今回はアルマカミニイトの「茜」を紹介します。
ペルー国籍日系3世「エリック」と日本舞踊の師範という顔を持つ「宗彦」によるハイブリッド・ヴォーカルユニット、アルマカミニイト。
本作でデビューです。
繊細なハーモニー。
そして、感情が響き渡るような歌声。
茜色の空のような儚さを持った叙情的な世界に、いつまででも浸っていたくなる。
「茜」はそんな楽曲だ。
本作でデビューとなるアルマカミニイトは、ペルー国籍日系3世「エリック」と日本舞踊の師範という顔を持つ「宗彦」からなる異色のヴォーカルユニット。
その2人から生まれるハーモニーが素晴らしく、上述の「茜」だけでなく、カップリングの「青にのせて」、「Blue Horizon」を聴いたら、そう思わずにはいられない。
無限の可能性を秘めたアルマカミニイト。
「茜」はその始まりの1枚だ。
ちなみに、アルマカミニイト Official YouTube ChannelでPV視聴できます。
アルマカミニイト OFFICIAL WEBSITE
2012年04月29日
2012年04月22日
「I & key EN」 椎名慶治
今回は椎名慶治さんのミニアルバム「I & key EN(あいえんきえん)」を紹介します。
椎名慶治さんのセカンドミニアルバム。
今まで培ってきた音楽を自由に詰め込んだミニアルバムになっています。
「I & key EN(あいえんきえん)」
そんなタイトルの言葉遊びからも惹き込まれてしまうミニアルバム。
キャッチーなアップテンポナンバー「お節介焼きの天使と悪魔と僕」や、シングルにもなっている「I Love Youのうた」のような切なくも愛おしい曲など、椎名さんらしい曲は今作も健在。
そこに、「I'm a サラリーマン」のようなスカ調の曲や、「byte × bite」のようなシンセの音が印象的な曲が入ることで、新たな魅力が生まれている。
新たなという点では、May'nさんとのユニット"Astronauts"でリリースした「Giant Step」もいい味を出している。
キーを少し上げ、ロック色の強い仕上がりで、より椎名さんらしさが出ただけでなく、純粋に格好いい。
ミニアルバムという形の中で、これだけ色んな面が見れるのは嬉しい。
合縁奇縁。
こういう楽曲が生まれたこと、こういうアルバムが出たことも一つの縁。
そして、それを聴いてくれることも一つの縁。
I(私) & key(あなた) が互いに惹かれあい、そこにEN(縁)が生まれる。
そんな縁を生む、1枚のミニアルバムです。
ちなみに、椎名慶治 Official Web SIteで視聴できます。
椎名慶治さんのセカンドミニアルバム。
今まで培ってきた音楽を自由に詰め込んだミニアルバムになっています。
「I & key EN(あいえんきえん)」
そんなタイトルの言葉遊びからも惹き込まれてしまうミニアルバム。
キャッチーなアップテンポナンバー「お節介焼きの天使と悪魔と僕」や、シングルにもなっている「I Love Youのうた」のような切なくも愛おしい曲など、椎名さんらしい曲は今作も健在。
そこに、「I'm a サラリーマン」のようなスカ調の曲や、「byte × bite」のようなシンセの音が印象的な曲が入ることで、新たな魅力が生まれている。
新たなという点では、May'nさんとのユニット"Astronauts"でリリースした「Giant Step」もいい味を出している。
キーを少し上げ、ロック色の強い仕上がりで、より椎名さんらしさが出ただけでなく、純粋に格好いい。
ミニアルバムという形の中で、これだけ色んな面が見れるのは嬉しい。
合縁奇縁。
こういう楽曲が生まれたこと、こういうアルバムが出たことも一つの縁。
そして、それを聴いてくれることも一つの縁。
I(私) & key(あなた) が互いに惹かれあい、そこにEN(縁)が生まれる。
