2019年03月31日

「MEME」 Brian the Sun

今回はBrian the Sunの「MEME」を紹介します。
Brian the Sunのメジャー3rdアルバム。

濃い。
それがこのアルバムを聴いて感じたことだ。

特に前作がポップな印象が強かったこともあり、今回のロック色の強い感じは少しインディー時代を彷彿とさせる。
「まじでうるせぇ」、「ファストワルツ」辺りの格好良さはその最たるもの。

ライブのような勢いがあるのもアルバムではかなり印象的。
1曲目の「Lonely Go!」から「まじでうるせぇ」はほぼインターバル無しで入ることもあり、驚きとともに臨場感と熱気が伝わってくるのが最高の展開だ。

反対にアルバムの後半の「僕らの未来を照らすためのうた」や「MINT」のゆったりとしたテンポに乗る優しいメロディとシンプルで真っ直ぐな言葉で聴かせ、温かい気持ちにさせてくれるのも堪らない。

と思ったらラストに「MILK」が待っている。
これはかなり異色。

イントロから醸しだされる泡沫と混沌の世界観。
コーヒーに混ざったミルクは元には戻らないという儚さは後ろ向きな雰囲気にも感じるが、儚いからこその美しさのようなものも感じさせる。

この楽曲をあえて最後に置いてあることで、アルバムに強烈なインパクトを最後の最後に残してくれる。

今作では初めて外部プロデューサーとして江口亮さんを迎えていることもあり、今までに無い内容の仕上がり。
音楽と向き合い見つめ直し、更に高めたことで生まれた一枚だ。

ちなみに、こちらでアルバムのダイジェストが視聴できます。

posted by micarosu at 22:02| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月24日

「深い 深い 青」 アンテナ

今回はアンテナの「深い 深い 青」を紹介します。
アンテナの2ndミニアルバム。

"深い 深い 青"

このアルバムにはこのタイトルしかないというくらい見事に内容を表した言葉だ。

描かれた詩の世界。
吸い込まれそうな深みのある音色。
儚くも芯のある歌声。

全体を通してそんな深い深い青の世界観が広がる。

特にタイトル曲でもある「深い 深い 青」は、それらを凝縮した圧巻の楽曲だ。

また今作では、言葉を繰り返す楽曲が多いのが特徴的。
"ラブ"、"ちょーっとだけ"、"深い"、"ベイビー"などは一度聴けば忘れられないフレーズになっている。

中でも最後に収録されている「ありんこ」は飛びぬけている。

冬の凛とした空気を思わすような音色を響かせる楽曲。

ありんこという小さな世界から、大地を響かせるという壮大なテーマを描いているのだが、サビで歌われる"トントントン トントントン"のインパクトがとにかく圧倒的。

このフレーズこそ大地を響かせるという音なのだが、初めは小さかった音が後半になるにつれて徐々に響く音が大きくなっていく展開の妙。

途中に入る"チクタク"のフレーズも同様に印象深く、高まる鼓動のように徐々に早くなる展開に、思わず時を忘れて聴き入ってしまう。

活動再開後のリリースでどんな作品になるかと思ったが、間違いなくアンテナの最高峰と言える内容の一枚。
深い深い青の世界をご堪能あれ。

ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
ラヴ ラヴ ラヴ
深い 深い 青
ありんこ

posted by micarosu at 21:30| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月17日

「Now Loading」 Diamond Lily

今回はDiamond Lilyの「Now Loading」を紹介します。
Diamond Lilyの1stフルアルバム。

"東京発、女性ボーカルアニソン系ロックバンド"

そのキャッチコピーの通り、一度聴いただけで聴く人の耳を掴むメロディセンスは随一。

「存在証明ボイス」というオープニングテーマのように開けていくナンバーに始まり、「刹那ファンタジー」の跳ねる様なリズムとグイグイ引っ張っていくメロディの展開で一気に惹きこんでいく。

こういうノリの良い楽曲も確かに良いが、それだけでは良さは語りきれない。

例えば「Night Walker」。

イントロのピアノのメロディラインから感じさせる流麗さ。
それを聴いただけで間違いなくこの楽曲に惹き込まれるだろう。

闇の中に居たいと歌いながらも、その奥で光を求めている姿を詩の世界観も印象的だ。

壮大なバラードナンバー「コトバ」もアルバムの中では外せない。

言葉を伝えることを一つの文学作品のような詩で響かせる楽曲。
メロディや演奏面はもちろんのこと、ゆーきゃんふらいさんの感情を込めた歌声が堪能できるという点でも聴き応えがある。

1stアルバムでこれだけで楽しませてくれれば申し分ないが、またこれからどんな進化を遂げていくのかも楽しみなってくる一枚だ。

ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
刹那ファンタジー
RAINFALL
Night Walker
正体は冒険者
abstract
激情ノルティア
アフターノイズ
共感覚シグナル

posted by micarosu at 21:50| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月15日

Moonlight J-POP 19年1月篇

今回はサブコンで発表した、2019年1月度のマイベスト10を紹介します。
ダウンロード

続きを読む
posted by micarosu at 00:20| Comment(0) | Moonlight J-POP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月10日

「木馬」 ももすももす

今回はももすももすさんの「木馬」を紹介します。
ももすももすさんのメジャーデビューシングル。

物語のページが開いた。

御伽噺のような幻想的な雰囲気。
可愛い歌声から響き渡る意味深な言葉達。

どれも独創的で、あまり聴いたことが無い世界観がそこには広がっている。

特に興味深いのが言葉の選び方だ。

特に難しい言葉を使っているわけではないのだが、言葉が断片的であったり、よく考えると意味が直接わからないようなものが並んでいる。

だけど不思議なことに、聴いていると哀しい気持ちが伝わってくる。
点のように見える言葉達だが、こうしてメロディと声で歌として響かせることによって、見えなかった想い、強いてはみんなが心の奥に抱えている陰の想いのようなものが伝わってくる。

文学的であり芸術的。
それでありながら、絵本のような親しみやすさも持った名曲。

まずは一度聴いてみる事をオススメしたい。

ちなみに、こちらで視聴できます。

posted by micarosu at 21:53| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする