今回はThe quiltの「ロマンチックを叫びだす」を紹介します。
The quiltの1stミニアルバム。
叫ぶような歌声。
そこにはとてつもない熱情がこもっている。
それでいて耳に馴染むメロディを聴かせるので、一度聴けば忘れることなんてできない。
その最たるは「爆裂ロマンチック」だ。
激しく掻き鳴らすサウンドと歌声が届ける熱さ。
でも、どことなく繊細で臆病な一面も垣間見える。
そのとき気づくだろう。
この楽曲の表現そのものが「爆裂ロマンチック」だと。
熱い日本語詩やメロディだけでも十分素晴らしいのだが、これら全てを含めて楽曲全体でロマンチックを伝えようとしていることが何より格好良い。
「ロマンチックを叫びだす」というアルバムタイトルも、この曲を聴けば自然と納得してしまう。
もちろんアルバムはこの曲だけではない。
「ナナナ、アイロニー」、「パラメトリック」、「ダイヤモンド」、「散々通り」、「天国への手紙は届かなくても、僕らはたまにそれを書くんだろう」、「あの日を」と次々と攻めてくる。
美しく熱い日本語ロック。
その熱情を聴いて感じてみて欲しい。
ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
「爆裂ロマンチック」
「パラメトリック」
「ダイヤモンド」