2012年08月26日

「シアロア」 感傷ベクトル

今回は感傷ベクトルの「シアロア」を紹介します。
ボーカル、ギター、ピアノ、作詞、作曲、作画を担当する田口囁一と、ベースと脚本を担当する春川三咲によるユニット、感傷ベクトル。
ネット上で発表していたメディアミックス作品「シアロア」を、アルバムとコミックで同時リリースという異色の作品になっています。

1つ1つが物語を持った音楽。
そこには、迷いや悩みを抱えつつ、それぞれの想いのために生きる主人公達の姿が鮮明に映し出される。

それぞれがとても印象的で、一見するとこの主人公達は関係を持たないような感じがするが、これらが全て「シアロア」へと繋がる。
いや、正確には「シアロア」を巡る物語がここで繰り広げられていると言った方がいい。

それは、この作品だけではなくもう一つの作品と照らし合わせることで具現化する。
それがコミックス「シアロア」だ。

元々今回のアルバムに収録されている楽曲は、ネット上で毎月漫画と音楽を同時にアップする企画で、既に発表されていたもの。

それをアルバムとコミックの形で同時にリリースをしているため、コミックス「シアロア」を読むことで補間はされるわけだが、これらが一つの流れのある形で収録されることにより、今まで見えなかった世界を感じることができる。

漫画と音楽。
それらは決して遠い存在ではなく、すぐ近くにある存在。

その両方を同じ人達が手がけたら、こんな大きな可能性を持つ。
それを感じずにはいられない作品だ。

ちなみに、感傷ベクトル -sentimental vector-で視聴できます。




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2012年08月19日

「第三惑星交響曲」 石崎ひゅーい

今回は石崎ひゅーいさんのミニアルバム「第三惑星交響曲」を紹介します。
石崎ひゅーいさんのデビューミニアルバム。
独特の世界観が広がる5曲が収録されています。

感情をぶつけるように叫ぶ声。
その想いに、聴いた瞬間から惹きこまれていた。

「第三惑星交響曲」を聴いた瞬間に感じたことだ。

だが、ひゅーいさんの魅力はこれだけではないことに、ミニアルバムを聴いて気づかされた。

「人間図鑑」では、心の奥から搾り出すような歌声を聞かせてくれ、そのにじみ出る想いが心を揺さぶり、「3329人」ではリアルな数字を見て感じたことを嘆くように歌いあげ、聴き手をその想いの中に惹き込んでいく。

一曲ごとに移り変わる世界。
そしてそれを感情のままに歌い上げる声。

また一人素敵なアーティストに出会ってしまった。

ちなみに、石崎ひゅーい Official Websiteで視聴できます。

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2012年08月12日

「高崎線に乗って」 坊っちゃん

今回は坊ちゃんの「高崎線に乗って」を紹介します。
日常経由、特別行き。
今、限りなく“普通”に近いバンド『坊っちゃん』、メジャーデビュー。

日常。
その中には、喜びがあったり、悲しみがあったり。
意識をしていないだけで、色んなことや想いがある。

もしそれを、言葉にするなら。
そしてそれを、音楽にするなら。
きっとこんな形になるのかもしれない。

例えば、リードナンバーの「中村」。

歌いだしはゆっくりなテンポで、今は居ない君のことを思い出し、時が経ってしまった事を嘆いている。
そこからサビの「中村」の言葉をきっかけに曲調が変わり、昔の思い出が映画のように流れ出す。

その中で、今の自分があることは君のおかげであることに気づき、感謝の気持ちを持って別れを受け止めていく。

心情描写もさることながら、曲の展開や優しい歌声、「中村」という印象的なフレーズももあり、詩に綴られた感情に自然と浸ることができる。

これはアルバム全体にも言えることで、一曲一曲にそれぞれの物語・想いがあり、それを最高に演出するための音楽がそこにある。

日常。
それはつまらないものではなく、特別なものであると、坊っちゃんの音楽を聴くと感じずにはいられない。

ちなみに、坊っちゃんオフィシャルサイトから「中村」のPV視聴ができます。

また、↓のAmazonの商品ページから全曲視聴できます。

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2012年08月05日

「リアルワールド」 nano.RIPE

今回はnano.RIPEの「リアルワールド」を紹介します。
nano.RIPEの8thシングル。
アニメ「人類は衰退しました」のオープニング主題歌になっています。

はじけっぷりがたまらない!

正直nano.RIPEがこんなはじけた楽曲を作ってくるとは思わなかった。
なので、初めて聴いたときは驚きが先に来てしまったが、いつのまにかその軽快なリズムとはじけた雰囲気に惹きこまれてしまっていた。

夢のような世界と、その夢に引っ張られるように色づいていく現実世界。

そんな詩の世界観は、サウンドと歌声に乗り極上の浮遊感と幸福感を聴き手の耳に残す。
こんな感覚に浸らせれくれたのは、初めてかもしれない。

nano.RIPEの最高傑作。
そういっても過言ではない名曲だ。

ちなみに、こちらから視聴できます。

nano.RIPE official site


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