2020年02月16日

「風吹く方へ」 ANTENA(アンテナ)

今回はANTENA(アンテナ)の「風吹く方へ」を紹介します。
ANTENAのメジャー1stフルアルバム。

アンテナからANTENAへの改名。
そして、メジャー1stフルアルバム。

ANTENAは確かに新たなステージへと向かっている。

とはいえ、根幹にあるものは大きく変わっていない。

ANTENAが掲げる"ライフソング"。
生活感や日常に寄り添う言葉は印象強く、始まりの「光」で朝を告げ、「study study study」で目を覚ます展開から一気にANTENAの世界へ惹きこんでいく。

また、どこか懐かしいのに新しさを感じる"ニューレトロ"な部分もかなり濃くなっている。
「ごぎげんよう」や「Ephemeral」、「上海ミッドナイト」などは特に。

メロディラインだけを聴いていると凄く懐かしさを覚えるのに、電子的な音が醸し出す浮遊感が不思議な聴き心地の良さを演出していて、気づくと再生ボタンを押してしまうような魔力がある。

歌詞にも変化が見えてきていて、タイトル曲「風吹く方へ」で綴った言葉は、このアルバムの核心とも言える。
"答えなき道"

前作「深い 深い 青」に収録の「ありんこ」でも"旅はまだ途中"と歌っていたが、"答えなき道"はそれよりも目的地が不鮮明なのに、何故か強さを感じさせる。

何かを目指すのではなく、何にでもなれる存在になりたいという感じだろうか。
最後の「大空便」でまさに風吹く方へと飛び立っていくのがわかる。

これからANTENAはどこへ向かうのだろう。
希望を乗せた風はここから吹き始める。

ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
入道雲
Ephemeral
上海ミッドナイト
風吹く方へ

posted by micarosu at 23:11| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする