デビュー記念日にリリースされたミニアルバム。
目に浮かぶのは家族の姿。
約3年ぶりのオリジナルミニアルバムとなる今作。
その間に結婚・出産を経たこともあって、その愛のかたちを描いた温かい一枚になっている。
全体を通してその愛のある歌詞が印象に残るのだが、それは言葉そのものだけでなくメロディも今まで以上に耳に残りやすいものになっていることも大きい。
それもあって歌詞カードを見ることなく聴いてみても、愛らしい家族の姿が目に浮かぶようになっている。
中でも「ただいま。」という名曲は存在感を放っている。
家族、そして家庭という存在の大切さが滲み出る言葉達。
「ただいま」という言葉で安らぐ場所があるいう想いを、シンプルな言葉と包み込むような歌声、そして情緒溢れるメロディが優しく繊細に響き渡らせる。
この温かさは様々な経験をしてきた今の植村さんでなければ出せないものだろう。
だからこそ、より一層心に響いてくるのかもしれない。
タイトルの通り色んな「愛のかたち」が詰まったミニアルバム。
こういう温かさが溢れるアルバムもすごく良い。
ちなみに、こちらで「ただいま。」が視聴できます。