2019年12月08日

「イキ」 sacra

今回はsacraの「イキ」を紹介します。
sacra結成20周年記念アルバム。

先に言っておかなければならない。
もの凄い名盤であるということを。

sacra結成20周年記念アルバム。
それを聞いた時点でワクワクしていたわけだが、その中身はまさに原点回帰であり、sacraの20年歴史が詰まったベストアルバムのような内容だった。

もう始まりの3曲からエンジン全開だ。

イントロの跳ねるようなピアノ音色からワクワクの始まりを予感させる「Don't let me down」の高揚感に、ちょっと陰のあるメロディと音色で怪しくも弾けるグルーブ感で聴かせる「ヒトツノシンジツ」、少し籠った音が聴かせる憂鬱感に聞き惚れる「憂鬱なランチタイム」。

これだけでも満足と言いたいところだが、こんなものでは終わらない。

武者沙良さや情熱を感じさせる熱い疾走感を持った「トウトイトイ」、「情熱ロマンチック」。

ジャジーで大人びた雰囲気の「蜜月のセプテンバー」の音空間も良いし、真っ直ぐなバラードナンバーの「結局 究極 そばにいる」も良い。

でも、この中で絶対外せない曲を挙げるとしたら「さめないで」だろう。

「回想〜interlude〜」がタイムマシーンのように記憶を辿り、「さめないで」へと流れていくのだが、ここに綴られているのははsacraというバンドの歴史であり、木谷雅という一人の歌うたいの歴史。

17才の路上ライブから始まり、バンド仲間と出会い、切磋琢磨しながらやってきた日々。

上手くいかないことや辛いこともあった。
でも、気づけばステージに立っている自分がいる。

バンドをやっていたから、歌を歌っていたから出会うことが出来たことへの感謝と、これからも続けていきたいという決意。
それが垣間見える名曲。

綴られた言葉の一つ一つがとても響いてくるのだが、その中でも

"今思えば それも含めバンドだったんだな"

の言葉は胸に響いた。

この言葉に詰まった思いは、是非前後の言葉も含めて一度聞いてみてほしい。

アルバム自体も、この「さめないで」のようにsacraの20年の歴史が詰まっていて、集大成と言えるアルバムになっている。

冒頭の繰り返しとなってしまうが、sacra史上最高の1枚と言っていい名盤だ。

ちなみに、下記リンクから視聴できます。
sacra結成20周年記念アルバム「イキ」全曲クロスフェード
さめないで

posted by micarosu at 22:05| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする