2011年10月30日

「星の夜の脈の音の」 nano.RIPE

今回はnano.RIPE(ナノライプ)のアルバム「星の夜の脈の音の」を紹介します。
nano.RIPEのファーストアルバム。
アニメ『花咲くいろは』のオープニング曲となった「ハナノイロ」、「面影ワープ」を含む全14曲が収録されています。

とにかく"待望"という言葉を使いたいアルバム。
それがnano.RIPEのファーストアルバム「星の夜の脈の音の」だ。

「ハナノイロ」、「面影ワープ」といったアニメ『花咲くいろは』の物語を彩った楽曲をはじめ、インディーズ時代に数多くのライブで培われた正統派ギターロックの音楽が存分に楽しめる一枚。

一曲目の「セラトナ」をイントロを聴いた瞬間、このアルバムというより、ライブの幕が開くような独特な緊張感と臨場感が走る。

続く「ハナノイロ」が彩りと疾走感を加え、「雨を待つ」、「15秒」と一気に世界観に惹きこまれていく。

「面影ワープ」といったセンチメンタルな感情が顔を覗かせたと思ったら、「星の夜の脈の音の」がインタールード的に入ることで、一度心を落ち着かせる。

「フラッシュキーパー」が二度目の幕開けという感じに圧倒的な疾走感で聴き手を誘い、「ノクチルカ」でギターの音色に酔いしれ、盛り上がりは最高潮に。

ここから「パトリシア」、「細胞キオク」と続くスローナンバーが流れの余韻に浸らせてくれ、「世界点」、「てのひらのマリー」でnano.RIPEの世界観を改めて感じることができる。

すると、一曲目からまた聴きたくなってしまうから不思議だ。

それは不器用ながらに今を生きていこうとする、詩の世界観がそこにあるからなのだろう。
それがnano.RIPEの良さであり魅力であり魔力でもある。

まずは一度聴いて欲しい。
そして、二度三度とまた聴いて欲しい。

そこには、聴き手の心をに寄り添うような世界がきっと広がっているから。

ちなみに、下記のamazonの商品ページから視聴できます。
また「星の夜の脈の音の」特設サイトから「セラトナ」の視聴もできます。

nano.RIPEオフィシャルサイト


星の夜の脈の音の【初回限定盤】(DVD付)

星の夜の脈の音の【初回限定盤】(DVD付)

  • アーティスト: nano.RIPE
  • 出版社/メーカー: ランティス
  • 発売日: 2011/10/19
  • メディア: CD



星の夜の脈の音の【通常盤】

星の夜の脈の音の【通常盤】

  • アーティスト: nano.RIPE
  • 出版社/メーカー: ランティス
  • 発売日: 2011/10/19
  • メディア: CD
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2011年10月23日

「ノルニル・少年よ我に帰れ」 やくしまるえつこメトロオーケストラ

今回はやくしまるえつこメトロオーケストラの「ノルニル・少年よ我に帰れ」を紹介します。
やくしまるえつこ5枚目のシングル。
「輪るピングドラム」OP主題歌となっています。

聴くほどに吸い込まれていくような世界観。

「ノルニル」は、くるくる回る迷路のような世界を、壮大な中に影を残すようなオーケストラの音色が広げ、そこに響くやくしまるさんの儚い歌声が、世界をさ迷いながらも突破口を開こうともがいている心情を感じさせてくれる一曲。

今までのやくしまるさんの楽曲にはないようなダークな一面が垣間見え、いい意味で裏切られた曲といえる。

「少年よ我に帰れ」は、「ノルニル」とは対照的に、何かに導かれるように前へ前へと引っ張られるような一曲。
オーケストラが加わることにより、曲の展開がよりドラマチックに仕上がっているのも魅力の一つだ。

やくしまるえつことオーケストラ。
この融合が一つの可能性を示してくれた一枚。

とにかくこの世界観に一度浸ってみてほしい。

ちなみに、みらいレコーズ オフィシャルYou Tubeチャンネルから「ノルニル」が視聴できます。


ノルニル・少年よ我に帰れ

ノルニル・少年よ我に帰れ

  • アーティスト: やくしまるえつこメトロオーケストラ
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2011/10/05
  • メディア: CD
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2011年10月16日

「虹空」 唄人羽

今回は唄人羽(うたいびとはね)の「虹空」を紹介します。
シングルとしては約5年ぶりとなる、待望の新作。
新しいレコード会社で心機一転した唄人羽の始まりを告げる一枚です。

「みんなの心に虹がかかりますように。」

そんな想いを詰め込んだのがこの「虹空」。

イントロのアコギの音色、優しいメロディ、本多さんの力強い歌声、安岡さんの絶妙なコーラス。
そのどれもが唄人羽らしく、そして懐かしい。

悲しい現実に直面している"あなた"へ一筋の希望の虹がかかるような、そっと寄り添ってくれる温かさを持った歌詞も、今の彼らが歌うことで、何倍も強い想いを感じさせてくれる。

シングルとしては約5年ぶりとなる今作。

待ちに待ったという"おかえり"の気持ちと、ここからまた新たな唄人羽が見れることが"楽しみ"になる一枚です。

唄人羽 OFFICIAL SITE


虹空

虹空

  • アーティスト: 唄人羽
  • 出版社/メーカー: IVY Records
  • 発売日: 2011/10/05
  • メディア: CD
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2011年10月09日

「Waltz Of Anomalies」 ナノウ

今回はナノウさんのアルバム「Waltz Of Anomalies」を紹介します。
Lyu:Lyuのボーカルとしても活動すしているコヤマヒデカズこと、ナノウのファーストアルバム。
「文学少年の憂鬱」、「ハロ/ハワユ」などの人気曲が収録されています。

ボーカロイド・クリエイターとして「文学少年の憂鬱」、「ハロ/ハワユ」などの名曲を届けてくれたナノウさんのファーストアルバムがこの「Waltz Of Anomalies」。

全10編の中に描かれる主人公の絶望と心の叫び。
それを時に激しく、時に静かな曲調で。
どうしうようもない感情を静と動の音で表現している。

また、今作ではナノウ本人、初音ミクのボーカルだけでなく、ゲストボーカルとしてニコニコ動画等で活躍するボーカリスト(MARiA、ばずぱんだ、リツカ、Φ串Φ)を迎えており、その歌声が曲の世界観により深い彩りを加えている。

また、もう一つ注目すべきは、「文学少年の憂鬱」、「青空の日」では元Syrup16gのキタダマキ(BASS)と中畑大樹(DRUMS)の二人がレコーディング参加しているということ。
曲が持つ雰囲気をそのままに、重厚な世界観が音にも表れていることがわかり、ファンならずともそれに惹きこまれてしまうだろう。

上述のとおり、ここには全10編の主人公の絶望と心の叫びが描かれている。
そのどれもが悲しい想い、悲しい世界を持っているわけだが、その悲しさは聴き手が簡単に聞き流せるものではない。

どこかで自分自身と重なる部分があり、それをどう受け止めるか考えさせられるだろう。

このアルバムは音、歌声、詩、その全てが聴き手に訴えかける一枚だ。

ちなみに、こちらからアルバムのクロスフェードが動画視聴(ニコニコ動画)できます。


The Waltz Of Anomalies

The Waltz Of Anomalies

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BALLOOM
  • 発売日: 2011/09/28
  • メディア: CD
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2011年10月02日

「PLACE」 Sound Schedule

今回はSound Scheduleのアルバム「PLACE」を紹介します。
2006年の解散から5年、期間限定ながら再始動したSound Scheduleのアルバム。
新録6曲、リアレンジ2曲、リミックス2曲の合計10曲入りのフルアルバムになっています。

Sound Scheduleが期間限定で再結成。

この言葉を聞いただけでもうれしかったのに、さらに新たにアルバムを作成すると聞いたときは、うれしくて仕方がなかった。

そんなサウスケから届けられたアルバムがこの「PLACE」。
内容は、新録6曲、リアレンジ2曲、リミックス2曲の合計10曲入りのフルアルバムというボリュームたっぷりな一枚。

サウスケらしさが出たアップテンポナンバー「グッドタイムコミュニケーション」に「たそがれスターライト」。
リアレンジの「君のためにできること」をはさみ、「言葉以上に」で見せる決意をこめた強いメッセージと迷いのない疾走感溢れるメロディが聴く人の心を掴んで離さない。

続く「しあわせの文字」はストリングスが効果的に加わり、シンプルだけど壮大な音で包み込む。
「超能力少年」、「ロックンロール」では、今まで以上にもロックな印象の楽曲を聴かせてくれたと思ったら、「恋焦がれ」で余韻に浸らせてくれる。

そして最後2曲にはリミックスされた名曲「ピーターパン・シンドローム」と「ことばさがし」がお出迎え。

懐かしいという言葉がどうしても先に出てきてしまうが、今のサウスケが歌うことで、当時よりも言葉が力強く響いてくる気がする。
それだけ、それぞれの時間を、それぞれの形で過ごしてきたことで、今だからできる表現というのがあるのかなと思う。

このアルバムは単なる記念ものではない。
今の彼らだからできた、サウスケの新たな定番となりうるアルバムです。

ちなみに、下のamazonの商品ページから視聴できます。

Sound Schedule "Project 2011"


PLACE

PLACE

  • アーティスト: Sound Schedule
  • 出版社/メーカー: A&A
  • 発売日: 2011/09/14
  • メディア: CD
posted by micarosu at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする