2018年07月15日

「COALAMODE.2〜街風泥棒〜」 コアラモード.

今回はコアラモード.の「COALAMODE.2〜街風泥棒〜」を紹介します。
コアラモード.の2ndアルバム。

「大旋風」、「花鳥風月」の衝撃。
このシングル2曲は、これまでの彼らのイメージを大きく変えた。

この流れでリリースされたのが今回のアルバム。
どんな内容になるか気になって聴いてみると、そこにあったのは王道のポップスの数々だ。

「トライアゲイン」という非常に爽やかで綺麗なポップナンバーに始まり、ちょっと懐かしさを含んだフックのあるメロディの「恋愛定規」へと続き、ここで早くも「花鳥風月」の登場。

凛とした空気感を漂わせながら、壮大な音色と大地に根付くような力強い歌声がその真ん中を突き抜けていく名曲。

アルバムの最後に置いてもおかしくないくらいの壮大さを持ち合わせているだけに、曲順を見た時はこの位置ではどうなのだろうとも思ったが、聴いてみるとここしかないだろうというくらい秀逸な掴みの3曲となっており、これを聴いたら最後まで耳を傾けないわけにはいかない。

ここからはよりポップな楽曲が並ぶ。

「バードマン」、「ごらんください」の心地良いナンバーをはじめ、思わず体が動き出してしまいそうなリズムとテンポが引っ張る「ホップステップジャンプ」、童謡のような耳なじみの良さを持った「どろぼう猫」に、次々と動物たちが出てくる愛くるしい「気球にのって」。

「大旋風」のような格好良いバンドサウンドで疾走するナンバーや、綴られた言葉が魅せる心情描写と繊細なメロディが耳に残る「僕に足りないものは」のような上質なバラードナンバーが入ることで、相互に楽曲の良さを引き立てあっているのも非常に良い。

これぞ王道のポップス。
その中にコアラモード.らしさを詰め込んだ珠玉の一枚。

ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
大旋風
花鳥風月

posted by micarosu at 21:51| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月08日

「櫛」 PARIS on the City!

今回はPARIS on the City!の「」を紹介します。
PARIS on the City!の1stシングル。

イントロの音色を聴いたとき、すごく王道のポップさを持った楽曲だなと感じた。

そのポップさを保ったまますごく爽やかな雰囲気も漂わせながら進行していくのだが、よく歌詞を聴いてみると、"悲しいメロディ"であったり"最悪で最高の彼女"といった意味深な言葉が次々と出てくる。

その陰の部分はサビのマイナー調への展開と繋がっていく。

ここまでの爽やかさとは違い、少しの妖艶さを持っているのだが、真ん中を行くメロディがとても綺麗なため、不思議な心地良さを感じながら聴く人の心を一気に掴んでいく。
この展開がとても絶妙だし最高だ。

王道のポップももちろん素晴らしいのだが、この楽曲のようにどこか少し歪んでいるからこそより活きるポップさ。
それが人を惹きつける名曲。

ちなみに、こちらで視聴できます。

posted by micarosu at 21:23| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月01日

「歓声前夜」 SUPER BEAVER

今回はSUPER BEAVERの「歓声前夜」を紹介します。
約2年ぶりのフルアルバム。

「歓声前夜」
すごく印象的なタイトルだ。

歓声が起こる前の夜。
このアルバムはまさにそのタイトルの通りで、これから歓声を起こすための一歩を踏み出す言葉が数多く並んでいる。

「ふがいない夜こそ」の"不甲斐ない夜こそ本当は出口だ"に始まり、あなたの声を聴かせてと歌う「虹」に、今できることを躊躇わないでと歌う「閃光」。
始まりのこの3曲を聴けばその意味がわかるのではないだろうか。

更に聴き進めると、アルバムにはもう一つの面があることに気づく。
それは"幸せ"だ。

今作ではこの"幸せ"という直球な言葉が何度も出てくる。

その中でも核となるのがその名も「シアワセ」。

静かな始まりから徐々に音と歌声の熱量が上がっていく名曲。
かなりの存在感を放つ楽曲なのだが、最近の楽曲ではないよなと思って調べてみたら、メジャー時代のシングル曲の再録とのこと。

この楽曲をあえて今持ってきたこと。
それはタイトルの通りの"幸せ"をこのアルバムを通して感じて欲しい想いがあったのかもしれない。

また、この楽曲の配置はすごく重要で、ここで高まった幸福感を持ったままシングル曲でもある「美しい日」、幸せと歓声というアルバムの中心的なテーマの楽曲「嬉しい涙」と流れていく展開は最高の言葉しか出て来ないほど素晴らしい。

最後は「全部」がこれら全ての想いを受け止めて心地良い余韻を残すのも一つ聴きどころ。

歓声への一歩と幸せ。
その大きなテーマについて、非常に熱く真摯に聴いてくれる"あなた"に歌う一枚だ。

ちなみに、こちらでアルバムのトレーラーが視聴できます。

posted by micarosu at 22:13| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月30日

Moonlight J-POP 18年4月篇

今回は2018年4月度のマイベストを紹介します。

投票には参加しておりませんが、引き続きサブコンもよろしくお願いいたします。
ダウンロード

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2018年06月24日

「HELLO YELLOW」 D.W.ニコルズ

今回はD.W.ニコルズの「HELLO YELLOW」を紹介します。
D.W.ニコルズの4thフルアルバム。

CDに帯にはこんな言葉が書いてある。

『あらためまして、こんにちは。D.W.ニコルズです。』

今作はその言葉通り、これまでD.W.ニコルズを知らなかった人にもその良さを存分に味わってもらいたいという集大成にして原点回帰のような一枚になっている。

それは「愛に。」が収録されていることからもよくわかると思う。

D.W.ニコルズ初の全国流通盤の表題曲であり、リリースから10年経った今何故?と思ったけど、アルバムの想いを知ってすごく納得できた。

再録音した楽曲は、10年経って色褪せないばかりか、より深みと色味を持った曲に仕上がっていた。
D.W.ニコルズの歴史と今を聴かせるには、これ以上の楽曲は無いだろう。

ただこれほどの楽曲が収録されてしまうと、今の楽曲が霞んでしまうのでないかという一抹の不安もあったが、そんな不安の必要も無いくらい今の彼らの楽曲が輝いている。

例えば、アルバムのリード曲の「はるのうた」。

カントリー調の心地良いリズムに相手を想うシンプルな言葉。
それを真っ直ぐに心に届けつつも、"かなしみは風の中へ"といった自然に溶け込むような言葉を絡めることで、世界観に少しの色味と幻想を広げてくれるのが素晴らしい。

カントリー調の楽曲はアルバムの中でも印象的で、ミニアルバム「スマイル4」にも収録されていた「フォーエバー(album mix)」のオーガニックな心地良さに、「さざなみ」のタイトルどおりの寄せては返す空気感の愛おしさは一度聴けば惹きこまれてしまう。

それ以外にも、ワクワク感を持った「アドベンチャー(album ver.)」や「オーライ!」、突拍子も無い詩の展開が楽しい「肉食系男子のうた」など、D.W.ニコルズの良い所がたくさん詰まったアルバムになっている。

D.W.ニコルズ、良いな。
聴いたらそんな風に思ってしまう一枚だ。

ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
はるのうた
愛に。

posted by micarosu at 21:57| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする