2016年03月27日

「プリテンダー」 荒井岳史

今回は荒井岳史さんの「プリテンダー」を紹介します。
荒井岳史さんの2ndフルアルバム。

より精度を上げた繊細さ。
それを持ち合わせながら、型にとらわれない幅の広い音楽を聴かせてくれる。

「あの夏のイリュージョン」のようなどことなく懐かしい爽やかな音楽に、「ダンス・ウィズ・ザ・ワールド」のような踊りだしたなるリズムに跳ねるようなメロディの楽曲、「花火」のような普遍的なメロディで耳に馴染むバラードと、聴けば聴くほど色んなタイプの楽曲に出会うことが出来る。

その中でも圧倒的に印象が強いのが「あきらめの街抜けて」。

「23:55〜あきらめの街〜」で街の雑踏の音が響く中で静かにアコギの音色を聴かせ始め、そこから「あきらめの街抜けて」の語るようなギターのイントロへと繋がっていく。

混沌とした音色は今生きる世界を示し、歌声が連れてくるその世界の先へ行こうという気持ち。
楽曲が伝えるその感情がとても繊細で、心に染み入るように伝わってくる。

まさに聴かせる楽曲。
この楽曲は今はもちろんのこと、何年経っても聴き続けられると言っていい。

これだけの名曲と幅の広い楽曲を聴かせてくれる一枚を、聴き逃す理由はない。
この一枚で荒井岳史さんの良さを感じてもらえればと思う。

ちなみに、こちらで「あきらめの街抜けて」のPVが視聴できます。

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2016年03月24日

Moonlight J-POP 16年2月篇

今回はサブコンで発表した、2016年2月度のマイベスト10を紹介します。
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2016年03月20日

「F 守りたい君へ」 木山裕策

今回は木山裕策さんの「F 守りたい君へ」を紹介します。
木山裕策さんのカバーアルバム。

久々に木山裕策さんの歌声が聴ける。
ここ数年リリースが無かったこともあり、またあの歌声を聴くことができることが何より嬉しかった。

今回はカバーアルバム。
とはいえ、一曲目には新曲「旅立ち 〜home2016〜」が収録されている。

「home」の名前が含まれていることからもわかるように、大ヒット曲「home」の続編とも言えるこの曲。

綴られているのは大きくなった子供の成長を嬉しく思いつつ、一緒に生きてきたことへの感謝。
それを歌う木山さんの歌声が優しく真っ直ぐ響いてきて、聴いていると守られているような安心感を与えてくれる。

「home」の頃から感じていたが、木山さんは愛、特に家族への愛を歌うときの感情の溢れ方が半端ない。

このカバーアルバムにも木山さんの歌声の魅力を感じる作品が多数収録されているが、やはり家族への愛を歌った曲が特に胸に響く。

その最たるは「僕が一番欲しかったもの」と「誕生」だろう。

「僕が一番欲しかったもの」は原曲より明るく爽やかな印象で、大切な人が喜んでくれることが何より嬉しいという気持ちが自然と染み渡るように感じることが出来る。

「誕生」は生まれてくる大切な命への想いを綴った曲で、まさに木山さんの歌うテーマにぴったりの曲。

想いの深さは「home」に匹敵するもので、自身の子供への想いをどこか重ねていることがどことなく伝わってくる。
だからこそ、こんなにも聴き手の心に響き渡るのであろう。

元々名曲ではあるが、木山さんの歌声が乗ることでより名曲になっていることが素晴らしい。

このカバーアルバムを聴いて改めて感じた木山さんの歌声の魅力。
そしてそれと同時に、また新しい曲も聴いてみたい、そう思わせてくれる渾身の一枚だ。

ちなみに、こちらで「旅立ち 〜home2016〜」が視聴できます。

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2016年03月13日

「Hello Hello Hello」 斉藤利菜

今回は斉藤利菜さんの「Hello Hello Hello」を紹介します。
リード曲が初のバラードとなるシングル。

思わず聴き入ってしまう。
本当に良い歌というのは、聴き手をそうさせる。

「私たちのストーリー」という楽曲はまさにそれだ。

柔らかな音色が広げる優しい空間に響く、透き通るようでありながら芯が強い歌声。
それだけでも美しいが、歌声に乗る"ただそれだけでいい"が、言葉以上の真っ直ぐな想いを運んで来る。

それを聴いていると、温かな気持ちになってくる。

メロディだけでもできない。
言葉だけでもできない。

斉藤さんの歌声でこの想いを届けるからこそできる歌の姿が、この曲にはある。

もちろんそのメロディセンスも素晴らしい。

例えばカップリングの「「Hello警報」」。
繰り返される"Hello警報"とそこに続く言葉のメロディが格好良くて心地良く、一度聴けば忘れることができない。

「紙飛行機」の流れるようなメロディでは飾らない歌声が強調され、綴られた言葉そのものが伝わってくるのも魅力。

リード曲がバラードとなるのはこれが初めてということだが、その意味がわかる渾身の一枚。
一度でも聞いてもらえれば、その良さがわかるはずだ。

ちなみに、こちらで「私たちのストーリー」が視聴できます。

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2016年03月06日

「底なしの愛」 アンテナ

今回はアンテナの「底なしの愛」を紹介します。
アンテナの3rdミニアルバム。

聴けば聴くほどに呑みこまれていく。
まさに「底なしの愛」の姿がそこにはあった。

軽快なテンポとメロディの構成からは明るいイメージを持つのだが、聴こえてくる歌詞の言葉からは切なさが滲み出てくる。

いつも通りだけじゃ物足りない。
もっと深い愛=底なしの愛が欲しいという正直な想いこそがこの曲の真髄で、それをこういうテンポに乗せる事で、その求め続けている貪欲な気持ちがより伝わってくる味わい深い一曲だ。

この曲はもちろんだが、今作では歌詞だけでなく、音の表現力が確実に増しているのもわかる。

「負け犬と呼ばれて」のイントロのギターの圧倒的なインパクト、そしてサビのほとんどでコーラスが入るという構成も印象的で、一度聴けば頭から離れない。

「クラゲ」のような現代の混沌とした音の世界観はそれだけでも聴き入ってしまうものだが、歌詞の内容に合わせるように少しずつ歌声にも音にも光が見えてくるので、とても心地よく聴くことが出来る。

アンテナの良さである深い歌詞とメロディはそのままに、これだけ表現力を増されてしまったら、素晴らしい以外の言葉が見つからない。

毎作名盤だと思っていたが、今作もまた名盤だ。

ちなみに、下記のリンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
「底なしの愛」
「クラゲ」

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