2014年07月27日

「turtle」 シュリスペイロフ

今回はシュリスペイロフの「turtle」を紹介します。
約3年ぶりのリリースとなるミニアルバム。

なんでこのバンドを知らなかったのだろう。
MVが公開されていた「朝ごはん」を聴いた瞬間、その後悔から始まった。

日常感と脱力感を表現しながらも、確かな演奏力とサウンドが骨組みを支えていることで、空気感としても音楽としても素晴らしいものになっている。

こういうものは狙って出来るものではなく、ある種の才能だと思う。
その直感は間違いではなく、このミニアルバムを手にして聴いたとき、彼らの音楽は本物だと感じた。

まず一曲目の「下着と日々」。
ミディアムテンポのナンバーを一曲目に持ってくるというのは、それなりの自信がなければできない。

その自信を覗かせるように、静かに語りかける言葉と演奏技術で聴き手を魅せる。
そこから名曲「朝ごはん」へと流れれば、もう彼らの音楽から離れることは出来ない。

「小説」は静かな構成で、「檸檬」ではダークさを前面に出しつつ、後半ではともに攻めるような音構成になっていて、そこには格好良いという言葉しか出てこない。
「どうでもいい」はイントロから攻めるギターの音色に引っ張られる形で、クセのあるメロディラインの波に乗せられてしまう中毒性の高い一曲。

ここまであっという間に聴けてしまうのだが、それは5曲と少なめということよりも、やはりその音楽に聴き惚れるうちに時間が経つのを忘れてしまうことのほうが大きい。
それくらい秀逸な音楽といえる。

正直もっと聴いてみたい。
でもまずはこの秀逸な音楽に浸っていたい。

ちなみに、シュリスペイロフ OFFICIAL WEBSITEから「朝ごはん」と「檸檬」の視聴ができます。

posted by micarosu at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月20日

「未来は続くよどこまでも」 アンダーグラフ

今回はアンダーグラフのミニアルバム「未来は続くよどこまでも」を紹介します。
アンダーグラフの再メジャーデビューアルバム。

温かみのある音楽。
それは一曲目の「明日は続くよどこまでも」を聴いた瞬間に気づく。

京阪電車「おけいはん」CMイメージソングとなっているこの曲は、軽快なリズムに乗せた前向きなメッセージが印象的で、聴いていると楽しい気持ちにさせてくれる。

アンダーグラフというと「ツバサ」の印象が強く、哀愁や切なさを思い浮かべる人が少ないと思うが、決してそれだけではない。
メジャーからインディーズに移り、歌うことの意味を真摯に見つめ直し、前作「7+one 〜音の彩り〜」では7名の人気プロデューサーとコラボするなど、自分たちの奏でる音楽を高めてきた。

その一つの集大成、再メジャーというタイミングで、明るさや楽しさを前面に出してきただけのこと。
だから決して奇をてらったものではなく、少しずつ進化してきたアンダーグラフの今をここに詰めこんだことが聴いているとわかる。

「僕らが奏でるその訳は、、、。」はまさにそれを表した楽曲で、この10年の想いを少しだけ哀愁をこめた音楽に乗せることで、その想いが真摯に伝わってくる。

「ai-shi-tai」や「ハジマリ」など、夢や始まりへの想いが綴られた詩も印象的で、最後の最後まで幸せな気分で聴かせてくれるミニアルバムになっている。

アンダーグラフがこれからどんな未来を見せてくれるのか楽しみにさせてくれる、新たな始まりを告げる一枚だ。

ちなみに、こちらから「明日は続くよどこまでも」のPV視聴できます。


posted by micarosu at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月13日

「アルミニウム」 パンパンの塔

今回はパンパンの塔のアルバム「アルミニウム」を紹介します。
パンパンの塔のセカンドミニアルバム。

「RIVER」を聴いたとき、衝撃を受けた。

ダークな世界観でありながら馴染みやすいメロディ。
サビで出てくる「世界をねじって」という印象的な歌詞。
2番のサビの後で突然早口で畳み掛けるように語られる言葉。

その一つ一つが圧倒的な魅力なのだが、それらが一つになったときの破壊力が半端ない。
こういう曲に出会えたことがまず嬉しかった。

そしてその「RIVER」を含んだミニアルバム「アルミニウム」もまたすごい。

とにかく次々と言葉が畳み掛けてくる。
それを「さっきおきたばかり」では軽快なバイオリンの音とダンサブルなリズムで、「Orange」ではちょっと懐かしいポップなメロディで、「境目」では一言一言搾り出すように、「セミ」では高速のラップで攻めたりと、一曲ごとにアプローチを変えている。

それでいながら馴染みやすいメロディが芯にあるので、驚くほど聴きやすくいつの間にか虜になってしまう作品に仕上がっている。

歌詞のセンス、朗読やラップを絡める歌唱など、彼らの魅力はいくつもあるが、そこにポップ感を持たせることで、唯一無二の存在感の中に聴き馴染みやすさまで織り込んだ渾身の一作。

これは間違いなく良い。

ちなみに、パンパンの塔 公式サイトから「さっきおきたばかり」と「RIVER」が視聴できます。

posted by micarosu at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月06日

「Hello/USAGI〜不昧なストーリー〜」 USAGI

今回はUSAGIの「Hello/USAGI〜不昧なストーリー〜」を紹介します。
USAGIの2ndシングル。

「イマジン」という圧倒的名曲で鮮烈なデビューをしたUSAGI。
それに続くシングルとなると生半可なものでは埋もれてしまう。

でも彼らはそれを超えてきた。

ダブルA面となる今作。
「Hello」は冒険の始まりを予感させる躍動感溢れるイントロから惹きこんでいく。
くすぶった想いを込めたメロからサビで炸裂させる展開もたまらなく、聴き終わりは最高に爽快だ。

「USAG〜不昧なストーリー〜」は葛藤と覚悟が見える一曲。
跳ねるようなピアノの音色も心地よく、夢見心地でありながら地に足を据えた不思議な説得力がある。

タイトルにユニット名が入っていることからも、この曲に込めたものの大きさを感じる。
まさに彼ら自身のテーマソングとも言える渾身の名曲。

1stに続き2ndもこれだけのクオリティを持ってきたUSAGI。
こんな名曲を聴かされたら、今後が楽しみで仕方がない。

ちなみに、USAGIの公式サイトから視聴できます。


posted by micarosu at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする