ひとりで生きていたならば」は対照的に繊細で壮大なバラードナンバー。
"生きる"と"出会い"という彼らの核とも言える言葉を、こちらも真っ直ぐ響かせる。

この2曲は彼らがメジャーという舞台への名刺代わりだ。
舞台が変わってもやることは変わらない。

真っ直ぐに信じた歌を響かせる。
その想いが溢れた1枚だ。

ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
ハイライト
ひとりで生きていたならば

posted by micarosu at 22:46| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月23日

「Brainstorm」 ナナカラット

今回はナナカラットの「Brainstorm」を紹介します。

ナナカラットには何度"集大成"と"最高傑作"という言葉を使わなくてはいけないのか。
今回もまた凄い作品を作ってきた。

リード曲「All Light of the world」はナナカラットらしさ全開。

始まりの
"何度でも行くよ どんな世界でも 永遠だって"
のフレーズは特に強く、かなり気持ちの入った楽曲という感じだ。

この曲同様に力強さが印象的な「Outsider Monster」も外せない。

外だけを見ないで自分自身を見つめ直してほしいというメッセージが詰まっているのだが、ごり(うたれん)さんの男性ボーカルが入っていることで力強さが増していて、今までにない格好良さが垣間見える。

同じくごりさんのボーカルの入った「Synergy」も注目して聴いてみて欲しい。

メロディの存在感も全般的に増していて、「幸せのとなり」や「アイノカケラ」辺りで魅せる王道感に、「陽炎-kagerou-」、「記憶のカケラ」で聴かせる繊細なバラードのメロディの美しさと、どれをリード曲にしても遜色ないほど秀逸だ。

歌詞の面では光と永遠がキーワード。
メロディの良さも相まって、聴いていると希望が湧いてくるのも魅力。

集大成と最高傑作。
ナナカラットの進化は留まることを知らない。

ちなみに、こちらで「All Lights of the world」が視聴できます。

posted by micarosu at 18:54| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月16日

「キミと歯のうた」 平山カンタロウ

今回は平山カンタロウさんの「キミと歯のうた」を紹介します。

図鑑としての活動が終了と聞いたときはとても寂しくなったが、ソロアーティスト・平山カンタロウとしてメジャーデビューの話を聞いた時はとてもワクワクした。

メジャーデビュー作となる今作のタイトルは「キミと歯のうた」。
NHK「みんなのうた」の2020年8月〜9月の曲に選ばれていることもあり、聞いたことがある人もいるだろう。

「キミと歯のうた」は、乳歯の目線から描いたちょっと切ない成長物語。

乳歯として一緒に過ごし見守ってきた日々。
次々に乳歯が抜けて、最後20本目の自分(乳歯)が抜けて遂にお別れとなってしまう。

でもそれは成長の証。

ここでお別れで寂しさが出てくるのだけど、新しい歯に後は任せたというクールな格好良さに、見送って見守ってくれている親心のような心情が入り混ざって、切ない中に温かさを感じさせてくれるのが良いところ。

何より、これを活かす優しいメロディと歌声の存在が大きい。

図鑑時代はもう少し熱の入った歌い方の印象が強かっただけに、この優しい歌には実は少し驚かされた。

でもまだ"平山カンタロウ"は始まったばかり。

これからどんな成長・進化を遂げていくのか、楽しみにさせてくれる一曲だ。

ちなみに、NHK「みんなのうた」のページで視聴できます。

posted by micarosu at 22:07| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月10日

Moonlight J-POP 20年6月篇

今回はサブコンで発表した、2020年6月度のマイベスト10を紹介します。
ダウンロード

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posted by micarosu at 09:45| Comment(0) | Moonlight J-POP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月09日

「UNDER GRAPH 20th BEST 2000-2020」 アンダーグラフ

今回はアンダーグラフの「UNDER GRAPH 20th BEST 2000-2020」を紹介します。

結成20周年。

アンダーグラフといえば、大ヒット曲「ツバサ」を思い浮かべる人も多いだろうか。
リリースは2004年で、そこから実に16年。

その間、メジャーとインディーズを行ったり来たりしていたが、活動休止期間は一度も無く、リリースが無いのも2016年だけと、コンスタントに良作をリリースし続けて来た。

そんな彼らの歴史を辿る2枚組のベストアルバム。

シングル、カップリング、アルバム曲と幅広い選曲をしているのが特徴で、「君の声」や「また帰るから」といったシングル曲が外れているのは結構意外だ。

ただ、通して聴いてみると実に多彩な楽曲があることに気付く。

特に「ツバサ」の印象しかない人にとっては意外に感じる楽曲も多く、「ジャパニーズロックファイター」のような力強いロックナンバーでああったり、「ビューティフルニッポン」のようなアコギ主体の民謡のような楽曲があったり、「風を呼べ」ようにラップが入った楽曲だってある。

これは選曲の一つの狙いなのかもしれない。

嬉しい収録は「ケ・セラ・セラ」と「おけいはんパレード」。

インディーズ時代の「ケ・セラ・セラ」は既に廃盤になっていて、アルバム「日が昇る場所で」で再収録されたが、ベストアルバムに入ったことで聴きやすくなった。

「おけいはんパレード」はメルマガ限定の配布だったので、こちらも収録されたの嬉しい。

また、今年配信限定でリリースした「太陽の手」、「イキル」、先行配信の「ストライド」と新曲「SOS」の4曲も収録されている。
この4曲も非常に良いので、このために買っても後悔しないと思う。

「生き辛さを感じる人達の背中を押していきたい」というコンセプトを貫いてきたバンドの歴史。

ただ一つだけ言えるのは、これがアンダーグラフの歴史全てでは無いということ。

もしこれを聴いてアンダーグラフに興味を持ったら、是非過去の作品も聴いてみて欲しい。
ここの収録曲は彼らの魅力のほんの一部でしかないことに気付くはずだから。

ちなみに、こちらからアルバムのダイジェストが視聴できます。

posted by micarosu at 21:49| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする