2017年03月26日

「二百年目の恋」 碧井愛莉

今回は碧井愛莉さんの「二百年目の恋」を紹介します。
碧井愛莉さんの2ndシングル。

背景に見える名曲「鈴音-RinNe-」の存在。

続編的作品と銘打ったり、メロディを踏襲していこともあり、「鈴音-RinNe-」の楽曲の存在を強く感じるのだが、聴くと雰囲気が異なっていることに気づくだろう。

それは歌詞によるものが一番大きい。

「鈴音-RinNe-」は寂しさがそのまま切なさを表していたのに対し、今作は孤独な想いとそこから進もうとする希望と決意が描かれている。

"生きてく時代は選べないけれど"
の詩はその中でも強く耳に残る。

その言葉の通り生きていく時代は選べないけれど、それを嘆くのではなく、この時代だからこそできることがあるはずだという言葉を聴けば、少なからず心を動かされるだろう。

それは詩だけによるものではない。
より深みを増した歌声の表現力、繊細に聴かせる壮大なサウンドなど、音楽としてだけでなく歌としての深みが増していることも大きい。

リリース毎に楽曲の深化に驚かされているが、また一つ深化を増した名曲が生まれたようだ。

ちなみに、こちらで視聴できます。

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2017年03月19日

「カーテン・ナイツ」 Lee&Small Mountains

今回はLee&Small Mountainsの「カーテン・ナイツ」を紹介します。
Lee&Small Mountainsのデビューフルアルバム。

思わず踊りだしてしまいそうなリズムとグルーブ感。
お洒落で軽快な音色。
そして、素朴ながら芯のある歌声。

それらが織り成す音楽が凝縮されたアルバムがこの「カーテン・ナイツ」だ。

「Teleport City」や「Power」は最たるもので、特に聴き込んだりすること無く、聴いた瞬間からその音楽の持つ力に惚れこんでしまうだろう。
言葉にすると単純なことだが、これを実際に音楽として成立させた才能は素晴らしいの一言だ。

また、「タイムスリップ」や「I can't stand the rain」のような落ち着いた楽曲では、深みのある音色と歌声を聴かせるなど、アルバム全体を通して一言では語りきれない多くの魅力、音楽の力を感じることができる点も興味深い。

まずは何も考えずに一度聴いてみて欲しい。
きっとその良さに気づくはずだから。

ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
Teleport City
Power

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2017年03月18日

Moonlight J-POP 17年2月篇

今回はサブコンで発表した、2017年2月度のマイベスト10を紹介します。
ダウンロード

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2017年03月12日

「火曜11時45分」 パンパンの塔

今回はパンパンの塔の「火曜11時45分」を紹介します。
パンパンの塔の4thミニアルバム。

「火曜日のサスペンス」のとんでもない存在感。

サスペンス的な怪しさを醸し出すイントロだけでも虜にならざるを得ないわけだが、意味深な言葉を繰り出すメロから短い1番のサビへの展開、アコギの心地良い存在感、最後のサビ前のミステリーな雰囲気から、最後のサビで更に畳み掛ける展開など、楽曲構成そのものに何が繰り出されるかわからないサスペンス的要素があって、終始ハラハラドキドキしながら一気に楽しめてしまう楽曲になっている。

歌詞のセンスは相変わらずすごすぎて語りきれないのだが、水曜日と木曜日をミステリーと表現している点は、楽曲のタイトルから考えるとニヤッとしてしまう。

ミニアルバム全体でも変わらないセンスを発揮していて、「ちょうちん」のような朗読と歌が織り交ざった楽曲や「ろくでなスイング」で魅せる耳なじみの良いメロディなどは変わらず素晴らしい。

その中でちょっと違う意味で存在感を放っている「心臓」に注目してみてほしい。

こんな真っ直ぐな歌も歌えるのかと驚くほど真っ直ぐな歌で、悲しみでもう終わろうとしているあなたの心臓に向けて、何も無い一日だけど一所懸命生きている姿を見せる姿に、自然と涙腺が緩んでしまう。

クセのある楽曲が多いから目立つということも無くはないが、やはりこういうシンプルな楽曲を聴かせるメロディとサウンド、歌声の力が無ければ成り立たない。
それが彼らには間違いなくあるんだということを改めて感じることができた一曲だ。

変わらないセンスと深みと表現力を増したサウンドと歌声。
こんなのもう素晴らしいとしか言えない名盤だ。

ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
火曜11時45分トレーラー
火曜日のサスペンス
ちょうちん

posted by micarosu at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月05日

「ノスタルジー」 モノクロパンダ

今回はモノクロパンダの「ノスタルジー」を紹介します。
モノクロパンダ初の全国流通盤となる1stアルバム。

全体を通して漂う陰。
でも何故か耳に馴染んでしまうという不思議な魅力を持ったバンド、モノクロパンダ。

その魅力が最も分かるのが「ツキノクニ」だろう。

イントロの爽やかな印象から明るい曲を想像させておきながら、歌い出しから意味深な陰を感じさせる。
その世界観だけでも酔いしれてしまうのだが、この陰を持ちながら最高に跳ねるサビへの展開がたまらない。

でも、それだけでは終わらない。
最後のサビ前に一度無音状態を作ったり、最後には鬱な感情をありったけぶつけるなど、耳に馴染む音色とメロディと鬱な感情の融合が、切なくも心地良く聴かせる不思議な力を持っている。

MVを見たときからこれはアルバムも面白そうだと思ったら、本当にその通りだった。

「ツキノクニ」よりももう少し攻撃的に攻める「光泥棒」や、切なさいっぱいなのに温かさを感じさせる「4月のエンドロール」などの不思議と心地良く聴ける楽曲に、「いろはにほへと」のような電子音が響く楽曲も楽しく聴くことが出来る。

物語性を持ったという意味でも素晴らしい楽曲ばかりで、特に「金魚」で描かれる人を愛して人になろうとした金魚のお話は読んでいるだけでも悲しくなるのに、張り詰めた音色の中で歌声という形で響かせたら、それ以上に切なくなって仕方が無い。

本当に素晴らしい楽曲ばかりなのだが、もう一つ素晴らしいのが価格。
12曲入りでまさかの500円という破格の設定。

楽曲は申し分ないので、もしお店で見つけたら是非手に入れて聴いてみて欲しい。

ちなみに、こちらで「ツキノクニ」が視聴できます。

posted by micarosu at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする