2016年03月06日

「底なしの愛」 アンテナ

今回はアンテナの「底なしの愛」を紹介します。
アンテナの3rdミニアルバム。

聴けば聴くほどに呑みこまれていく。
まさに「底なしの愛」の姿がそこにはあった。

軽快なテンポとメロディの構成からは明るいイメージを持つのだが、聴こえてくる歌詞の言葉からは切なさが滲み出てくる。

いつも通りだけじゃ物足りない。
もっと深い愛=底なしの愛が欲しいという正直な想いこそがこの曲の真髄で、それをこういうテンポに乗せる事で、その求め続けている貪欲な気持ちがより伝わってくる味わい深い一曲だ。

この曲はもちろんだが、今作では歌詞だけでなく、音の表現力が確実に増しているのもわかる。

「負け犬と呼ばれて」のイントロのギターの圧倒的なインパクト、そしてサビのほとんどでコーラスが入るという構成も印象的で、一度聴けば頭から離れない。

「クラゲ」のような現代の混沌とした音の世界観はそれだけでも聴き入ってしまうものだが、歌詞の内容に合わせるように少しずつ歌声にも音にも光が見えてくるので、とても心地よく聴くことが出来る。

アンテナの良さである深い歌詞とメロディはそのままに、これだけ表現力を増されてしまったら、素晴らしい以外の言葉が見つからない。

毎作名盤だと思っていたが、今作もまた名盤だ。

ちなみに、下記のリンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
「底なしの愛」
「クラゲ」

posted by micarosu at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする