今回はnano.RIPEのアルバム「涙の落ちる速度」を紹介します。
nano.RIPEの3rdアルバム。
先に言っておく。
間違いなく名盤であると。
その名盤たる所以をどんな言葉にしようか悩んだが、この言葉がしっくりくる。
"鮮やかなコントラスト"と"聴き終えたときの満足感"
「なないろびより」の目の前に音風景を広げるような歌に、「ハロー」のような心の奥底から問いかける歌。
「タキオン」の前へ前へと引っ張る圧倒的な疾走感もあれば、「影踏み」のような今という一瞬の儚さを演出するための疾走感もある。
「マリンスノー」のようにギターを前面に押し出してくる楽曲はnano.RIPEでは珍しく、新鮮に映る。
聴き進めるごとに様々な色を見せてくれるだけでなく、同じような色でも全く違った光り方で魅せる音作りに驚かされる。
またこのアルバムは最後の構成が素晴らしさも忘れてはいけない。
アルバムの流れを考えると「影踏み」で本編が終了という感じがあるが、その後の「ユートピア」がハイライトでありカーテンコールといった感じ。
いいアルバムだったと思って終わろうと思ったら、最後の最後に贈るもう一曲。
この曲があるからこそ、また聴いてみたい、まだまだ聴いてみたいと思わせてくれる。
繰り返しになるが、"鮮やかなコントラスト"と"聴き終えたときの満足感"。
それを持った、名盤の中の名盤。
ちなみに、こちらで「ハロー」のshort ver.が視聴できます。
また、↓のAmazon商品ページからも視聴できます。
2014年01月26日
2014年01月19日
「表裏一体」 ゆず
今回はゆずの「表裏一体」を紹介します。
映画「劇場版 HUNTER×HUNTER The LAST MISSION」主題歌、テレビアニメ「HUNTER×HUNTER」エンディングテーマ。
ヒャダインとの2作目のコラボ曲。
前回の「REASON」のときも新たなアプローチで驚かされたが、今回はそれを遥かに超えてきた。
始まりの「Woo-woo-」から一気に惹きこまれ、新鮮な曲展開で聴く者の心を離さない。
中でも圧巻なのが2番のサビ後の間奏から最後のサビへと繋がる展開。
それまでの力強い音から一転して、一度ギターとストリングスが際立つ静かな音へと変わる間奏。
ここで陰の部分を見せつつそこから徐々に陽の要素を加えていくことで、最後のサビがとてつもなく力強く弾ける。
まさに表裏一体となっているからこそ、活きる音楽。
ゆずとヒャダインという個性がぶつかり合うのだから、このくらい突き抜けて良い。
ちなみに、こちらで視聴できます。
映画「劇場版 HUNTER×HUNTER The LAST MISSION」主題歌、テレビアニメ「HUNTER×HUNTER」エンディングテーマ。
ヒャダインとの2作目のコラボ曲。
前回の「REASON」のときも新たなアプローチで驚かされたが、今回はそれを遥かに超えてきた。
始まりの「Woo-woo-」から一気に惹きこまれ、新鮮な曲展開で聴く者の心を離さない。
中でも圧巻なのが2番のサビ後の間奏から最後のサビへと繋がる展開。
それまでの力強い音から一転して、一度ギターとストリングスが際立つ静かな音へと変わる間奏。
ここで陰の部分を見せつつそこから徐々に陽の要素を加えていくことで、最後のサビがとてつもなく力強く弾ける。
まさに表裏一体となっているからこそ、活きる音楽。
ゆずとヒャダインという個性がぶつかり合うのだから、このくらい突き抜けて良い。
ちなみに、こちらで視聴できます。
2014年01月12日
「One Song From Two Hearts」 コブクロ
今回はコブクロのアルバム「One Song From Two Hearts」を紹介します。
「CALLING」以来4年4ヶ月ぶりのオリジナルアルバム。
4年4ヶ月ぶりのオリジナルアルバムなので"待望"というところなのだが、一つだけ気になることがあった。
それは既発曲がかなり多く収録されていることだ。
それでは新鮮味のないアルバムになってしまうのではないか?
だが、そんな危惧は全く必要なかった。
まず最初に言っておきたい。
名盤であると。
では、その根拠は何か?
とにかくアルバム曲の完成度が高いということだ。
届かない想いを歌う切ないバラード曲「リンゴの花」、淡い恋心を歌った軽快なナンバー「SPLASH」、コブクロらしい未来への優しさが詰まった「未来切手」、離れていく心への想いを歌う渾身のラブソング「モノクローム」、勝っても負けてもいい、真っ直ぐに挑んでいこうという想いと疾走感が溢れる「GAME」、活動休止時のもどかしさ綴った黒田さん作詞作曲の「LIFE GOES ON」、民族調で幻想的なサウンドに乗る希望を込めた言葉を聴き手の心に自然と温かさを届けてくれる名曲「今、咲き誇る花たちよ」。
これらはどれがシングルになってもおかしくないほどであるのはもちろんのこと、既発曲にはなかった成分がバランスよく補われている点でも素晴らしい。
この4年4ヶ月の間にコブクロが取り組んできたこと。
そのすべてが詰め込まれた名盤だ。
ちなみに、KUBUKURO.comから視聴できます。
「CALLING」以来4年4ヶ月ぶりのオリジナルアルバム。
4年4ヶ月ぶりのオリジナルアルバムなので"待望"というところなのだが、一つだけ気になることがあった。
それは既発曲がかなり多く収録されていることだ。
それでは新鮮味のないアルバムになってしまうのではないか?
だが、そんな危惧は全く必要なかった。
まず最初に言っておきたい。
名盤であると。
では、その根拠は何か?
とにかくアルバム曲の完成度が高いということだ。
届かない想いを歌う切ないバラード曲「リンゴの花」、淡い恋心を歌った軽快なナンバー「SPLASH」、コブクロらしい未来への優しさが詰まった「未来切手」、離れていく心への想いを歌う渾身のラブソング「モノクローム」、勝っても負けてもいい、真っ直ぐに挑んでいこうという想いと疾走感が溢れる「GAME」、活動休止時のもどかしさ綴った黒田さん作詞作曲の「LIFE GOES ON」、民族調で幻想的なサウンドに乗る希望を込めた言葉を聴き手の心に自然と温かさを届けてくれる名曲「今、咲き誇る花たちよ」。
これらはどれがシングルになってもおかしくないほどであるのはもちろんのこと、既発曲にはなかった成分がバランスよく補われている点でも素晴らしい。
この4年4ヶ月の間にコブクロが取り組んできたこと。
そのすべてが詰め込まれた名盤だ。
ちなみに、KUBUKURO.comから視聴できます。
2014年01月05日
「踊れないなら、ゲスになってしまえよ」 ゲスの極み乙女。
今回はゲスの極み乙女。のミニアルバム「踊れないなら、ゲスになってしまえよ」を紹介します。
ゲスの極み乙女。の2ndミニアルバム。
個性と個性のぶつかりあい。
そこから生まれる超個性的な楽曲たち。
中でも「キラーボール」の持つインパクトが半端ない。
畳み掛けるように繰り出されるギター、ベース、キーボード、ドラムの音色は、それだけで攻撃的に聴き手の耳を離さない。
もちろんそれだけはただインパクトがあるだけになってしまうが、芯にあるメロディがきれいに作られているため、小気味よさだけを耳に残す一曲。
この構成は他の楽曲にも言える事で、聴いているだけで不思議と惹きこまれてしまうという、まさに魔力を秘めたようなミニアルバム。
一度でも聴けばその世界観から抜け出せなくなるはずだ。
ちなみに、ゲスの極み乙女。 official websiteで「キラーボール」と「餅ガール」のPVが視聴できます。
ゲスの極み乙女。の2ndミニアルバム。
個性と個性のぶつかりあい。
そこから生まれる超個性的な楽曲たち。
中でも「キラーボール」の持つインパクトが半端ない。
畳み掛けるように繰り出されるギター、ベース、キーボード、ドラムの音色は、それだけで攻撃的に聴き手の耳を離さない。
もちろんそれだけはただインパクトがあるだけになってしまうが、芯にあるメロディがきれいに作られているため、小気味よさだけを耳に残す一曲。
この構成は他の楽曲にも言える事で、聴いているだけで不思議と惹きこまれてしまうという、まさに魔力を秘めたようなミニアルバム。
一度でも聴けばその世界観から抜け出せなくなるはずだ。
ちなみに、ゲスの極み乙女。 official websiteで「キラーボール」と「餅ガール」のPVが視聴できます。
2014年01月01日
2013年お気に入りまとめ
明けましておめでとうございます。
今年も週一のペースですが更新を続けていこうと思いますので、よろしくお願いします。
さて、年末から続けていた企画も今日が最後。
「2013年お気に入りまとめ」として、アルバムのTOP20と曲のTOP50を発表したいと思います。
本当にランキングだけなので、このランキングを見てコメント等も見てみたい思った方は、是非前の記事もご覧いただけると幸いです。
ではランキングをどうぞ。
<2013年お気に入りのアルバム>
1位:「CIDER ROAD」 UNISON SQUARE GARDEN
2位:「音楽はあるか」 ウラニーノ
3位:「One Song From Two Hearts」 コブクロ
4位:「Love Letters」 豊崎愛生
5位:「太陽と月のオアシス」 ピロカルピン
6位:「生きる」 カラーボトル
7位:「LAND」 ゆず
8位:「エウアル」 やなぎなぎ
9位:「Stranger」 星野源
10位:「7+one 〜音の彩り〜」アンダーグラフ
11位:「moto」 moto
12位:「Consolation」 Kalafina
13位:「なんだこれくしょん」 きゃりーぱみゅぱみゅ
14位:「馬場俊英LP1〜キャンディー工場」 馬場俊英
15位:「sakanaction」 サカナクション
16位:「ZIGAEXPERIENTIA」 supercell
17位:「未来へのスパイラル」 グッドモーニングアメリカ
18位:「DNA」 MONKEY MAJIK
19位:「in the rain」 keeno
20位:「BREAK MY SILENCE」 高橋優
<2013年お気に入りの曲>
1位:「桜のあと(all quartets lead to the?)」 UNISON SQUARE GARDEN
2位:「音楽はあるか」 ウラニーノ
3位:「影踏み」 nano.RIPE
4位:「表裏一体」 ゆず
5位:「今、咲き誇る花たちよ」 コブクロ
6位:「初恋」 秦基博
7位:「桜の声」 moto
8位:「glow」 keeno
9位:「同じ空の下」 高橋優
10位:「アレルヤ」 Kalafina
11位:「月光STORY」 SCREEN mode
12位:「ファンファーレがきこえる」 Base Ball Bear
13位:「ジュブナイル」 amazarashi
14位:「君が君が」 baker
15位:「CANDY」 高橋優
16位:「らへん」 近藤晃央
17位:「友〜旅立ちの時〜」 ゆず
18位:「空へ届け」 アンダーグラフ
19位:「ラブホテル」 クリープハイプ
20位:「キラーボール」 ゲスの極み乙女。
21位:「向かい風」 YOHKO
22位:「夏休み」 wacci
23位:「ナイーヴな人々」 キリンジ
24位:「One Song From Two Heats」 コブクロ
25位:「REASON」 ゆず
26位:「If」 MONKEY MAJIK
27位:「せーのっ!」 情報処理部(大久保瑠美、津田美波、種田梨沙)
28位:「未来へのスパイラル」 グッドモーニングアメリカ
29位:「CHEEKY」 豊崎愛生
30位:「シリョクケンサ」 40mP
31位:「Daisy」 STEREO DIVE FOUNDATION
32位:「桜color」 GReeeeN
33位:「化物」 星野源
34位:「なないろびより」 nano.RIPE
35位:「ミュージック」 サカナクション
36位:「やぁ、野良犬」 カラーボトル
37位:「にんじゃりばんばん」 きゃりーぱみゅぱみゅ
38位:「LAND」 ゆず
39位:「STATEMENT」 徳永英明
40位:「ユキトキ」 やなぎなぎ
41位:「アンダーソン」 テスラは泣かない。
42位:「有頂天人生」 milktub
43位:「かげろう」 斉藤和義
44位:「恋するフォーチュンクッキー」 AKB48
45位:「スカーレット」 スキマスイッチ
46位:「夜空の太陽」 フラワーカンパニーズ
47位:「拍手喝采歌合」 supercell
48位:「ダイヤモンド」 コブクロ
49位:「Out of Control」 Nothing's Carved In Stone
50位:「わたしのノスタルジア」 南壽あさ子
いかがでしたでしょうか?
知っている曲はありましたか?
本当に個人的なランキングなので、聴いたことがない曲もあると思います。
もし気になった楽曲があれば是非探して聴いてみてください。
この記事が名曲に出会うきっかけになれれば幸いです。
さて今年のレビューですが、1/5から再開しますので、こちらもお楽しみに。
それではまた。
今年も週一のペースですが更新を続けていこうと思いますので、よろしくお願いします。
さて、年末から続けていた企画も今日が最後。
「2013年お気に入りまとめ」として、アルバムのTOP20と曲のTOP50を発表したいと思います。
本当にランキングだけなので、このランキングを見てコメント等も見てみたい思った方は、是非前の記事もご覧いただけると幸いです。
ではランキングをどうぞ。
<2013年お気に入りのアルバム>
1位:「CIDER ROAD」 UNISON SQUARE GARDEN
2位:「音楽はあるか」 ウラニーノ
3位:「One Song From Two Hearts」 コブクロ
4位:「Love Letters」 豊崎愛生
5位:「太陽と月のオアシス」 ピロカルピン
6位:「生きる」 カラーボトル
7位:「LAND」 ゆず
8位:「エウアル」 やなぎなぎ
9位:「Stranger」 星野源
10位:「7+one 〜音の彩り〜」アンダーグラフ
11位:「moto」 moto
12位:「Consolation」 Kalafina
13位:「なんだこれくしょん」 きゃりーぱみゅぱみゅ
14位:「馬場俊英LP1〜キャンディー工場」 馬場俊英
15位:「sakanaction」 サカナクション
16位:「ZIGAEXPERIENTIA」 supercell
17位:「未来へのスパイラル」 グッドモーニングアメリカ
18位:「DNA」 MONKEY MAJIK
19位:「in the rain」 keeno
20位:「BREAK MY SILENCE」 高橋優
<2013年お気に入りの曲>
1位:「桜のあと(all quartets lead to the?)」 UNISON SQUARE GARDEN
2位:「音楽はあるか」 ウラニーノ
3位:「影踏み」 nano.RIPE
4位:「表裏一体」 ゆず
5位:「今、咲き誇る花たちよ」 コブクロ
6位:「初恋」 秦基博
7位:「桜の声」 moto
8位:「glow」 keeno
9位:「同じ空の下」 高橋優
10位:「アレルヤ」 Kalafina
11位:「月光STORY」 SCREEN mode
12位:「ファンファーレがきこえる」 Base Ball Bear
13位:「ジュブナイル」 amazarashi
14位:「君が君が」 baker
15位:「CANDY」 高橋優
16位:「らへん」 近藤晃央
17位:「友〜旅立ちの時〜」 ゆず
18位:「空へ届け」 アンダーグラフ
19位:「ラブホテル」 クリープハイプ
20位:「キラーボール」 ゲスの極み乙女。
21位:「向かい風」 YOHKO
22位:「夏休み」 wacci
23位:「ナイーヴな人々」 キリンジ
24位:「One Song From Two Heats」 コブクロ
25位:「REASON」 ゆず
26位:「If」 MONKEY MAJIK
27位:「せーのっ!」 情報処理部(大久保瑠美、津田美波、種田梨沙)
28位:「未来へのスパイラル」 グッドモーニングアメリカ
29位:「CHEEKY」 豊崎愛生
30位:「シリョクケンサ」 40mP
31位:「Daisy」 STEREO DIVE FOUNDATION
32位:「桜color」 GReeeeN
33位:「化物」 星野源
34位:「なないろびより」 nano.RIPE
35位:「ミュージック」 サカナクション
36位:「やぁ、野良犬」 カラーボトル
37位:「にんじゃりばんばん」 きゃりーぱみゅぱみゅ
38位:「LAND」 ゆず
39位:「STATEMENT」 徳永英明
40位:「ユキトキ」 やなぎなぎ
41位:「アンダーソン」 テスラは泣かない。
42位:「有頂天人生」 milktub
43位:「かげろう」 斉藤和義
44位:「恋するフォーチュンクッキー」 AKB48
45位:「スカーレット」 スキマスイッチ
46位:「夜空の太陽」 フラワーカンパニーズ
47位:「拍手喝采歌合」 supercell
48位:「ダイヤモンド」 コブクロ
49位:「Out of Control」 Nothing's Carved In Stone
50位:「わたしのノスタルジア」 南壽あさ子
いかがでしたでしょうか?
知っている曲はありましたか?
本当に個人的なランキングなので、聴いたことがない曲もあると思います。
もし気になった楽曲があれば是非探して聴いてみてください。
この記事が名曲に出会うきっかけになれれば幸いです。
さて今年のレビューですが、1/5から再開しますので、こちらもお楽しみに。
それではまた。