2022年06月30日

Moonlight J-POP 22年5月篇

今回はサブコンで発表した、2022年5月度のマイベスト10を紹介します。
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2022年06月12日

「音楽の盾」 アンダーグラフ

今回はアンダーグラフの「音楽の盾」を紹介します。

かなりインパクトのあるアルバムタイトルに感じた。

実際、今までのアルバムよりかなり強いコンセプトが存在している。

"正しい事の本質を見抜き、大切なことを忘れないように。確かなものを守るために。"

コロナや戦争など、目を疑いたくなるような現状に対して、アンダーグラフの音楽が出来ること。
それを一つの形にしたのが今回のアルバムだ。

楽曲タイトルからもそのコンセプトを感じるのだが、中でも目を引くのは「勇気ある撤退を」。

先行してMVも公開されたいた楽曲で、その踏み込んだ言葉の強さは凄まじい。

何故愛しい日々を奪っていくのかと、戦争で生まれた悲しみに対する嘆き。
そして、やがて来るはずの宣言を待ちつつも、今を生きていかなければいけないもどかしさ。
それらが詰め込まれている。

サウンドやメロディはメジャー初期のイメージに近いところもあり、古参から初見でも馴染みやすいところも非常に良かった。

アルバム全体を通してもこのサウンドとメロディの傾向はあって、「矛と盾」、「インサイドベッド」辺りの陰のある音空間には少しの懐かしさと安心を感じることと思う。

それとは逆に、柔らかく優しく聴かせる楽曲も非常に良い味を出している。

「今、僕ら平和な空を見ている。」、「暗順応」も良いのだが、やはり存在感があるのは「祈り」だろうか。

イントロのピアノの音色からかなり繊細な雰囲気を醸し出しているこの曲。

「祈り」というタイトルから少し重めの内容も想像していたが、綴られた言葉は辛い現状を生きる君へ寄りそう応援歌。

"頑張る君がいつも 幸せであるように 祈ってるよ"

言葉にしてしまうと非常にシンプルなのだが、真戸原さんの歌声と感情揺さぶるメロディが掛け合うことで、真っ直ぐ響いてくる。
曲の後半に行くにつれて歌声の感情が高まってくるのも聴きどころで、聴き終えた時に安心感と心地よい余韻を感じさせるのが魅力。

実際反響もあるようで、6/8発表の『週間 USEN HIT SNSランキング』で10位にランクインしているとのこと。
アンダーグラフの新たな代表曲に成れる要素があるので、聴いてみて欲しい。

もちろんこの曲だけではなく、アルバム全体で非常にクオリティが高く、渾身の名曲が詰まった名盤と言っていい。
長いキャリアでここに来てここまでの名盤を出してくるとは。

【視聴】
矛と盾
祈り
勇気ある撤退を
今、僕ら平和な空を見ている。

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2022年06月05日

「でっかいワンちゃん」 超能力戦士ドリアン

今回は超能力戦士ドリアンの「でっかいワンちゃん」を紹介します。

衝撃だったというか、問題作というか、この手の楽曲で久々にこれは!?という楽曲に出会った。
「傘2」である。

先日4月のランキングを発表しているので見た方は知っていると思うが、4月度2位に挙げた曲。

最初聴いた時は単純なネタ曲かなと思ったのだけど、よくよく聴いてみると、傘の事情について結構核心をついていて歌詞だけでも面白いし、何より圧倒的に耳に残るメロディと展開の小気味良さも相まって、あまり類を見ない名曲と直感した。

3分ほどで一瞬で駆け抜けていった名曲の残像があまりに強すぎたものの、もしかしたら気のせいだったかもしれないと思い、その後確認のために何度も聴き直したけど、やはり感想は変わらなかった。

結論。
「傘2」は名曲である。

もう完全にヤラれたなという感じだ。

その流れで収録されたミニミニアルバムも聴いてみたのだが、なかなかに良い。
いや、楽しいと言った方が良いかもしれない。

「ゴリラのドラミングーチョキパー」、「カフェかと思ったら美容院だった」、「相談風自慢遺憾」とかタイトルからもうふざけた感じ(誉め言葉)ではあるのだけど、タイトル通りの内容をあの手この手で押して引いて聴かせてくれる。

中でも「カフェかと思ったら美容院だった」はキャッチーなメロディとふざけんな!という歌詞の想いを、勢いのある展開に乗せて聴かせるのが非常に良い。

「歌って踊って笑顔で帰ろう! 抱腹絶倒3ピースバンド」をキャッチコピーに活動する彼らの個性が出た1枚。
十二分に楽しませてもらった。

【視聴】
傘2
ゴリラのドラミングーチョキパー

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2022年05月30日

Moonlight J-POP 22年4月篇

今回はサブコンで発表した、2022年4月度のマイベスト10を紹介します。
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posted by micarosu at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | Moonlight J-POP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月29日

「菫/言葉にできない」 坂本真綾

今回は坂本真綾さんの「菫/言葉にできない」を紹介します。

ともにアニメタイアップのついた両A面。

「菫」はTVアニメ『であいもん』OPテーマ。

『であいもん』は京都の和菓子屋を舞台にした物語ということもあり、今作では京都出身のロックバンド「くるり」の岸田繁さんが作・編曲を担当している。

原作をかなり意識して作っているようで、繊細さや優しさ、人情味といった空気がメロディと音から感じられ、聴いていると温かい気持ちにさせてくれる。

岸田さんからここまで優しく繊細な楽曲を聴かせてくれたのは意外だった。
そのくらい良い意味で裏切られた楽曲。

歌詞の面でもかなり原作の想いが反映されていて、繋がりと寂しさ、出会いと別れとストレートな表現を使いつつも、彼女らしい言葉の紡ぎ方をしているのが印象的。

原作を抜きにして聴いても違和感はなく、一つの楽曲として非常に素晴らしいものだった。

両A面のもう一曲「言葉にできない」はTVアニメ『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』第3期EDテーマ。

こちらは本人作詞作曲のミディアムナンバー。
本人作詞作曲によるアニメタイアップとしては「ハロー、ハロー」(『あまんちゅ!〜あどばんす〜』ED)以来4年振り。

こちらも出会いと別れというキーワードがあるが、旅立ちの中での成長と、それを支える人との関係が垣間見える。

言い換えるならば、離れていても繋がる想い。
それが言葉とメロディが伝わってくる。

h-wonderさんによる飾り過ぎないストリングスやカントリー風のアレンジも聴きどころ。

カップリングにはbayfm『ビタミンM』1000回記念ソング「千里の道 -studio live-」も収録されていて、もはやEP作品やミニアルバムに近い充実の内容。

是非一度手にしてみて欲しい。

【視聴】

言葉にできない

posted by micarosu at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする