今回は豊崎愛生さんのアルバム「Love letters」を紹介します。
豊崎愛生さんの2ndアルバム。
アルバムを聴き終わった瞬間、すごく大人びた印象を受けた。
そういった楽曲が収められているからではあるが、決してそれだけではない。
彼女自身がそれを受け止められるようになったのが大きい。
それを象徴するような楽曲が「CHEEKY」だ。
今までは優しさや明るさが前面に出ることが多かったが、この曲では陰のあるサウンドの中に葛藤が綴られている。
サビで歌われる「♪さみしいよ」のフレーズには、言葉だけでは届かない心の叫びが詰まっているようで、耳にした瞬間に鳥肌が立った。
印象が変わったという意味では、「true blue」も外せない。
軽快なサウンドの「オリオンとスパンコール」からの流れで、突然暗く静かなギターのアルペジオから始まる楽曲。
綴られた言葉数は少ないが、一つ一つの言葉を丁寧に歌い上げることで、その行間までを埋めてくれる。
原田郁子さん作詞、永積崇さん作曲というだけで相当な雰囲気を醸し出していることがわかると思うが、そこに豊崎さんの歌声が最高に溶け込んでいる。
そしてここからの「letter writer」がまた素晴らしい。
「true blue」の流れを汲んだかのように、曲の冒頭ではメロディとサウンドに陰を残し、そこからまた少しずつ明るさを取り戻していく。
単純な明るさではなく、陰があるからこその光を見せることでより綴られた言葉と想いが伝わり、最後まで聴いたときに心が温かくなってくる。
一曲一曲が素晴らしいアルバムなのだが、通して聴くことでそれぞれがそれぞれの良さ更に引き出し、また新たな魅力に気づかされる。
まずは先入観を持たずに聴いてみて欲しい。
きっと聴いてよかったと思える一枚だから。
豊崎愛生 official web site
2013年09月29日
2013年09月22日
「in the rain」 keeno
今回はkeenoさんの「in the rain」を紹介します。
keenoさんのメジャー1stアルバム。
ニコニコ動画に投稿された「glow」という楽曲を初めて聴いたとき、溶けるように滲むように入ってくる感情に、すっかり魅了されている自分がいた。
純粋にこの人の楽曲をもっと聴いてみたい、もっと浸ってみたいと想いながら経った3年の月日。
ついにkeenoさんのメジャー1stアルバムが発売された。
聴いてみた感想としては、とにかく素晴らしいの一言だ。
どこかモヤモヤとして晴れない心模様。
綴られた言葉は音の中に溶け込み、一つ一つ丁寧に、でも確かに、心に染み渡り滲み出てくる。
それはさながらしとしとと降る雨のようで、「in the rain」の言葉がまさにその全てを表している。
聴くほどに切なくて寂しくて、でも愛しくて。
何度でも何時までも聴いていたくなる音楽。
まずは一度聴いてみて欲しい。
できれば雨の日、心を落ち着かせてゆっくりと聴いてみて欲しい。
ちなみに、公式HPから一部視聴できます。
keenoさんのメジャー1stアルバム。
ニコニコ動画に投稿された「glow」という楽曲を初めて聴いたとき、溶けるように滲むように入ってくる感情に、すっかり魅了されている自分がいた。
純粋にこの人の楽曲をもっと聴いてみたい、もっと浸ってみたいと想いながら経った3年の月日。
ついにkeenoさんのメジャー1stアルバムが発売された。
聴いてみた感想としては、とにかく素晴らしいの一言だ。
どこかモヤモヤとして晴れない心模様。
綴られた言葉は音の中に溶け込み、一つ一つ丁寧に、でも確かに、心に染み渡り滲み出てくる。
それはさながらしとしとと降る雨のようで、「in the rain」の言葉がまさにその全てを表している。
聴くほどに切なくて寂しくて、でも愛しくて。
何度でも何時までも聴いていたくなる音楽。
まずは一度聴いてみて欲しい。
できれば雨の日、心を落ち着かせてゆっくりと聴いてみて欲しい。
ちなみに、公式HPから一部視聴できます。
2013年09月15日
「夜空の太陽」 フラワーカンパニーズ
今回はフラワーカンパニーズの「夜空の太陽」を紹介します。
TVアニメ「宇宙兄弟」エンディングテーマ。
一言で言うなら、走り出したくなる曲。
自分のどうしようもなさを嘆きながら見上げた"夜空の太陽"という名の月。
本物の太陽のように燦々とは輝いていないが、静かに、でも確かに夜空の中で輝きながら僕らを見ている。
それを見て、自分も悩みの小ささを知り、いざ駆け出そうとしている。
その姿が見えてくるような気がする。
全体からフラカンらしさが感じられるのだが、それだけではない見えない力が秘められた一曲。
これはフラカンの代表曲になりそうな予感だ。
ちなみに、フラワーカンパニーズ OFFICIAL WEBSITEから視聴できます。
TVアニメ「宇宙兄弟」エンディングテーマ。
一言で言うなら、走り出したくなる曲。
自分のどうしようもなさを嘆きながら見上げた"夜空の太陽"という名の月。
本物の太陽のように燦々とは輝いていないが、静かに、でも確かに夜空の中で輝きながら僕らを見ている。
それを見て、自分も悩みの小ささを知り、いざ駆け出そうとしている。
その姿が見えてくるような気がする。
全体からフラカンらしさが感じられるのだが、それだけではない見えない力が秘められた一曲。
これはフラカンの代表曲になりそうな予感だ。
ちなみに、フラワーカンパニーズ OFFICIAL WEBSITEから視聴できます。
2013年09月08日
「あい」 近藤晃央
今回は近藤晃央さんの「あい」を紹介します。
TBS系 月曜ミステリーシアター「名もなき毒」主題歌。
本当はここにあった。
ただ、気づけなかっただけなんだ。
存在についての価値観を「あい」という言葉に刻んだ詩。
"愛"であったり"i"であったり、様々な「あい」の在り方があったことに、改めて気づかされる。
ストリングスやピアノの音色もまるで「あい」の存在を示すように、儚いだけでなく力強く存在をアピールしているのも印象的で、言葉からメロディ、サウンドが全て一体となって、ドラマチックに語りかけてくる一曲になっている。
アルバム「ゆえん」から約2ヶ月というハイペースでありながら、これだけのクオリティの曲を仕上げてきた近藤晃央さん。
益々注目していきたいところだ。
ちなみに、近藤晃央 official websiteからPV視聴できます。
TBS系 月曜ミステリーシアター「名もなき毒」主題歌。
本当はここにあった。
ただ、気づけなかっただけなんだ。
存在についての価値観を「あい」という言葉に刻んだ詩。
"愛"であったり"i"であったり、様々な「あい」の在り方があったことに、改めて気づかされる。
ストリングスやピアノの音色もまるで「あい」の存在を示すように、儚いだけでなく力強く存在をアピールしているのも印象的で、言葉からメロディ、サウンドが全て一体となって、ドラマチックに語りかけてくる一曲になっている。
アルバム「ゆえん」から約2ヶ月というハイペースでありながら、これだけのクオリティの曲を仕上げてきた近藤晃央さん。
益々注目していきたいところだ。
ちなみに、近藤晃央 official websiteからPV視聴できます。
2013年09月01日
「motoU」 moto
今回はmotoさんのミニアルバム「motoU」を紹介します。
motoさんの2ndミニアルバム。
やはり彼女の歌声は魅力的だ。
「ビー玉」ではソウルフルな歌声で魅せつつ、「夏のしるし」や「恋心」では優しくしっとりと歌い上げる。
最後の「Rain」ではピアノだけの静かな伴奏ということあって、motoさんの歌声が響き渡ってくる。
それはまるで一つのコンサートを聴いているかのようで、聴き終わった後に余韻に浸る時間がたまらなくなるほどだ。
名刺代わりとも言える前作「moto」からさらに進化した歌声。
その歌声に酔いしれつつ、聴き終わった後には余韻に浸りたくなる、そんな一枚だ。
ちなみに、moto official websiteから「ビー玉」と「夏のしるし」のPVが視聴できます。
motoさんの2ndミニアルバム。
やはり彼女の歌声は魅力的だ。
「ビー玉」ではソウルフルな歌声で魅せつつ、「夏のしるし」や「恋心」では優しくしっとりと歌い上げる。
最後の「Rain」ではピアノだけの静かな伴奏ということあって、motoさんの歌声が響き渡ってくる。
それはまるで一つのコンサートを聴いているかのようで、聴き終わった後に余韻に浸る時間がたまらなくなるほどだ。
名刺代わりとも言える前作「moto」からさらに進化した歌声。
その歌声に酔いしれつつ、聴き終わった後には余韻に浸りたくなる、そんな一枚だ。
ちなみに、moto official websiteから「ビー玉」と「夏のしるし」のPVが視聴できます。