そんな縁を生む、1枚のミニアルバムです。
ちなみに、椎名慶治 Official Web SIteで視聴できます。
2012年04月15日
「幻実アイソーポス」 sasakure.UK
今回はsasakure.UKさんのアルバム「幻実アイソーポス」を紹介します。
sasakure.UKさんのセカンドアルバム。
ボーカロイド楽曲だけでなく、様々な歌い手とコラボした楽曲も収録された意欲作です。
まず最初に言っておきたい。
素晴らしい作品であると。
sasakure.UKさんらしいピコピコと鳴るような電子音が心地よい楽曲を中心に置きつつ、生音の楽曲も多数収めれていて、今までと違う印象も感じる今作。
詩の世界を見てみても、童話をモチーフにした楽曲から、幻想と現実が交差するような言葉遊びが印象的な楽曲まで、どれもが唯一無二の世界を持っていて、言葉だけを見ていても(聴いていても)愛おしくなる。
そして、その世界に合わせるように、ボーカロイドと実際の歌い手を使い分けてるのが印象的。
中でも「深海のリトルクライ」は、深海のように沈んでいた心が、少しずつ前を向けるようになっていく姿を、土岐麻子さんの歌声が切なくも温かく歌い上げていて、主人公の心情がとても自然に入ってくるような楽曲に仕上がっている。
幻想と現実が交じり合う世界。
どちらが正しいでも正しくないわけでもなく、それぞれがそれぞれの意味を持ち、交じり合うことで今まで見えない世界・感情が見えてくる。
最初の言葉の繰り返しになってしまうが、本当に素晴らしい作品だ。
ちなみに、こちらからアルバムのクロスフェード動画が見れます。
sasakure.UKさんのセカンドアルバム。
ボーカロイド楽曲だけでなく、様々な歌い手とコラボした楽曲も収録された意欲作です。
まず最初に言っておきたい。
素晴らしい作品であると。
sasakure.UKさんらしいピコピコと鳴るような電子音が心地よい楽曲を中心に置きつつ、生音の楽曲も多数収めれていて、今までと違う印象も感じる今作。
詩の世界を見てみても、童話をモチーフにした楽曲から、幻想と現実が交差するような言葉遊びが印象的な楽曲まで、どれもが唯一無二の世界を持っていて、言葉だけを見ていても(聴いていても)愛おしくなる。
そして、その世界に合わせるように、ボーカロイドと実際の歌い手を使い分けてるのが印象的。
中でも「深海のリトルクライ」は、深海のように沈んでいた心が、少しずつ前を向けるようになっていく姿を、土岐麻子さんの歌声が切なくも温かく歌い上げていて、主人公の心情がとても自然に入ってくるような楽曲に仕上がっている。
幻想と現実が交じり合う世界。
どちらが正しいでも正しくないわけでもなく、それぞれがそれぞれの意味を持ち、交じり合うことで今まで見えない世界・感情が見えてくる。
最初の言葉の繰り返しになってしまうが、本当に素晴らしい作品だ。
ちなみに、こちらからアルバムのクロスフェード動画が見れます。
2012年04月08日
「You make me blue」 雪乃
今回は雪乃さんのアルバム「You make me blue」を紹介します。
セツナ系スーパーヴォーカリスト雪乃さんの1stミニアルバム。
フジテレビ「フジテレビからの〜!」オープニングテーマ「Cry and Cry」を含む全5曲が収録されています。
独特の歌声と抜群の歌唱力。
セツナ系と称されるその歌声は、楽曲に込められた想いの行間までを埋めるような切なさを持つ。
アルバムタイトル曲「You make me blue」では、別れに対する葛藤が描かれているが、重厚なサウンドの中で、現状を受け止めつつも悩みもがいているような様子が歌声だけで伝わってくる。
またその歌声は、どんな曲でも彼女のものに変えてしまう力がある。
このアルバムでは様々なタイプの楽曲が収録されているが、上述の「You make me blue」のような切なさであったり、「Cry and Cry」のようなブラスアレンジが心地よいナンバーでも、サウンドに負けない歌唱力が際立ち、いつの間にか彼女の世界に誘われている。
今作でデビューとなる雪乃。
アルバムの完成度もさることながら、今後どういった活躍を見せてくれるのか楽しみなアーティストだ。
ちなみに、日本コロンビアの公式ページから視聴できます。
セツナ系スーパーヴォーカリスト雪乃さんの1stミニアルバム。
フジテレビ「フジテレビからの〜!」オープニングテーマ「Cry and Cry」を含む全5曲が収録されています。
独特の歌声と抜群の歌唱力。
セツナ系と称されるその歌声は、楽曲に込められた想いの行間までを埋めるような切なさを持つ。
アルバムタイトル曲「You make me blue」では、別れに対する葛藤が描かれているが、重厚なサウンドの中で、現状を受け止めつつも悩みもがいているような様子が歌声だけで伝わってくる。
またその歌声は、どんな曲でも彼女のものに変えてしまう力がある。
このアルバムでは様々なタイプの楽曲が収録されているが、上述の「You make me blue」のような切なさであったり、「Cry and Cry」のようなブラスアレンジが心地よいナンバーでも、サウンドに負けない歌唱力が際立ち、いつの間にか彼女の世界に誘われている。
今作でデビューとなる雪乃。
アルバムの完成度もさることながら、今後どういった活躍を見せてくれるのか楽しみなアーティストだ。
ちなみに、日本コロンビアの公式ページから視聴できます。
2012年04月01日
「サンキュー」 千綿偉功
今回は千綿偉功(ちわた ひでのり)さんのアルバム「サンキュー」を紹介します。
活動再開後「初」となるアルバム。
シングル「beginning」、「アイノウタ」が収録されています。
アルバム「rule」から実に6年半ぶり。
活動休止期間を経ての再開後初となるアルバム。
全曲を通して、アルバムタイトルのとおり"ありがとう"の言葉・想いが胸に残る。
シンプルな言葉だが、それを聴き手に自然と届けられるのは、これまで培ってきたものと伝えたい想いが詰まっているからなのかもしれない。
時にはアコギと歌声だけで、時にギターを主体にしつつ、ピアノや二胡が小気味よく絡むアレンジも秀逸で、アルバムとして聴いていて決して飽きが来ない。
もちろんそれは、千綿さんの繊細な歌声があってこそだということを忘れてはいけない。
「サンキュー」。
それは、ありがとうの言葉。
それは、聴いてくれた人へのありがとうの言葉。
それは、このアルバムに携わってくれた人全てへのありがとうの言葉。
「サンキュー」というアルバムは、そんな千綿さんの魂をこめた渾身のアルバムだ。
千綿偉功的日々(公式サイト)
活動再開後「初」となるアルバム。
シングル「beginning」、「アイノウタ」が収録されています。
アルバム「rule」から実に6年半ぶり。
活動休止期間を経ての再開後初となるアルバム。
全曲を通して、アルバムタイトルのとおり"ありがとう"の言葉・想いが胸に残る。
シンプルな言葉だが、それを聴き手に自然と届けられるのは、これまで培ってきたものと伝えたい想いが詰まっているからなのかもしれない。
時にはアコギと歌声だけで、時にギターを主体にしつつ、ピアノや二胡が小気味よく絡むアレンジも秀逸で、アルバムとして聴いていて決して飽きが来ない。
もちろんそれは、千綿さんの繊細な歌声があってこそだということを忘れてはいけない。
「サンキュー」。
それは、ありがとうの言葉。
それは、聴いてくれた人へのありがとうの言葉。
それは、このアルバムに携わってくれた人全てへのありがとうの言葉。
「サンキュー」というアルバムは、そんな千綿さんの魂をこめた渾身のアルバムだ。
千綿偉功的日々(公式サイト)