2012年11月25日

「Regenerate.」 Bluem of Youth

今回はBluem of Youthのアルバム「Regenerate.」を紹介します。
10年ぶりの5thオリジナルアルバム。

待ちに待ったという言葉を、声を大にして言いたい。

「GROWIN' DAYS」から実に10年ぶり。
活動再開後初のオリジナルアルバムが遂に届けられた。

そのアルバムの印象を一言で表すと、"深い"。

活動休止中にソロでそれぞれ活躍する中で得たもの。
それを「Bluem of Youth」に持ち帰ることで、今までには出せなかったものが出せている感じがする。

駆け抜けるようなロックナンバー「Samurai Drive」に始まり、「ハナウタメロディ」の色鮮やかで広がっていくピアノ、「楓」では消えていきそうな想いの中で、"願い"が確かな存在感を放つ。

「ずっと好きだった」は詩に綴られたドラマに余韻を残し、「蛍」ではピアノとアコギの音色に別所さんの歌声が絶妙に絡み合う。

「Step」が軽快なポップさを呼び込めば、「Baby monster」で骨太なロック、「跳ね馬ベイベー」ではライブの盛り上がりを想像させてくれる格好良いナンバーを披露。

「星の涙」では切なさの中に微かな光を見せ、最後の「未来note」の壮大なピアノナンバーが全てを一つにまとめてくれる。

アルバムという枠の中に持てる力を詰め込んだ一枚。
彼らのこの10年の答えが、ここにある。

ちなみに、こちらで「楓」が視聴できます。

Bluem of Youth official web site

さらにちなみに、この記事を読んでBluem of Youthに興味を持った方は、以前書いた彼らの特集記事も読んでいただけたら幸いです。↓
キセキ その4 〜Bluem of Youth

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2012年11月18日

「フルール」 近藤晃央

今回は近藤晃央(こんどう あきひさ)さんの「フルール」を紹介します。
愛知県在住のシンガーソングライター近藤晃央さんのデビューシングル。

儚さがにじみ出た世界。
それゆえ美しさを放つ世界。

花が散る儚さと、その中に見せる美しさを君の存在と重ねた歌詞は愛おしく、それだけで聴くものの心を話さないが、それを包む近藤さんの温かい歌声に、古き良き昭和歌謡を髣髴とさせるきれいなメロディ。

そこに壮大なストリングスが加わることで、美しい空気感を持った一曲になっている。

カップリングの「無表情」では独特のクセのあるアップテンポナンバーを見せてくれ、アーティストとしての幅の広さを感じさせてくれる。

一度聴けば、その魅力から離れられなくなる一枚です。

ちなみに、近藤晃央 official websiteから視聴できます。

posted by micarosu at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月11日

「僕はまだ必要十分条件を満たしていない。」 空想委員会

今回は空想委員会のアルバム「僕はまだ必要十分条件を満たしていない。」を紹介します。
シングル「完全犯罪彼女」と同時発売の空想委員会の2ndミニアルバム。

こんなに格好良かっただろうか?

今までの楽曲も格好良い楽曲だったが、特に今作ではサウンドの面が洗練されたように思える。

「難攻不落ガール」の詩の少林部にあわせたカンフー映画のようなサウンド、「サヨナラ絶望人生」のマイナスな気持ちの中に見つけた確かな気持ち、「その男、時空犯罪未遂容疑者につき」の戻れないときへの後ろめたさを示すような少し沈んだ空気感、「23:50」の最終電車に揺られる主人公の走り出したいような決意。

アルバムの間に入る「カポプシリア(instrumental)」も効果的なアクセントとなり、一つ一つの物語が鮮明に映し出される。

綴られた言葉だけでも共感を覚えてしまいそうなのに、そこに洗練されたサウンドまで加わってしまったら、はまらないわけにはいかない。

空想委員会というバンドを知るには、必要十分な一枚ではないだろうか。

ちなみに、「僕はまだ必要十分条件を満たしていない。」特設サイトから視聴できます。

空想委員会 オフィシャルウェブサイト

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2012年11月04日

「100年後」 OGRE YOU ASSHOLE

今回はOGRE YOU ASSHOLE(オウガ・ユー・アスホール)のアルバム「100年後」を紹介します。
ORGE YOU ASSHOLEの5thアルバム。

全体を通して漂う浮遊感。

タイトルは「100年後」という未来を示しているが、その世界を自分自身で見ることは難しい。
それゆえ「100年後」という言葉には、未来でありながらその中に"終わり"の雰囲気が含まれており、それが独特の浮遊感へ繋がる。

サウンドの面では、ギターを主体としつつ、「夜の船」などではオルガンの音色が印象的に使われていて、一曲一曲で異なる世界観が表現されている。

ただ、歌詞の面でアルバムタイトルの「100年後」というテーマに統一されているため、その世界観はアルバムを通すことで、一つの連なった世界観になるから面白い。

「100年後」という未来に見せる終末感。
それは、ただの希望や絶望ではない感情を見せてくれるだろう。

OGRE YOU ASSHOLE Official Site





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