2015年01月25日

「おんがくの時代」 momo

今回はmomoの「おんがくの時代」を紹介します。
momoの2ndミニアルバム。

輝きを放つロック。

骨のあるのサウンドを聴かせてくれつつも、優しさや繊細さに透明感、さらには聴きなじみやすさや楽しさといったところまで含んでいて、聴き進めるごとにその音楽が放つ輝きに惹き込まれていく。

中でも圧倒的に輝いていたのが「君の空」。

流れるようなメロディに、繊細に掻き鳴らされるバンドサウンドが映す空。
その中を駆け抜けていくsuguruさんの真っ直ぐな歌声が、とても心地よく耳に残る。

またこの曲は歌詞の内容とサウンドの展開が何より素晴らしい。

歌いだしのギターの音だけで歌われる"君の空"はどことなく雲がかかっているのだが、進むごとにこの雲が晴れていく。

最後のサビで一度音を減らしてから再度音が戻ってくる演出の中で歌われる"君の空"は、まさに澄み渡る青い空。
しかもそれは目を閉じて開いた瞬間のきらめいた空のようで、何度でも浸りたくなる愛おしい感情までも聴き手に与えてくれる。

こんな繊細な楽曲を聴かせてくれた彼らだが、ミニアルバムの中には軽快なリズムとサウンドで聴かせる「おんがくの時間」や、疾走感溢れるロックナンバー「愛はノンフィクション」、「いくつもの夜をこえて」のような楽曲もあり、一枚を通してとにかく感情を楽しませくれる。

このミニアルバムは是非一度手にとって聴いてみて欲しい。
その素晴らしさがわかるはずだから。

残念ながら解散が発表されているのが何とも惜しい限りだ。

ちなみに、こちらで「君の空」のMVが視聴できます。

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2015年01月18日

「You're Not Alone EP」 pertorika

今回はpertorikaの「You're Not Alone EP」を紹介します。
pertorikaの1stEP。

冬から春へ。

それは「You're Not Alone」の冬の物語から「さよならと桜」の春の物語へと流れていくアルバムの進行そのもののことではあるが、心まで冬から春に変えてしまうような温かさが溢れているという意味も含んでいる。

また単純な季節感だけでなく、一曲ごとに景色の見せ方を変えていることも聴き逃せない。

「You're Not Alone」の軽快なリズムに踊りだしそうな気持ちを演出しながらも、最後に残す切なさとのギャップに胸を打たれたり、「午前6時のメリークリスマス」では冬の空気感の中で静かに、でも確かに響く幸せ感に愛しさを感じさせてくれる。
「季節がまた終わる」の流れるようなジャジーな楽曲がこれからの季節への期待感を煽りながら、「さよならと桜」の春という季節ならではの始まりと終わりを、繊細な音楽とそこに深みを与えるコーラスが優しく包み込む。

わずか4曲ではあるが、その4曲でこんなにも温かい気持ちにさせてくれる。
これから春にかけてまた何度も聴きたくなる一枚だ。

ちなみに、pertorika websiteから視聴できます。

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2015年01月11日

「ポリオミノ」 やなぎなぎ

今回はやなぎなぎさんの「ポリオミノ」を紹介します。
やなぎなぎさんの2ndアルバム。

華やかな明るさ。

やなぎなぎさんというと、どちらかと言えば内向的な曲のイメージが強かったが、今作では明るさを感じる楽曲が多く見える。

その明るさは言葉として綴られたものはもちろんだが、楽曲の音の魅せ方によるところも大きい。

「polyomino-intro-」と浮遊感漂う楽曲でアルバムが始まったかと思えば、続く「トコハナ」の攻め立てるサウンドで聴き手を一気に惹き付ける。

その後も「ファラウェイ・ハイウェイ」、「Sweet Tracks」という疾走感のある格好良いナンバーを聴かせつつ、「landscape」のようなキラキラのポップナンバー、「2つの月」のようなスタイリッシュな楽曲、「テトラゴン」のような電子音を心地よくかき鳴らす楽曲、「逆転スペクトラム」のようにシンプルだけど奥深い楽曲をを織り交ぜながらアルバムを彩っていく。

この彩りがとても華やかで、聴き手の心を明るい気持ちへ誘ってくれる。

アルバム後半はシングル曲、タイアップ曲になった落ち着いた楽曲が多めだが、前半で感じた煌きを持った聴き進めることにより、元々聴いていた楽曲とは違う印象を与えてくれるのが面白い。

それは逆にも言えることで、これらの楽曲を聴いた後にまたアルバムを最初から聴いてみると、また印象が変わる。

それぞれの楽曲がその他の楽曲を彩る。
組み合わせ次第で幾通りの形にも変化する、音楽で綴ったポリオミノというパズルのような一枚。

一曲一曲の素晴らしさを感じるだけでなく、自分なりの聴き方で楽しむとより一層好きになれることだろう。

ちなみに、ポリオミノ Special Siteから視聴できます。

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2015年01月04日

「スキマスイッチ」 スキマスイッチ

今回はスキマスイッチの「スキマスイッチ」を紹介します。
約3年振りとなるニューアルバム。

ちょっと違うアプローチを見せてくれた前々作「ナユタとフカシギ」、前作「musium」とは違い、久々に初期のようなスキマスイッチらしさが見えた今作。

シングルでもある「パラボラヴァ」のスキマスイッチワールド全開の明るくポップなナンバーから、「僕と傘と日曜日」のようなシンプルなバラード、「蝶々ノコナ」のようなクセになるメロディとサウンドの構成はまさに初期の彼らを彷彿とさせる。

でも、ただ懐かしいというだけではない。

一曲目の「ゲノム」の少し攻撃的で直球な歌詞で惹き込み、「life×life×life」のシンプルな音色に聴き馴染み易い言葉を乗せるセンスで誘惑しつつ、彼らの一つの到達点ともいえる「星のうつわ」の繊細で壮大な音楽で聴き惚れさせてくれる。

「スキマスイッチ」という名の通り、彼らの今の魅力ではなく、今まで培った全ての魅力を凝縮したアルバム。
これは良い。

ちなみに、スキマスイッチ OFFICIAL WEBSITEから視聴できます。

posted by micarosu at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月01日

2014年お気に入りまとめ

明けましておめでとうございます。

今年も週一のペースですが更新を続けていこうと思います。
10年目を迎えた「マイナー時々メジャーな音楽」をよろしくお願いいたします。

さて、年末から続けていた企画の最後です。
2014年お気に入りまとめ」として、昨日までのランキングを一覧にまとめましたので、よろしければご覧ください。

ではランキングをどうぞ。

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posted by micarosu at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 一年を振り返る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする