2019年04月21日

「花実〜kajitsu〜」 鈴木花純&櫻井里花

今回は鈴木花純&櫻井里花さんの「花実〜kajitsu〜」を紹介します。
ソロシンガー鈴木花純さんと櫻井里花さんによるボーカルユニットの1stシングル。

妖艶で幻想的。
始まりから漂うのはそんな世界観だ。

実らなかった二人の関係。
思い出が更に鮮明にする孤独の存在感。

描かれた詩の世界を心揺さぶる歌声と歌声が響かせ、詩だけでは見えない奥深くに隠された感情まで聴かせてくれる。

それぞれ実力派の歌い手ではあるが、この二人の歌声が融合されることで、感情の深みが増し、緊迫感で圧倒してくる。
ソロではなく、この二人が歌うからこそより活きた楽曲と言える。

これからの活動も気になるとろこだが、まずはこの名曲を堪能してみてほしい。

ちなみに、こちらで視聴できます。

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2019年04月18日

Moonlight J-POP 19年2月篇

今回はサブコンで発表した、2019年2月度のマイベスト10を紹介します。
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2019年04月14日

「HOMETOWN MUSIC LIFE」 坂本サトル

今回は坂本サトルさんの「HOMETOWN MUSIC LIFE」を紹介します。

全編コラボレーションによる2枚組みの作品集。

1枚目はコラボレーションライブ「おもいでレストラン」で生まれた楽曲を中心に。
2枚目は企業や団体から依頼を受けて制作された楽曲が収められている。

まず1枚目。

アコギとピアノの印象的な音色から始まる「タビガラス feat. リクオ」。
素朴さと泥臭さを感じさせつつ、凄くお洒落で上品さも兼ね備えている不思議で魅力的な楽曲でアルバムは幕を開ける。

アルバム「プレゼント」に弾き語りで収めれていた名曲「コーンスープ」の完全盤としてバンド編成でレコーディングした素晴らしい一曲をはじめ、松本英子さん、加藤いづみさん、熊谷育美さんと、サトルさんの盟友と作り上げた個性的な楽曲が並ぶ。

中でも「HOMETOWN MUSIC LIFE feat. 熊谷育美」は印象的だ。

ソウルやロック感の強い骨太な歌いだしからその存在感に惹き込まれる。

サビの幕開けとともに疾走感あるリズムと二人の力強い歌声で駆け抜けていく展開は圧巻。
"ホームタウンミュージックライフ"の言葉は一度聴けば耳から離れない。

そして2枚目。
始まりから圧倒的存在感を放つ「何のため 誰のため」。

サッカーチーム「ラインメール青森FC」のオフィシャルソングとして書き下ろされた楽曲。
ギターが古川昌義さん、鍵盤関連が真藤敬利さんという、まさにSTANDARD PROTOTYPEな布陣。

重厚なコーラスと骨太なギターサウンドで幕開けと躍動感、明日への希望と推進力を聴かせてくれる格好良さ全開の熱い一曲。
ここまで重厚で熱い楽曲はかなり新鮮だ。

と思ったら次は「いつのまにか夢がかなうように」では風を感じるような軽快な音色を聴かせてくれる。
ギターにはブリトラの伊藤多賀之さんが入っているのも、この爽やかさを演出している一因かもしれない。

「3つの花」は青森県南部町の合併10周年記念ソング。
イントロのピアノ音色から穏やかな雰囲気を醸しだす優しい楽曲。

南部町の景色が浮かんでくるような詩と南部町の小中学生の自然な歌声が胸に響く。

胸に響くという点では「この街に生まれた意味」も大事な楽曲。
東日本大震災から1年経った2012年に仙台青年会議所から依頼を受けて制作されたという。

この楽曲から溢れているのは感謝の想い。

"ありがとう"という直接の言葉の意味もあるが、ステップを踏むようなリズムに軽快な音色、そして被災者の皆さんとサトルさんの生命力感じる歌声。
歌が出来ることの一つの形を見たような一曲だ。

2枚合わせて11曲。
普通のアルバムの収録曲なのだが、2枚組みということと、それぞれに濃い楽曲が並んでいることもあってか、非常に満足度の高いアルバムに仕上がっている。

ホームタウン青森で紡がれた珠玉の楽曲達を堪能あれ。

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2019年04月07日

「邂逅ノ午前零時」 CIVILIAN

今回はCIVILIANの「邂逅ノ午前零時」を紹介します。
CIVILIAN、初のコラボレーションEP。

新境地。

初めて色んなアーティストとコラボをした意欲作で、今までにないCIVILIANを堪能できる。
いや、新しい化学反応により、異次元の良さへ辿り着いたと言っても良いほどに素晴らしい作品になっている。

「邂逅ノ午前零時」はコラボ楽曲では無いのだが、臨場感と緊張感が伝わってくるインスト曲になっていて、これから始まる新しい世界への幕開けを期待させる。

まずは「I feat. まねきケチャ」。
これがとんでもなく素晴らしい。

離れていく二人のすれ違った感情をどこか坦々と語るように歌い上げているのだが、その奥に秘めた感情から滲み出る物語が愛らしく哀愁を誘う。
愛していたのではなくIだけを見ていたのだと。

この感情の尊さは楽曲の後半になるにつれて高まっていく。
特に最後のサビからその後に少し張り上げるように繰り返される言葉に、心が揺さぶられっぱなしになる。

あまりに感情が引っ張られるので、聴き終えた後に若干放心状態になるほどエモーショナルな楽曲だ。

これだけの楽曲を聴いてしまったら他の曲が負けてしまうのでないかと思うほどだったが、「僕ラノ承認戦争 feat. majiko」だって負けていない。

イントロ格好良さ全開のハードなロックナンバー。
majikoさんの声量ある迫力の歌声とコヤマさんの歌声の掛け合いが印象的なメロの展開から、サビではmajikoさんの歌声とコヤマさんのコーラスが重なり合って圧倒的なパワーを持ってグイグイ引っ張っていくのが熱い。

「campanula」は中田裕二さんプロデュースの美しいロックバラード。

中田さんということもあり、少し歌謡曲のようなムーディーで聴き馴染みの良い音色とメロディを有しながら、コヤマさんの歌声から滲み出る感情の風景に思わず惹きこまれてしまう。

もちろんプロデュースによって良さが出てきた部分はあるが、CIVILIANがそもそも持つポテンシャルがあるからこそここまで映える楽曲に仕上がっている。

コラボというのは新しい世界を見せるきっかけであり、更なる成長へのきっかけにも成り得る。

EPのタイトルでもある邂逅は巡り会い。
午前零時は一日の始まりの時間だ。

この巡り会いから始まる新しいCIVILIAN。
幕開けにして最高のステージがここにある。

ちなみに、下記リンクからそれぞれの楽曲が視聴できます。
I feat. まねきケチャ
僕ラノ承認戦争 feat. majiko

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2019年03月31日

「MEME」 Brian the Sun

今回はBrian the Sunの「MEME」を紹介します。
Brian the Sunのメジャー3rdアルバム。

濃い。
それがこのアルバムを聴いて感じたことだ。

特に前作がポップな印象が強かったこともあり、今回のロック色の強い感じは少しインディー時代を彷彿とさせる。
「まじでうるせぇ」、「ファストワルツ」辺りの格好良さはその最たるもの。

ライブのような勢いがあるのもアルバムではかなり印象的。
1曲目の「Lonely Go!」から「まじでうるせぇ」はほぼインターバル無しで入ることもあり、驚きとともに臨場感と熱気が伝わってくるのが最高の展開だ。

反対にアルバムの後半の「僕らの未来を照らすためのうた」や「MINT」のゆったりとしたテンポに乗る優しいメロディとシンプルで真っ直ぐな言葉で聴かせ、温かい気持ちにさせてくれるのも堪らない。

と思ったらラストに「MILK」が待っている。
これはかなり異色。

イントロから醸しだされる泡沫と混沌の世界観。
コーヒーに混ざったミルクは元には戻らないという儚さは後ろ向きな雰囲気にも感じるが、儚いからこその美しさのようなものも感じさせる。

この楽曲をあえて最後に置いてあることで、アルバムに強烈なインパクトを最後の最後に残してくれる。

今作では初めて外部プロデューサーとして江口亮さんを迎えていることもあり、今までに無い内容の仕上がり。
音楽と向き合い見つめ直し、更に高めたことで生まれた一枚だ。

ちなみに、こちらでアルバムのダイジェストが視聴できます。

posted by micarosu at 22:02| Comment(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする